審判自体を回避できなくとも、審判による被害を最小限に抑えたい

 審判回避プロジェクト

234松濤本部前行動6.24/お父様には原罪あり発言

■昨年の真の父母様御聖誕日においては、その前後に様々な行事が開催されました。まず、真の父母様御聖誕記念式と孝情文化祝祭、そして、世界首脳会議および国際指導者会議、第2回鮮鶴平和賞授賞式、国際科学統一会議、奨学証書授与式および奉仕賞授賞式、天一国指導者総会、孝情文和国際カンファレンス、天一国基元節4周年記念式など、世界からの来賓を交えた国際的な会合が多く持たれましたが、この中の重要な行事のひとつとして2月7日、天一国指導者総会の後、天城旺臨宮殿の大ホールにて、国際学術シンポジウムが開催されました。

□週刊ブリーフィング(2017.2.11号):2017天一国指導者総会が約500名の世界指導者が一堂に会する中で開催されました。文善進世界会長は開会の辞を通して、真の父母様との一体化、真の父母様を宣布、成長と和合の環境造成という内容で語られ、天一国5年の勝利を決意しました。その後、13大陸の2017年戦略発表を通して、国家復帰のための各大陸別の多様な方法論を共有し、真の父母様が強調された、高地奪還のための決意の時間を持ちました。


それと共に、摂理機関の特別報告を通して、真の父母様を中心として行われている、全方位的な活動と計画を共有し、ビジョン2020勝利と実体天一国安着を成すために全力投球することを決意しました。3日間の熱い報告と決意の時間を持った指導者たちは、2017世界戦略発表を通して、真の父母様の心情的な基準を共有し、天一国5年を必ず勝利し、真の実績を奉献して差し上げることを誓いました。

続いて、孝情学術苑創立総会国際学術シンポジウムが、世界中の学者、および指導者約500名が参加する中で行われました。ビジョン2020摂理のために、天の父母様に対する孝情の思想を基盤とし、天一国安着のための学者たちの研究発表と摂理の流れを考察する時間でした。

2万名大会募集

■この国際学術シンポジウムにおいて、3人目の講演者として、金振春教授が壇上に上がりました。参加者全員に配られた韓国語のテキストを用いながら、「真の父母様の独生子・独生女研究」という題目で講演しました。このテキストは300ページ余りの厚い本ですが、この内、金振春教授の論文が41ページです。この論文の前書きに以下の文章があります。

□金振春:真の父母様の独生子・独生女に関する論議は、2014年6月、真のお母様の勝利帰国歓迎会のとき、初めて公論化された。その後、天一国最高委員会で、独生子・独生女に関し簡単に論議したことがあった。そして、天法院の法制研究委員会において、毎週おこなわれたセミナーを通じ、独生子・独生女と聖婚、真の父母様の生涯に関し発表し、討論してきた。法制研究委員会では、日本協会の教会成長研究院から受け取った関連内容を深く論議し、検討した。また、孝情学術苑天一国学術院において、昨年(2016)の11月から毎週1、2回、真摯に論議してきた。ここではアメリカUTSの教授たちの意見も論議した。一方、筆者は元老牧会者会会長団においても何度か研究内容を発表し、真摯な討論と意見を交換した。(P.215)

国際学術シンポジウム

■すなわち、これから発表する内容は、自分ひとりの考えなのではなく、しかるべき人物、機関、部署、組織との十分な議論を通して練り上げたものであるという前置きをしています。それは、講演する内容が余りにも唐突で、信じがたく、衝撃的なものなので、発表するにあたり、用心深く体勢を整えたのです。そして、この講演の結論が、韓氏オモニに付いては以下になります。

□金振春:すなわち、真のお母様はイエス様の場合と同じように、血統転換の過程を通じ、神の血統をもって生まれたので、原罪がない独生女の立場で誕生することになった。(P.248)

■これについては、韓氏オモニ自身が何度も語り、もう誰もが知っている状況になっていますが、「イエス様の場合と同じように、血統転換の過程を通じ」という部分に、驚きを禁じ得ません。これは「復帰原理の結論が韓氏オモニである」と言っていることと同じです。そして、更に衝撃の、腰を抜かす結論部分が以下になります。

□金振春:1番目、真のお父様は原罪が全くない状態で誕生したと言うことは難しい。2番目、真のお父様は神の血統の側面もともにあるので堕落の血統のみを持って生まれた普通の堕落人間とは全く異なって生まれた。3番目、真のお父様は、神の血統のみを持つことになるメシアの使命のため予定され、メシアになる可能性をもって誕生した。(P.244)

