審判自体を回避できなくとも、審判による被害を最小限に抑えたい

 審判回避プロジェクト

52トーマス・ウォルシュ書信のウソ(9/12)

■金北米総会長は、オリンハッチ議員がお母様の講演に先立ち、挨拶して下さったことについて、以下のように語られました。

□金起勲北米総会長:このオリンハッチのメッセージを映像でご覧になったと思いますが、決して私達が原稿を書いたり、コメントをしたり、そのようなことは一切しませんでした。オリンハッチ議員自らが真のお母様を尊敬し、愛する気持でそのような紹介をしました。

■「決して私達が原稿を書いたり、コメントをしたり、そのようなことは一切しませんでした」と言っておられます。そんなことを誰も勘ぐったりしません。オリンハッチ議員の挨拶の原稿を別の人間が書いたなどと、誰が考えるでしょうか。金北米総会長はそんなことは言わなければよいのです。それなのに、わざわざ言ったってことは、自分達はそういうことをよくやっているということでしょう。オリンハッチ議員の挨拶は以下です。

私が尊敬する

□オリンハッチ議員:韓鶴子総裁は私がとても尊敬する素晴らしい女性です。平和の擁護者であり、これからも持続的に影響を与えて下さることであることを願っています。今回この場に同席させて頂けることを光栄に存じます。韓鶴子総裁、感謝致します。

■金北米総会長の報告の後に、トーマス・ウォルシュ世界UPF会長の書信というのが、ユンヨンホ副室長によって代読されました。ご本人は遠くアメリカにいますので、他人がこの書信にいくらでも、好きなことを書き加えることができる、願ってもないチャンスの到来でした。すなわち、金北米総会長が「決して私達が原稿を書いたり、コメントをしたり、そのようなことは一切しませんでした」というのは、この特別集会が始まる前に、ご自分がトーマス・ウォルシュ会長の書信に、せっせと書き込んだことを念頭に語ったことなのです。書き込んだことが、「とても尊敬する素晴らしい女性」とか、お母様を讃美するハッチ議員の言葉に似ていたのです。

何を書き込んでも、その場にいないトーマス・ウォルシュ会長が書いたことにできますから、お母様を讃美する、自分では恥ずかしくて言えないような、歯の浮くようなことをいくらでも書き込めます。そういう観点でこの書信をチェックすると、どの部分が書き込まれたものなのか、よく分かります。

■まず、書信冒頭の赤字が、書き込まれた部分です。

□トーマス・ウォルシュ会長書信:愛する真のお母様。どれ程素晴らしい2016年でしょうか、どれ程素晴らしいお母様でしょうか。真のお母様は長子国家であるアメリカ訪問を通して、驚くべき勝利を収められました。2016年2月初め、真のお母様が、世界平和国会議員連合創設を指示なさった時、お父様のご聖和以後の3年間の侍墓精誠期間を終えられ、眠りから覚める覚醒の時であることを感じました。

■開口一番、お母様を最大級に褒めたたえるこの言葉は、お母様を祭りあげようとする者によって作られたものです。2016年2月15日の発起人総会から始まった、世界各地で開催された創設大会に必ず参加していたトーマス・ウォルシュ会長からすれば、この赤字部分を抜いて、「愛する真のお母様。2016年2月初め、真のお母様が、世界平和国会議員連合創設を指示なさった時、お父様のご聖和以後の3年間の侍墓精誠期間を終えられ、眠りから覚める覚醒の時であることを感じました」と始まる文章の方が自然です。

そこで、この讃美の枕詞は、ゴマすりを聞き慣れた取り巻き連中にとっては、「また始まった」ぐらいのことなのですが、「どれ程素晴らしいお母様でしょうか」というこのひと言が、爆弾のように、ピンポイントでお母様の心の中で炸裂しました。動画をよくご覧ください。回りの人間には何の反応も引き起こさないこの一言が、お母様をこの上なく喜ばせています。この上もなくお喜びのご様子が、お顔の笑顔だけではなく、お母様の全身に広がっていることが、テーブルの縁で動く、お母様のお手に現れています。カメラはその瞬間を逃さず捕らえています。


