審判自体を回避できなくとも、審判による被害を最小限に抑えたい

 審判回避プロジェクト

213キター!「家庭連合と幹部への名誉毀損だ!1045万円賠償せよ!」

■私は家庭連合宛てに何通もの質問の内容証明を出していますが、今まで何の返事もありませんでした。しかし、1通だけは例外で、たちどころに返事が来ました。2月13日に出した「質問にお答え下さい」という内容証明がそれです。これは翌14日に松濤本部に届き、その日のうちに近藤局長がそれを読んで鐘築弁護士に連絡し、鐘築弁護士は翌15日付けで私に「通知書」を発送し、それが16日に配達されました。

【参照】→「200松濤本部前行動2.18/ご質問には回答しかねます」

その通知書の内容は「本件については既に訴訟提起に向け準備中であり、家庭連合側の主張については、追って必要な範囲内で法廷にて主張・立証する予定です。つきましては、裁判外でのご質問には回答しかねます」というものでした。近藤局長が訴訟を準備中であると答えたのは、私の質問に回答できないことをごまかし、同時に自分達の清廉潔白を演出する、その場しのぎであると思っていました。そして、そのまま家庭連合が沈黙を続ければ、この問題も風化して行かざるを得ないというのが正直なところでした。ところが、家庭連合はこの度、本当に訴訟を起して来ました。家庭連合自ら、風化を止めてくれたのです。


■この暴力事件はどう見ても家庭連合が関与しています。暴力男が家庭連合の信仰を持った人間であるか、あるいは、もし持っていなくても家庭連合から雇われた人間であるかのどちらかだというのが私の考えです。そこで、近藤局長にこの暴力事件をどう見るのか尋ねたのが「質問にお答え下さい」でした。

もし、家庭連合が関与していないのならば、近藤局長はその通りの見解を示せばよいのです。しかし、即座に「訴訟を準備中だから回答できない」と答えて来たのです。そして本当に訴訟を起こしました。訴訟の趣旨は「澤田地平が暴行を受けた事件に関し、事実無根の記事及び画像の投稿を行い、世界平和統一家庭連合、その役員及び職員らの名誉を著しく毀損した」というのです。

冷静さを欠いた近藤局長

■私は今まで韓氏オモニの批判をどれだけして来たことでしょうか。肉的堕落の罪を犯していること、復讐心からお父様の生命維持装置を外そうとしたこと、自分を無原罪とする動機の背後にはお父様に原罪があると考えていること、お父様に反逆し、完全に主管性転倒をしていること、絶対権力者になり、逆らうものは排除し、誰も諌言できないこと、お父様を憎んでいるので、お父様の証を一切しないこと、母として尽くすことより、自分が讃美されることを求めていること、日本からの献金は日本が奪ったものを返しているだけと考えていることなど、家庭連合からすれば、韓氏オモニに対する名誉毀損以外の何ものでもありません。

ところが、家庭連合はそのことで反論の一つもしないし、訴訟も起こして来ないのです。家庭連合が今まで私達を裁判に訴えたのは、その理由が松濤本部前で礼拝妨害をしているからということであり、決して、韓氏オモニの名誉を毀損をしているからということではありません。太田朝久元講師が最近ようやく反論をして来ましたが、それは韓氏オモニを守るというより、自分の理論を弁護している動機が強いのです。

このように、自分達の何よりも大切な存在であるはずの「真の母」に対する名誉毀損はいくらでもパスしているくせに、自分達への名誉毀損ということになると、何だか突然血相を変えたように反撃して来るのです。今回の訴訟は、その突出振りが、端から見ると異常であり、それは家庭連合幹部がこの暴力事件に係わっていることの何よりの証拠だと言えるでしょう。幹部(特に近藤局長)は当事者過ぎて、冷静さを欠いているのです。

***

訴状

平成30年3月8日

東京地方裁判所民事部御中
原告訴訟代理人弁護士 鐘築優

〒150-0046東京都渋谷区松濤1-1-2
  原告 世界平和統一家庭連合
  代表役員 徳野英治
〒150-0046東京都渋谷区松濤1-1-2
  世界平和統一家庭連合
  原告 近藤徳茂
〒150-0046東京都渋谷区松濤1-1-2
  世界平和統一家庭連合
  原告 澤田拓也
〒150-0046東京都渋谷区松濤1-1-2
  世界平和統一家庭連合
  原告 古瀬美久
〒160-0023東京都新宿区西新宿1-20-3
  西新宿高木ビル7階
  鐘築優法律事務所(送達場所)
  上記訴訟代理人弁護士 鐘築優
  電話 03-6890-3271
  FAX 03-6890-3341