シンポジウム

「真のお父様は原罪が全くない状態で誕生したと言うことは難しい」と、はっきり述べています。これは「お父様は原罪を持って誕生された」という意味です。この会場には、家庭連合の全世界の責任者が、トップから順番に500人余り参加していました。その内の主要人物は、このような発表がなされるということは知っていたでしょうが、多くは初めて聞いたと思います。内心どれ程驚いたことでしょうか。家庭連合は恐ろしいことになっているということを思ったはずです。

しかし、誰もそのことを話題にしなかったでしょう。話題にするとすれば、この発表に対する疑念を口にせざるを得ないのです。もし疑念を口にすれば、目を付けられ、排除されることになるのです。彼らは家庭連合に従うのか、そこを出るのか、選択を迫られることになりました。しかし、これも驚くことですが、誰も家庭連合から脱落していないのです。

これに異論を唱えたのは、ここに参席していた幹部ではなく、その後、金振春の講義を聴いた韓国の教区長達でした。2017年4月24日、12時間30分に及ぶ全国教区長戦略会議がありました。会議は金振春のこの講演を議題にしたもので、以下は、金振春の講義終了後、金振春と教区長たちが交わした質疑応答の一部です。

天一国総会

***

□教区長C:あまりにも敏感で、お父様に原罪があるとすれば、実際にはこれは凄まじい衝撃であり、そのような話がすでにありますが、それをどのように説明したらいいのか、統一家に混乱を招くような本当に敏感な問題ではないでしょうか…。お母様がそのようなことを語られたのは事実ではないですか。その部分も本当に敏感で…。

しかし、そのようなみ言葉を語られたならば、食口たちから質問を受けた時、説明できる何か根拠がなければならないのではないでしょうか、ただ黙って… 先ほど教授が語られたように、これからは、お母様のみ言葉が具体的に明らかになるだろうし、お母様のみ言葉だから…。ならばそれを、根拠をもって、お父様が語れたとか、とにかく根拠があって語られたみ言葉ならば、食口が質問した時に教区長たちが答えられるような内容がなければならないのではないでしょうか、そのように心配になります。

国際学術シンポジウム参加者

□教区長D:今議論されている内容ですが、今、一番重要なことは、教区長が理解するとかしないとかが重要ではなく、統一教の真の父母様を信じるすべての食口たちが、今まで信じてきた信仰の基礎が重要です。今、混乱している理由が、これが事実かどうか、デマで流れている話なのか、カカオトークで流れている話なのかは分かりませんが、お母様が430双以上の婦人たちを集めて「お父様は原罪をもって生まれた。原罪なく生まれた私に会って原罪が清算された」というみ言葉が今流れています。

私たちは今まで、私たちの信仰に対して、お父様は原罪なく、メシヤは必ず原罪なく生まれ、それに呉澤龍教授がお父様と3年間共にいながら聞いたと言うのです。本体論教育で学びました。お父様は原罪なく生まれたと語られ、16才の時「ああ私がメシヤなんだ」ということを自覚、イエス様に会って自覚された。ですから私は、原罪なく生まれたというみ言葉を私たちは聞いてきたわけですが、いま金振春総長が「お父様のみ言葉を研究してみたが確実ではない」と言うならば、組織を導く教区長たちは、私たちはどのように食口たちに説明したらいいのか。

結論はこうです。お父様が原罪なく生まれたのかどうかというみ言葉はありませんが「天の血統をもって生まれなければならない」といったそのようなみ言葉が、原罪なく生まれたという、否定することが出来ないのかという質問。今一番重要なことはその事です。お父様が原罪をもって生まれたのか原罪なく生まれたのか、その一つの命題故に今すべてのことが派生しています。

文藝春秋前2

□金振春:先ず、この内容は、とりあえずはお母様が「牧会者たちに教育しなさい」とされたので私が今講義をしました。自発的にしたのではありません。「教材をそのように作ってしなさい」と語られたのでやったことで…

□教区長E:私が見たところ、院長ははっきりしていないようです。なぜなら、お母様に報告する時、今、お父様の兄弟に原罪があるのかないのか。「原罪がある」とお母様が語られたことは知っていますが。お父様の兄弟に原罪があるというのは正しいです。同じ親から生まれても真のお父様には原罪がなく、他の兄弟には原罪があるのは正しいです。