■この映像は、残念なお母様の人格のレベルを明らかにしています。讃美のひと言に、お母様は舞い上がっておられるのです。人間はこの世に誕生して、子女の愛、兄弟の愛、夫婦の愛、父母の愛と、4大心情圏を通過しながら完成に向かって行きますが、お母様のお心の成長レベルは、讃美されて簡単に舞い上がってしまわれる次元にとどまっていると見ることができます。それは、かわいいと言われて喜ぶ、結婚前の女の子のレベルぐらいと言えるでしょう。

その上、「どれ程素晴らしいお母様でしょうか」は、トーマス・ウォルシュ会長の真心から出た言葉なのではなく、金北米総会長のゴマすりの、作られたウソの言葉なのです。お母様にとってそのお喜びをお隠しになれなかったのは、白人のトーマス・ウォルシュ会長から言われたということが大きかったのではないかと考える時、サタンが光の天使を装ってエバを誘惑した堕落の構図が、ユンヨンホ副室長が読む、その書類の上に再現されているのです。

お父様ご聖和3周年記念式の期間、世界青年学生総会が開かれており、2015年8月29日に、天城旺臨宮殿でお母様がお話されたことがありました。私は外にいて、ラジオで通訳を聞いていました。若者が相手なので、お母様が何かを呼びかけられると、それに応えて大きな歓声が上がっていました。

□NewsOnline:8月28、29日の2日間、韓国・清平の天宙清平修錬苑で「2015青年学生世界総会」が開催され、世界中から約3500人の青年学生が集まりました。(中略)2日目には、真のお母様が3500人の青年学生たちに対し、み言を語ってくださいました。真のお母様のご入場の際、お父様を慕う「アボジ!」の大合唱が続き、最後に「オモニ」「ウリガ・ヨギ・イッスムニダ!!HERE,WEARE!(私たちはここにいます!!)」の声が響き渡りました。青年たちの歓声に応えるように、お母様は青年学生たちに向け、「若い勇士たち、あなたたちが実質的な未来の主人になりますね?」と問い掛けられると、青年学生たちは、さらなる大歓声で答えました。(2015.9.16世界平和統一家庭連合 News Online)

スーパースター

■お母様がお帰りになり、清平の参加者全員が集まった会場で、李基誠苑長が壇上に立たれて講話される時、本題に入る前に、お母様が青年の集会を終えられて、お帰りになる時の様子を話題にされました。お母様はエレベーターに乗り込まれて、階下へ降りられましたが、そのエレベーターの中で、いっしょに付き添われていた善進様がお母様に言われたそうです。「お母様はスーパースターです」。それは、青年達の歓声が、まるでアイドルに対するような大歓声だったからです。李基誠苑長は善進様と同じく、お母様を讃美する立場で、その話をされました。私は、お母様が善進様のこの言葉に、どれほどお喜びになり、どれほど満足されたか、容易に想像することが出来ます。上のビデオの通りです。

私はこの期間、不登校の娘さんを連れて来られていた、あるご婦人にお会いしました。清平で恵み深い青年学生の集まりがある、お母様にもお会いできると聞かれて、娘がどうなってくれるかは分からないけれども、何とかなってくれる、きっと何とかなってくれる、そのきっかけになってくれるかも知れないという、藁にもすがる思いがありました。お母様は真のお母様なのだから、きっと娘を生かして下さる何かの恵みがあるに違いない…。3500人の中には、そんな思いの親に連れられて来た子供もいたのです。その子の小さな歓声も混じっていたでしょう。それなのに…、スーパースターだとおだてられるなんて…、それで喜ばれるなんて…。(ガッ…クシ… )