訴状1

〒134-0088東京都江戸川区○○○○○○
  被告 澤田地平
〒134-0088東京都江戸川区○○○○○○
  被告 澤田三帆子

謝罪広告等請求事件
 訴訟物の価格 金1045万円
 貼用印紙額  金53000円

第1 請求の趣旨

1 被告らは原告世界平和統一家庭連合に対し、連帯して550万円及びこれに対する平成30年2月13日から支払済みまで年5分の割合による金員を支払え
2 被告らは原告近藤徳茂に対し、連帯して165万円及びこれに対する平成30年2月13日から支払済みまで年5分の割合による金員を支払え
3 被告らは原告澤田拓也に対し、連帯して165万円及びこれに対する平成30年2月13日から支払済みまで年5分の割合による金員を支払え
4 被告らは原告古瀬美久に対し、連帯して165万円及びこれに対する平成30年2月13日から支払済みまで年5分の割合による金員を支払え
5 被告澤田地平は、別紙謝罪広告目録記載1の謝罪広告を、同記載2の条件により、被告が開設している「審判回避プロジェクト」と題するブログのトップページ(http://shimpankaihiproject.blog.fc2.coml)に固定表示して掲載せよ
6 訴訟費用は被告の負担とする
7 仮執行宣言

訴状2

第2 請求の原因

1 当事者について
原告世界平和統一家庭連合(以下、「原告家庭連合」と言う)は昭和39年7月15日、東京都によって認証され、翌7月16日に設立された宗教法人である。当初の名称は世界基督教統一神霊協会であり、平成27年8月26日に世界平和統一家庭連合に名称変更した。原告家庭連合は、礼拝等の儀式、講義等による教義の教育及び伝道による教義の伝播などの業務を行っている。

原告近藤徳茂(以下、「原告近藤」と言う)は原告家庭連合の総務局長を務める責任役員である。
原告澤田拓也(以下、「原告拓也」と言う)は原告家庭連合の総務副局長を務める職員である。
原告古瀬美久(以下、「原告古瀬」と言う)は原告家庭連合の総務局にて管理部長を務める職員である。

被告らは、元々は原告家庭連合の会員であったが、原告家庭連合の創始者文鮮明師の死後、同原告が文師の夫人である韓鶴子女史を信奉したのに対し、これに異を唱え、文師の7男文亨進を信奉するサンクチュアリ協会日本支部に在籍して活動する者である。被告澤田三帆子(以下、「被告三帆子」と言う)は被告澤田地平(以下、「被告地平」と言う)の姉であり、被告地平は平成27年12月27日付で原告家庭連合を退会し、被告三帆子は平成29年3月22日付で原告家庭連合から除名処分を受けている。

2 原告家庭連合に対する被告地平による反対活動
被告地平は平成29年1月22日以降、ほぼ毎週日曜日に渋谷にある原告家庭連合の本部前に来て徘徊し、演説し、のぼりやプラカードを使用し、あるいは、原告家庭連合の役員、職員ないし信徒らにつきまとうなどして礼拝妨害等の業務妨害活動を行うようになった。被告三帆子は被告地平と共謀して上記活動に参加し、主に撮影を担当し、原告拓也ら原告家庭連合の職員・信徒らを無断撮影しては被告地平がこれをインターネット上に無断掲載し、原告拓也らの肖像権を侵害した。その際、被告地平は、動画投稿サイトであるユーチューブ(YouTube)ないしビメオ(vimeo)に動画を投稿し、これを自身が「管理人」として運営する「審判回避プロジェクト」と題するブログ(以下、「本件ブログ」と言う)の記事上に表示できるようにして不特定・多数人の閲覧に供した。

原告家庭連合が平成29年3月10日付で東京地裁に仮処分申立てを行ったところ、同地裁は同年3月31日付で原告家庭連合の申立てを全面的に認める決定を下した(甲1号証)。

その後、被告らは保全異議申立て手続を行うと共に、妨害活動を自粛し、活動場所を渋谷駅前や原告家庭連合の別の教会前に移すなどした。同年8月9日、同地裁において保全異議手続決定が下された。同決定においては、拡声器を利用するなどして大音量により演説する方法による業務妨害だけが禁止対象となり、その他の方法は禁止対象から外れた(甲2号証)。これに対して原告家庭連合は抗告を行ったが同年11月13日付で棄却され、前記保全異議決定が確定した。