なぜならイエス様は独生子なので原罪がない方で、イエス様の兄弟には原罪があります。同じ母親から生まれてもです。なぜなら、それは… そのような複雑な神学的な内容はご存知でしょう。お父様の兄弟に原罪があるからといって真のお父様にも原罪があるとは言えません。その部分を院長がはっきりされないので、お母様までちょっとこのように…

□教区長F:私たちが誤解しやすいのです。誤解する部分のもう一つが、そのような話になったらどうなるのかというと、お母様に、お父様ではない他の方でも可能であったのか、真の父母様が可能であったのかという質問にまでもなりうる部分です。ですからこの部分は、ですからこれは私たちと相談してやったほうが望ましく… これはちょっと… 牧会者や一般食口たちに教育するのはもう少し検討した上でするべきではないかと思います。

□教区長G:お母様が最後に、最終的に何とおっしゃったのか、それは常に私たちの基準になります。過去、何を語られたとしても。ですから、本当に進言してくださって「私は独生女として来た。お父様も原罪のない独生子として来られた。私たちが聖婚して真の父母になった。分かったか」こうすれば全て終わります。このようにちょっと進言してくださって、完全に、公的な場で、大きな大会で「私は独生女として来た。お父様も独生子として来られ、私たちが聖婚して真の父母になった。分かったか」このように一言だけ語って下されば、過去のものすべてが丸く収まります。

***

文藝春秋1

■韓国の教区長たちは金振春に異論を述べましたが、彼らに出来ることもそこまでのことであり、韓氏オモニに対して異議を申し立てることは、絶対に出来ません。せいぜい出来ることは、教区長Gが語った方向性で、うやむやにしてしまうことでした。

□教区長G:大きな大会で「私は独生女として来た。お父様も独生子として来られ、私たちが聖婚して真の父母になった。分かったか」このように一言だけ語って下されば、過去のものすべてが丸く収まります。

■結局のところ、これがその後の家庭連合の基本方針になるのです。そして、韓氏オモニが2017年4月12日の聖婚57周年記念日に語った以下のことを前面に出し、責任者は「お父様に原罪なし、お母様に原罪なし」と、万が一、誰かに聞かれた場合には答えるようになるのです。

□韓氏オモニ:しかしきょう、この日、万難を克服して独り娘は……。イエス・キリストは二千年前、原罪なく生まれました。独り娘も、原罪なく生まれたのです。これが真実です。原罪なく生まれた独り子、独り娘が、天の願いに従って子羊の婚宴を挙げた日です。天にとっては栄光、人類にとっては喜びと希望の日となったのです。(2017.4.12「世界家庭」2017.5月号P.6)

■だから、澤拓副局長も松濤本部前で私から聞かれた時に、その基本方針通りに答えました。澤拓副局長は裁判の陳述書(2018.4.3)で、以下のように証言しています。

□澤拓副局長:私はあまりのしつこさに僻易し、2017年10月8日に私の見解を答えたところ、さっそく被告地平は自身の「審判回避プロジェクト」と称するブログ上に2017年10月11日付で「168真理を問う行動プレゼン」と題する記事を掲載し、その中で以下のように記載しました。先回10月8日、松濡本部前行動の時、澤拓副局長に改めて、「韓氏オモニに原罪はないのですか」と聞いたところ、何と、初めてその質問に答えてくれました。答えてくれたこと自体が驚きだったのですが、もうひとつ、その答えそのものにも驚きました。答えは、「お母様が原罪がないとおっしゃっているのだから、原罪はありません」でした。


■また、近藤局長は裁判の準備書面1(2018.9.19)で、以下のように書いています。

□近藤局長:原罪論に関して言えば、2017年4月12日の「聖婚57周年記念日」に、韓国・清平修錬苑にて「聖婚記念日とは『原罪なく生まれた独り子、独り娘が、天の願いに従って小羊の婚宴を挙げた日』」と語った説教が最新のものであり、同女史が文師に反逆しているなどとは言えない。また、文師だけでなく韓鶴子女史もメシヤであるというのが家庭連合の教えである。