■月刊誌「致知」の最新号に以下の対談がありました。

□桂歌丸:もう一つは「褒めてくれる人は敵と思え。教えてくれる人、注意してくれる人を味方と思え」。これは噺家になって間もない頃、今輔師匠に言われました。この言葉には続きがありまして、「褒める人というのは、芽が出てきた時に、プツンと摘むのと同じ。褒められると、自分はそれでいいと思っちゃう。教えてくれる人、注意してくれる人、こういう人が足下に一所懸命肥料を与え、若木を大木に育て、花を咲かせ、実らせようとしてくれている」と。
□中村吉右衛門:味のある言葉ですね。
□桂歌丸:人間ですから、褒められれば嬉しくなっちゃいますよね。ところが、褒められるとそこで止まっちゃう人が何人もいるんですよ。
□中村吉右衛門:歌舞伎の世界でも全く同じです。私は幸いなことに、叱る方ばかりが周りにいらっしゃったから、ありがたかったですね(笑)。(「致知」2017.2/P.16)

■人間として本当の苦労をすれば、簡単にはおだてに乗らなくなります。もし、おべっかを使う人間がいれば、その卑しい心根を見抜いて、厳しく咎めるでしょう。ところが、お母様は褒め言葉に弱く、むしろご自分から褒められることを求めておられます。この青年学生世界総会の時にも、ジュネーブの国連で演説されたばかりであることをお話しされ、「よくやったオモニでしょ」と、子供相手に称賛を求めておられました。それは、ご自分が愛されたいという、受ける愛のレベルです。幹部連中はお母様のそのレベルをよく知っているので、自分達の目的を達成する為に、いくらでも甘言を弄するのです。口はタダです。

この書信に追加されたウソ部分は、分量にして全体の半分以上になります。仕分けは難しくありません。歯が浮くような内容なので、ゴマすりのために追加されたものであることを、容易にご納得いただけるでしょう。トーマス・ウォルシュ会長がこのことをお知りになれば、「オレ、そんなこと言ってねえよ(I did not say those !)」って、思わず叫ばれるでしょう。追加部分を抜いたあとの原文も参考の為に付けておきます。

勝手に捏造

原文は、ソウルでの発起人総会から始まった世界指導者会議(ILC)の一年の動きに触れ、それが今回のアメリカでの一連の行事に結実していったことに感謝していますという内容であるのに比べ、書き加えられたものは、冒頭の讃美及びケネディコーカスルームでの出来事への讃美①②③、また、これから頑張りますという忠誠の誓い④が大きな特徴になっています。讃美と忠誠、祭り上げの構図がよく見えてきます。

■以下が追加されたものです。

□①追加部分:どれ程素晴らしい2016年でしょうか、どれ程素晴らしいお母様でしょうか。真のお母様は長子国家であるアメリカ訪問を通して、驚くべき勝利を収められました。

□②追加部分:上院議員において、真のお母様のみ言が宣布されたその夜は、まるでクリスマスのように平凡な日ではありませんでした。まるで魔法のようであり、奇跡が起こったようでした。上院議員達が列をなして入場し始めました。まるでアカデミー受賞会場に入場する俳優達のようでした。

□③追加部分:真のお母様のその日のみ言はアメリカに伝わるそのメッセージは原稿もなく、更には一瞬のためらいもなく水が流れるごとく伝えられました。優雅な語調の中にも力強さが伝わり、至高で真実なる天のみ言を宣布して下さいました。この国の霊魂を治癒して下さる生命の薬でした。真のお母様はワシントンタイムズで、マンハッタンセンターで、そしてイーストガーデンでも、続けて私達を指導して下さいました。父母様は私達の真の師であり、真の父母、真の主人であられます。もし、イエス様がローマに行って皇帝であったティベリウスに会い、当時の諮問機関であり皇帝を任命することができる強大な権力を持つ上院600名で構成されたローマの元老達の前でみ言を語ることが出来たと想像してみて下さい。独り子と独り娘だけが彼らに直接語ることが出来たでしょう。しかしながら、当時の摂理的失敗により、そのようなことは現実には起こりませんでした。けれども、真の父母様はアメリカに来られ大統領に、そして国会議員達の前でみ言を下さいました。数多くの反対と迫害、悲惨な牢獄生活をするなどの試練の中でも真の父母様は全てを乗り越えられ、勝利されました。