被告地平らは、上記抗告棄却決定がなされるや、これに乗じ、原告家庭連合の本部前にて従前よりも悪質な礼拝妨害・業務妨害を行うようになった。即ち、拡声器さえ用いなければ大音量で演説しても構わないとの解釈の元、原告家庭連合の礼拝中に大勢で、シュプレヒコールを上げるなどして原告家庭連合の業務及び礼拝を妨害した。このため、近隣からの苦情や警察への通報が絶えなくなった。

3 被告地平に対する暴行事件
本年1月21日午前10時過ぎ、被告地平が原告家庭連合の本部教会前にて活動中、東急百貨店本店方向から来た通行人の男性(以下、「男性①」と言う)が同被告の活動に抗議し、同被告に暴行を加えた。男性①は一旦現場を通り過ぎたが、暫く直進すると引き返し、東急百貨店方面に向かって進んだ。男性①による暴行行為の直後、原告家庭連合の本部建物向かいにあるトツネビル1階玄関前の階段から男性(以下、「男性②」と言う)が降りてきた。男性②は、男性①より遅れて男性①と同じ方向に向かって歩き始めた(位置関係に付き添付図1、2参照)。

暴力の瞬間

被告三帆子は撮影機器を手にして男性①及び男性②の後を追い、途中男性②に追いついたが、男性②は男性①とは異なる方向に向かったため、専ら男性①の後を追った。この過程で被告三帆子は、男性②を原告家庭連合にて本部職員として勤務する原告古瀬であると思い込んだ。

なお、男性①、男性②ともに原告家庭連合の職員ではなく、原告家庭連合とは何の関係もない。また、原告家庭連合の防犯カメラからは、男性①と男性②との間には何の協力関係も認められていない。しかるに被告地平は、確実な資料・根拠もないまま男性②を原告古瀬と決めつけ、同原告が男性①を道案内したと決めつけ、暴力事件は原告家庭連合が組織的・計画的に行わせたと邪推し、インターネット上にて原告らの名誉を毀損するようになった。

4 被告らによる虚偽の記事の掲載、拡散
(1)ブログ記事「191松濤本部前行動/暴力男現る」による名誉毀損
本年1月22日、被告地平は本件ブログ上に「191松濤本部前行動/暴力男現る」と題する記事を掲載し(甲4号証の1)、記事中にて男性①に関し、明確な資料・根拠を欠いたまま、「家庭連合の男であることに間違いありません」と断定して記載し、さらに、「家庭連合は、私達の看板やのぼりを批判しながら、自分達もプラカードを掲げ、大きな声を出すなと言いながら、井口さんや、今回新顔スタッフも切れて大声を出していましたし、通行の妨害をするなと言いながら、自分達は大きなバンを停めていました。そして、敬度な雰囲気を損なうなと言いながら、暴力事件を引き起こしました。」と記載することによって、原告家庭連合が暴力事件を引き起こしたとの事実を摘示し、原告家庭連合の社会的評価を低下させた。

同記事のコメント欄には同記事を真に受けた関覧者から、「墓穴を掘った家庭連合に引導を渡しましょう」とのコメントが投稿された。同投稿を掲載することにより被告地平は、更に原告家庭連合の社会的評価を低下させた。

(2)ブログ記事「193松濤本部前行動/真相解明本部職員の加担」による名誉毀損
本年1月30日、被告地平は本件ブログ上に「193松濤本部前行動/真相解明本部職員の加担」と題する記事を掲載し(甲4号証の2)、同記事中にて男性②に関し、明確な資料・根拠を欠いたまま、「この人物は本部職員であり、松濤本部前でよく目にする男なのです」と断定した上で、「この事件に本部職員が絡んでいるということは、今回の暴行事件は暴力男が単独で起こしたのではなく、家庭連合本部によって計画立案された事件であるということです」と記載することによって、原告家庭連合が暴力事件を計画立案して行ったとの事実を摘示し、同原告の社会的評価を低下させた。

同記事のコメント欄には、同記事を真に受けた閲覧者から、「家庭連合のカメラくんへ」と題するコメントが投稿され、男性②が疑いを晴らさない限り原告家庭連合代表役員徳野英治の辞任が必要になるとの意見が投稿された。