■これを踏まえて、大阪1万名大会(2017.11.21)の時の、私と近藤局長との以下の問答になったのです。

***

■澤田:近藤局長、オモニに原罪はないんですか?今、答えて下さいよ。神学者でないからね、分からないとおっしゃいましたね。近藤さん!
□近藤局長:いや、お母様が言うことが正しいです。
■澤田:て、いうことですね?
□近藤局長:え。
■澤田:ま、そのように答弁書に書いてましたからね。
□近藤局長:はい、もちろん。
■澤田:ということは、原罪がないということなんですか?
□近藤局長:お母様がおっしゃる通りです。
■澤田:原罪ないということですね?
□近藤局長:その詳しいことは分かりませんけど、お母様がおっしゃる通りです。
■澤田:詳しいことって、原罪あるかないかのふたつの、2択ですよ。
□近藤局長:お母様がないとおっしゃるならないです。
■澤田:て、いうことですね?
□近藤局長:はい。
■澤田:て、いう答えです。これ、近藤局長の答えです!

***


■しかし、「お父様に原罪なし、お母様に原罪なし」は、韓氏オモニが了解した結論ではありません。現場の責任者達がそのように決めようという雰囲気を作っただけなのです。韓氏オモニの「お父様に原罪あり」という考えを変えさせることの出来る人間は誰もおりません。お父様と50余年間一緒に生活し、韓氏オモニが出した結論が「お父様に原罪あり」なのですから、一体誰がそれを変えることが出来ると言うのでしょうか。韓氏オモニの「お父様に原罪あり」の考えは、今現在においても微動だにしていないのです。

ですから、小山田悪玉も、韓氏オモニはそういうことは言っていないと明言できないのです。明言すれば、それが巡り巡って韓氏オモニの耳に入り、逆鱗に触れることになるからです。私が6月1日に質問した時に、それを否定しませんでした。「それ、なぜかというとね、すなわち」と、一旦は説明しようとしたのです。

***

■澤田:じゃ、お母様がお父様に原罪があるとゆってらっしゃるのは、どういうことですか?
□小山田:それ、なぜかというとね、すなわち、原罪あればメシヤになれないんだよ。
■澤田:え、韓氏オモニは分かりました。韓氏お母様がお父様に原罪があるっていうふうにゆってらっしゃるでしょ?
□小山田:そうじゃない、それは全然違うんだよ。
■澤田:それは、金振春教授がそのような講義をしましたよ。
□小山田:それは全然違うんだよ。全然違うことを、あなたがたやっとるね。
(新宿文化センターにて 2018.6.1)

***

小山田先生

■金振春教授は前書きに「真の父母様の独生子・独生女に関する論議は、2014年6月、真のお母様の勝利帰国歓迎会のとき、初めて公論化された」と書いています。ですから、「お父様に原罪あり、お母様に原罪なし」の理論化はこの頃から始まっていることになります。金振春は「2016天一国指導者総会」(2016.2.16〜18)では、「真のお母様の生涯 : 御聖婚と独り娘」 という題目で講演(2016.2.16)しています。この時、お父様が独り娘という言葉を180回語っておられると言いました。

この講演の中心ポイントは、韓氏オモニは「堕落していない純粋な血統を持って誕生した方である」と述べているところです。金振春は、まだためらいがあるらしく、「韓氏オモニは無原罪の誕生である」という言い方はしていませんが、意味は同じです。この時の講演は、韓氏オモニを神格化する講演の前編でした。そして、2017年の講演がその後編と言うことが出来るでしょう。この前編の講演を最前列で聞いていた徳野会長は以下のように語っています。

2016講演

□徳野会長:また同じ場で真の父母様のみ言について解説した金振春(キムジンチュン)・天法苑苑長の講義によると、独り娘という言葉が、真のお父様のみ言選集に180回も出ているというのです。真のお母様には、真のお父様の伝統を覆し、新しい概念を打ち出そうという野心的なお考えは一切ありません。(2016.3.6「世界家庭」2016.4月号P.18)

■この2016年の時点で、徳野会長は「お父様に原罪あり、お母様に原罪なし」の理論化の流れをよく知っていたはずです。だからこそ、「真のお母様には、真のお父様の伝統を覆し、新しい概念を打ち出そうという野心的なお考えは一切ありません」とウソをついたのです。そして、韓氏オモニがお父様の上を行こうとする大それた野心を持っているということを認識していたからこそ、誰も使っていない「野心的」という言葉を使ったのです。


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■ プロフィール

澤田地平

Author:澤田地平
1953年長崎県生まれ
6000家庭
携帯:080-3272-0026
e-mail:swdsw5@yahoo.co.jp
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