□④追加部分:メシヤ、独り娘、真の父母を迎える為の信仰と実体基台がありました。韓国日本アメリカそして全世界が一つになりました。全大陸が一つになりました。内外が一つになりました。新世代と旧世代が皆一つになり、カインとアベルが真の父母様を中心として一つになりました。真のお母様、私達は今や、第一歩を踏み出しました。私達はお母様と歩調を合わせ、立ち止まりません。神様は休まれません。ワシントンタイムズにおいて真のお母様は今正に私達の責任を果たさなければならないとおっしゃいました。必ずそのようにします。あなたがおっしゃられた通りに神様は全世界に真の父母様のみ言を受け入れる準備が出来た人々を備えて下さっています。私達は今や真の父母様のご聖誕節とより大きな勝利に向かって、そして、2017年、2018年、2019年を経て、2020の勝利に向かって、突き進んで行きます。真のお母様、私達はあなたに侍り、お支えし、世界的な次元で勝利をお捧げすることを誓います。2016年、私達は天宙的な覚醒を、奇跡を目撃しました。神様の国、天一国が目前に来ました。

■以下が、追加される前の原文です。(<①>等は追加されたものが元あった場所)

□トーマス・ウォルシュ会長書信原文:愛する真のお母様。<①>2016年2月初め、真のお母様が、世界平和国会議員連合創設を指示なさった時、お父様のご聖和以後の3年間の侍墓精誠期間を終えられ、眠りから覚める覚醒の時であることを感じました。真の父母様ご聖誕記念日当時、2016年、ILCの期間にあった驚くべき勝利と、韓国国会議事堂での世界平和議員連合創設大会の後、お母様が躊躇されたり、休まれることもありませんでした。

私達に次のいくつかの核心目的に焦点を当てて、UPFを中心に、地域次元のILCの行事を連続して開催しなさいと命じられました。
①真の父母様と真の父母様の平和ビジョン、そして、真の父母様の本質についての教育
②現職国会議員達を召集し、地域次元のIAPP(世界平和国会議員連合)創設
③気候変化、テロ暴力紛争、難民問題、過激主義増加のような人類が直面している主要問題解決の為の努力
④国際平和高速道路プロジェクト及びピースロード促進

真のお母様、あなたの知恵と導き、リーダーシップを基盤として私達はインスピレーションとエネルギーを得て、固い決意をするようになりました。真のお母様は2016年ILCの日程を長子国家の首都ワシントンDCで締めくくるように指示されました。そして真の父母様が議員達に直接み言を下さる為に訪米して下さることになりました。それはどれ程アメリカにとって貴重で大きな機会でしょうか。驚くべき勝利です。前例のない大勝利でした。今まで領域を問わず、全ての政党からそのような熱烈な支持を受けたことはありませんでした。

<②>彼らはかつてILCでスピーチをした議員達です。私達の運動に同参しなければというインスピレーションを受けたのです。そして海外から来た国会議員達を感謝の思いで丁重に迎えました。<③>2016年、1年間おこなわれた一連のILCの行事は全てワシントンDC大会の為の基礎を固めるものでした。アメリカは一国だけでは神様と真の父母様の元に出て行くことは出来ません。必ず全世界と共に行かなければなりません。これが今回ワシントンDCで起こったことです。<④>真のお母様、ありがとうございます。私達は真のお母様を愛しています。


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■ プロフィール

澤田地平

Author:澤田地平
1953年長崎県生まれ
6000家庭
サンクチュアリ江戸川教会教会長
携帯:080-3272-0026
e-mail:swdsw5@yahoo.co.jp
ご連絡お待ちします。
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