WANTED.jpg

(3)ブログ記事「194家庭連合本部が書いたシナリオとその破綻」による名誉毀損、及び肖像権侵害
本年2月2日、被告地平は本件ブログ上に「194家庭連合本部が書いたシナリオとその破綻」と題する記事を掲載し(甲4号証の3)、同記事中にて被告地平は、確実な資料・根拠を欠いたまま、「家庭連合本部は私を殴らせる為に人を雇い、2018年1月21日朝10時をもってその計画を実行しました。私達は松濤本部前で1年間抗議活動を続けてきましたが、家庭連合には言葉を持って私達を屈服させる道は初めからなく、礼拝の妨害を名目に裁判に訴えて排除しようとしましたが、それも叶わず、業を煮やして暴力を使うことにしたのです。神様を説き、真の父母様を頂き、全人類の救済を標榜する家庭連合の本部教会の奥まった部屋で、暴力による襲撃計画が練られ、他ならぬその本部前で白昼堂々と実行に移されました。暴力を振るう実行役の人間を幾ばくかの金でリクルートし、本部職員を案内役に立ててリスクを負わせ、首謀者達は宗教施設として登録された聖なるべきである建物の奥に潜んでいるのです。」と記載し、原告家庭連合が人を雇って計画的に暴行を行ったとの事実を摘示して同原告の社会的評価を低下させた。

本部職員2

また被告地平は、同記事中にて、「実行犯に謝礼を手渡して松濤本部まで案内をし、事件の記録を残した本部職員の存在が見えました。」と記載すると同時に、下記の通り原告古瀬が映った画像を掲載するなどして、同原告が暴行に加担したとの事実を摘示し同原告の社会的評価を低下させ、また、同原告の肖像権を侵害した。

(ア)男性②の後ろ姿、原告古瀬の後ろ姿、及び同原告の容姿が映った写真を横並びに掲載し、「暴力男を手引きした本部職員」との説明書きを付した。
(イ)男性①の写真と原告古瀬の容姿が写った写真とを横並びに掲載し、双方の写真にかかるように「WANTED」との「指名手配中」の意の赤の文字列を付した。
(ウ)原告古瀬が映った写真を掲載し、写真の下に「こういうことになるとは思わなかった本部職員(手前)」との説明書きを付した。

コメント欄には、上記記事を真に受けた閲覧者らから「暴力男に手引きした本部職員は古O美Oさんですね」「暴力男の情報は本部職員が周知していながら『一般の人でしょう』と言い切った軽薄な対応は欺瞞に満ちた今の家庭連合を象徴しているのではないでしょうか」、「古○美○という実名と顔写真があるのだから、この人も警察に告訴したらどうでしょうか」といったコメントが投稿された。これら投稿を掲載したことにより被告地平は、更に原告家庭連合及び原告古瀬の社会的評価を低下させた。

また、本年2月3日には、アクセス件数446万回代の米本和広が開設するブログ「火の粉を払え」に「家庭連合は、暴力を肯定するのか!」と題する記事にて取り上げられた(甲5号証1)。米本の同記事中には、上記(イ)の画像が引用され、原告家庭連合が同写真の右側の男性(原告古瀬)に自首を勧めないのだとしたら終わりであるとの米本のコメントが書き込まれた。こうして、同記事中では原告古瀬が刑事事件を犯したとの事実が摘示され、被害が拡散した。

(4)ブログ記事「195松濤本部前行動/逃げたシーマ」による名誉毀損
本年2月6日、被告地平は本件ブログ上に「195松濤本部前行動/逃げたシーマ」と題する記事を掲載し(甲4号証の4)、同記事中にて原告古瀬から男性②とは別人であるとの抗議を受けたことを記した上で、先回の記事で男性②が原告古瀬であると断定したことについて、「私達のカメラマンもとっさのことで、見間違った可能性があります」「暴力男を追いかけた本当の人物(この人物も本部職員だと思われる)は、自分の身代わりに濡れ衣を着せられて苦しんでいる人聞がいるのに『私が動画に映っている本人です、ブログ記事を訂正して下さい』と、私になぜ申し出ることをしないのでしょうか」と述べ、確証を欠いたまま男性②と原告古瀬とが同一人物であると記載していた事実を認めた。しかるに被告地平は記事中にて、「家庭連合の指しがねで殴られたことを思えば」などと記し、引き続き原告家庭連合が男性①に指示して暴行を加えたとの事実を摘示することにより、殊更に原告家庭連合の社会的評価を低下させた。

(5)ブログ記事「196特別寄稿『家庭連合よ、道を誤るな!』」による名誉毀損、及び肖像権侵害
原告家庭連合は本年2月6日付で被告地平に対して通知書を送付し、原告家庭連合及び原告古瀬に対する名誉毀損及び原告古瀬に対する肖像権侵害に抗議し、謝罪文及び謝罪映像の投稿を要請した。同通知書は同年2月7日午前11時23分に被告地平の元に到達したが(甲3号証の1、2)、被告地平はこれに応じず、翌2月8日付にて本件ブログ上に「196特別寄稿『家庭連合よ、道を誤るな!」」と題する記事を掲載した(甲4号証の5)。

オウム真理教

同記事中にて被告地平は、「永田正治さんが再び寄稿して下さいました。1月21日の暴力事件を鋭く分析して、それが家庭連合により巧妙に仕組まれたものであることを論証し、家庭連合は言論で私達に勝てないから、暴力を選択したと結論づけています。そしてそれは、かつてオウム真理教が辿った道であるとして、家庭連合に対し、厳しく警鐘を鳴らしています」と記載し、原告家庭連合が暴力事件を巧妙に仕組み、言論で被告地平らに勝てないため暴力を選択したとの事実を摘示し、原告家庭連合の社会的評価を低下させた。

また、被告地平は永田が作成したとする「家庭連合よ、道を誤るな!」と題する寄稿文を記事中に掲載し、同寄稿文中に米本和広の「火の粉を払え」と題する記事(甲5号証の1)の一部を引用して掲載した。同掲載部分には、前記(3)(イ)の画像と、「もし家庭連合が、上の写真の右男に自首をすすめないのだとしたら終わりである」との米本の書き込みが含まれており、こうした記事の掲載により被告地平は、原告古瀬が暴力事件に違法に関与することで刑事事件を犯したとの事実を摘示し、原告古瀬の社会的評価を低下させた。

火の粉を払え2

(6)ブログ記事「197近藤局長から来た通知書」による名誉毀損、及び肖像権侵害
本年2月10日、被告地平は本件ブログ上に「197近藤局長から来た通知書」と題する記事を掲載し(甲4号証の6)、同記事中にて被告地平は、原告家庭連合が著作権を有するU-ONE NEWSの映像から、原告近藤が映った画像を抜粋して掲載し、原告近藤の肖像権を侵害すると同時に、「周藤健を見捨てた卑怯者」との説明書きを付すことによって、同原告が卑怯にも周藤健を見捨てたとの事実を摘示し、同原告の社会的評価を低下させた。なお、周藤健は被告地平が見かける度に執拗につきまとってきた原告家庭連合の古参信者である(詳細は後述)。

また、被告地平は上記記事中において、「私は、近藤局長の要求を聞き入れるつもりはありませんので、速やかに法的手続を執られることをお勧めします」などと述べ、名誉毀損記事を維持・存続させる意向を示した。

(7)ブログ記事「198松濤本部前行動/暴力事件は誰が計画したのか」による名誉毀損、及び肖像権侵害
本年2月13日、被告地平は本件ブログ上に「198松濤本部前行動/暴力事件は誰が計画したのか」と題する記事を掲載し(甲4号証の7)、同記事中にて、「澤拓氏が事件後、玄関に出ないままなら、本部側が弱みを見せていることになると、近藤局長が気を回した結果なのです。近藤局長は暴行事件に対する私の推理が『著しく事実に反している』と書きましたので、本部の建前としては、澤拓氏は清廉潔白、何ら恥じるところがないという設定でなければなりません。この清廉潔白、何ら恥じることがないという、その演出のために、澤拓氏は近藤局長の命令により玄関に立たされたのです。」

「同じようなことが、近藤局長の通知書にも言えます。暴行事件は本部が主導していることは見え見えであり、『著しく事実に反している』という言葉も、全く白々しく響きます。しかし、本部は清廉潔白であり、何ら恥じることがないという演出が必要なのであり、そのための通知書なのです。もしこの通知書を私宛に出さなければ、本部には全く非がないはずなのに、本部に罪をなすりつけている私に対して、どうして強気の通知書を出せないのかと、今度は近藤局長が疑われることになるのです。暴行事件を演出した後は、今度は本部の清廉潔白を演出しなければなりません。一度嘘をつけば、それを糊塗するために、次々に嘘をつかなければならないのです。」

澤田拓也の車

「このバンが暴行事件に大きく係わっているのであり、それを玄関前に駐車させた人間が、この事件を計画した人間であると言うことができます。澤拓氏も命じられてバンを停めたに過ぎません。澤拓氏は副総務局長であり、澤拓氏に命じる人間は近藤徳茂総務局長です。そして、近藤局長に命じるのは徳野会長であり、さらに趙誠一(チョソンイル)世界本部長(日本での肩書きは分かりません)なのです。ですから、今回の暴行事件は、近藤・徳野・趙のレベルで計画立案裁可されたものであると見ることができます。」と記載し、原告家庭連合が計画的に暴行事件を起こしたとの事実、その計画立案に原告近藤も係わったとの事実、原告近藤が清廉潔白を演出するために通知書を送り、原告拓也に命じて本部玄関前に立たせたとの事実、原告家庭連合ないし原告近藤が嘘に嘘を重ねたとの事実を摘示し、原告家庭連合、原告近藤、及び原告澤田の社会的評価を低下させた。

121暴力事件に係わった男達

また被告地平は上記記事上に、男性①、原告家庭連合代表役員徳野英治、原告近藤、原告澤田、原告古瀬ら合計9名の顔写真を縦横に並べて掲載し、「1.21松濤本部前暴行事件に関わった男達」との説明書きを付し、更に、男性①の写真と原告古瀬の写真の双方にかかるように「WANTED」との赤の文字列を付すことによって、原告家庭連合の代表役員徳野英治、原告近藤、原告澤田、及び原告古瀬らが今回の暴力事件に違法に関わったとの事実、及び、原告家庭連合が暴行事件に組織的に関与したとの事実を摘示し、原告家庭連合、原告近藤、原告澤田、及び、原告古瀬の社会的評価を低下させ、また、原告近藤、原告澤田、及び原告古瀬の肖像権を侵害し、原告家庭連合の著作権を侵害した。

また被告地平は上記画像とは別に、原告家庭連合の代表役員徳野英治、原告近藤、世界本部の趙誠一の写真を男性①と共に掲載し、各写真の上下左右に「WANTED」との文字列をちりばめ、「暴力男と黒幕の3人」との説明書きを付すことによって、原告家庭連合が暴力事件に組織的・計画的に関与したとの事実、及び、原告近藤が暴力事件の黒幕の1人であるとの事実を摘示して、原告家庭連合及び原告近藤の社会的評価を低下させ、原告近藤の肖像権を侵害し原告家庭連合の著作権を侵害した。

WANTED幹部

(8)ブログ記事「199特別寄稿第3弾『松濤本部前暴力事件のウソと真実』」による名誉毀損、及び肖像権侵害
被告地平は、本年2月16日付にて本件ブログ上に「199特別寄稿第3弾『松濤本部前暴力事件のウソと真実』」と題する記事を掲載し(甲4号証の8)、以下の不法行為を行った。

ア 記事中にて、「永田正治さんからの特別寄稿第3弾を頂きました。私達のスローガン「お母様は原罪なし、お父様は原罪あり、これは本当ですか?はっきり答えよ!!」という問いかけに対して、結局、何も答えることができず、暴力を振るうまでに行き詰まっている家庭連合の内情を、鋭くえぐり出しています。」と記載し、原告家庭連合が暴力事件を起こしたとの事実を摘示し、原告家庭連合の社会的評価を低下させた。

イ 永田と共謀の上前記記事中に「松濤本部前暴力事件のウソと真実』」と題する永田の寄稿文を掲載し、同寄稿文中に、原告家庭連合の代表役員徳野英治、原告近藤、世界本部の趙誠一の写真を男性①と共に掲載し、各写真の上下左右に「WANTED」との文字列をちりばめ、「暴力男と黒幕の3人」との説明書きを付すことによって、原告家庭連合が暴力事件に組織的・計画的に関与したとの事実、及び、原告近藤が暴力事件の黒幕の1人であるとの事実を摘示して、原告家庭連合及び原告近藤の社会的評価を低下させ、原告近藤の肖像権を侵害し原告家庭連合の著作権を侵害した。


ウ 原告家庭連合の代表役員徳野英治のメッセージ映像(著作権者は株式会社光言社)の末尾に、黒地に赤字で「これは徳野英治の巧妙なウソですだまされてはいけません」と記した画像を結合することによって作成した動画を本年2月16日付にてビメオに投稿し、しかも「食口を自在に操る徳野会長のウソ」との題名を付すことによって、原告家庭連合が嘘によって信徒らを自在に操っているとの事実を摘示し、原告家庭連合の社会的評価を低下させた。

エ 平成29年11月16日に被告三帆子が原告拓也を無断撮影し、被告地平がビメオに投稿した動画を被告地平は本件ブログの記事中にて閲覧できるようにすることによって、原告拓也の肖像権を侵害した。

暴力事件首謀者

(9)ブログ記事「200松濤本部前行動2.18/ご質問には回答しかねます」による名誉毀損、及び肖像権侵害
被告地平は、本年2月21日付にて本件ブログ上に「200松濤本部前行動2.18/ご質問には回答しかねます」と題する記事を掲載し(甲4号証の9)、同記事中にて、「大西部長は先週から、私が暴力男を雇って私を殴らせたとも考えられると言ってました。ちょっとした思いつきを言ってみたかったということなんでしょうけど、暴行事件が本部の陰謀であり、大西部長自身も自分が加担しているということを知った上でこれを言ってるのですから悪質です。」と記載し、原告家庭連合が組織的計画的に暴力事件を起こしたとの事実を摘示し、原告家庭連合の社会的評価を低下させた。なお、被告地平が引用する「私が暴力男を雇って私を殴らせたとも考えられる」との大西部長の発言における「私」とは被告地平のことを指しているものであり、大西が、今回の暴力事件は被告地平の自作自演ではないかと述べたとの趣旨を上記記事では記しているものである。

5 被害の拡散
被告地平が本件ブログ上に投稿した記事は、既述の通り、多くの閲覧者が閲覧し、被告地平の記事を真に受けた閲覧者が複数出るに至った。また既述の通り、本年2月3日付でアクセス件数446万回を誇る米本和広のブログ「火の粉を払え」にも取り上げられたものであるが(甲5号証1)、本年2月12日には、米本は同ブログ上に「記事『家庭連合は、暴力を肯定するのか』に訂正要求が!」と題する記事を掲載し、同記事中にて被告地平がブログ記事「198松濤本部前行動/暴力事件は誰が計画したのか」にて掲載した男性①、原告家庭連合代表役員徳野英治、原告近藤、原告澤田、原告古瀬ら合計9名の顔写真に「1.21松濤本部前暴行事件に関わった男達」との説明書きを付した画像を掲載した。こうして、原告らの社会的評価を低下させる事実無根の情報が拡散し、地球上のあらゆる場所から閲覧が可能となり、また、原告近藤、原告澤田、及び、原告古瀬の肖像権が侵害された。

【 リンク】記事「家庭連合は、暴力を肯定するのか」に訂正要求が!(;゜0゜)

米本のブログによる被害拡散状況について、「196特別寄稿『家庭連合よ、道を誤るな!』(甲4号証の5)に掲載された寄稿文冒頭に「家庭連合ブログ村の米本和広氏が主宰する『火の粉を払え!』では、『家庭連合は、暴力を肯定するのか!』という記事をアップし、注目記事一位にランクされるほど多くの人々に見られました」と記されている通り、重大な被害を生じるに至っている。

6 原告家庭連合に対する著作権侵害及び原告近藤に対する名誉毀損、肖像権侵害
本年1月16日、被告地平は「190松濤本部前行動/何も言えない周藤健」と題する記事を掲載した(甲4号証の10)。上記記事中にて被告地平は下記書き込みを行った。

■以下は、澤田が周藤健及び近藤局長と遭遇した事件の客観的報告です。
本部玄関前で、抗議活動を行っていた澤田は、9時47分頃、ガレージの様子を見に行ったところ、すぐ前の道路に近藤総務局長が立っていました。澤田から声を掛けましたところ、これはまずいと思ったのでしょう、すぐさま逃げるようにガレージに入り、半開きだったシャッターを中から閉めてしまいました。近藤局長は誰かの到着を待っているようでした。それで、これはきっと、誰か重要人物がこの裏口に乗り付けるのだろうと、澤田は見当をつけ、時々チェックしていたところ、案の定、その人物は10分後にやって来ました。

周藤健がタクシーでこのガレージ前に乗り付けたのです。いつもは、松濤本部前の道路の少し離れたところでタクシーを停め、そこで降りて本部玄関まで歩いて来るのですが、先回タクシーを降りた道路上で澤田に見つかって質問されたことが苦い教訓|になっていました。ですから、今回は澤田の目が届かない、松濤本部前の道路から右折したところのガレージ前にタクシーを停めました。そこからガレージに入れば、澤田の自に触れることなく、裏口から本部建物に入ることが出来ます。

そこで、周藤健はあらかじめ本部到着予定の電話を入れて、ガレージのシャッターを開けておいてくれるように頼んだのです。その電話を受けて近藤局長が外で待機していました。この電話で、近藤局長は澤田らが抗議活動をしているので、正面玄関は危険であるということを伝えておきました。周藤健が到着したのは9時57分でした。その時には、周藤健を出迎える者は誰もおらず、シャッターも完全に閉まっていました。澤田はこのタイミングで周藤健を見つけました。タクシーが去ってしまうと、閉まったシャッターの前に、かわいそうな周藤健が、ひとり取り残されていました。


近藤局長は澤田から逃げるためにガレージに入ると、逃げようとする本能のままに後から来る周藤健のことを考える余裕もなく、シャッターを閉めてしまったのです。その為に、かわいそうな周藤健は、裏口から本部建物に入ることが出来ず、澤田の口撃に晒されてしまうことになりました。しかし、その時すぐに誰かが現れて周藤健を保護しました。澤田に見つかってしまった近藤局長は、澤田からカメラで追い回されることをひどく恐れて、二度と外に出る気がしませんでした。近藤局長はこの人物に出迎えを代わってもらったのです。

近藤局長が代わりの人物に頼んだ時、周藤健の出迎えに手違いが生じることになりました。周藤健にとって澤田の目につかないようにガレージから入ることが絶対的に重要でした。近藤局長にもそのことは伝わっていましたが、近藤局長が代わりの人物に頼んだ時、その重要指示事項が伝わりませんでした。それでも、シャッターが半開きになっていれば、出迎えがなくても、自分でシャッターをくぐって中に入ることが出来ますので、周藤健に、まだ救いの道は残されていました。しかし、シャッターは近藤局長が逃げる勢いで、あわてて閉めたままの状態でした。

周藤健はガレージから入れるように近藤局長に頼んでおいたのに、ちゃんと手配がされていなかったことを、玄関から本部教会に入って近藤局長に会った時、真っ先に指摘しました。この手違いにより、澤田からの口撃を受けるハメになり、周藤健は大変な痛手を負うことになってしまったのです。でも、その不満については表には出しませんでした。

近藤局長は、澤田に見つかって逃げたことが、事務方のトップである総務局長としての誇りを傷つけ、極めて不快であり、更に逃げたことが原因となって、周藤健に指摘されることになった一言が、その不快な気持ちを倍加させることになりました。しかし、全体としてはささやかな出来事であり、「用事があって代わりの人を頼みました」と、近藤局長は平静を装いながら周藤健に言い訳をして、この事件はそこで終わり、不快な思いはそのうち薄れて、最後は忘れてしまいました。

周藤氏講義

遅れて来た出迎えの人間に守られて歩いた、ガレージから本部玄関までの短い道のりが、周藤健にはとても長く感じられました。澤田にいいように言われっぱなしで、言い返してやりたい気持ちが募りましたが、先回、それで大失敗して、今の口惜しい状況を生み出していることを思い、何とか沈黙を守り通して耐えることが出来ました。しかし、澤田のプログ記事で、近藤局長が卑怯にも澤田から逃げ出したことが、結局のところ、自分の悲劇を生み出したということ、また、近藤局長はそのことを隠し、何事もなかったように平静を装いながら、言い逃れをしたということが分かり、澤田にメンツを丸つぶれにされた悔しさが、そのまま怒りとなり、その暗い情念が近藤局長に向かいました。

一方、近藤局長はと言えば、周藤健が表面上は人格者であるかのように振る舞いながらも、未だ怒りの感情を抑えることができないという愛のない人格の欠陥を見抜いており、自分に向けられた周藤健の暗い情念を感じた時、「何だ、自分だって澤田の口撃から逃れようとした卑怯者ではないか」という反発心を抑えることが出来ませんでした。そして、裁きの感情を無表情な顔の下に隠しながら、次に周藤健と会った時には、つい、へイコラした如才のない態度をとってしまうのでした。

澤田さえいなければ、二人の間に微妙な感情の対立も生じず、苛立つこともなかったのに、澤田によって平穏な日常生活の中にいきなり石をぶち込まれたようで、周藤健も近藤局長も、それは本当に悔しいことでした。ニ人にとって、韓氏オモニを担ぎ上げなければならないこと、それ自体は長いものに巻かれろ精神で、少しも苦痛には感じていませんでしたが、カメラを従えて例の質問を浴びせかけながら突進してくる澤田の姿は、恐怖でもあり、おぞましくもあり、絶対に見たくはないものでした。


被告地平は上記書き込みにより以下の事実を摘示し、原告近藤の社会的評価を低下させた。
①原告近藤が周藤健から依頼され、周藤の到着時間に本部駐車場のシャッターを開けて中に入れることになっていたにもかかわらす、シャッターの外で、周藤を待っていた間に被告地平に出くわし、同被告から逃げようとする本能のあまり、卑怯にもシャッターを全部閉めて周藤が入れないようにしてしまった。
②原告近藤は被告地平からカメラで追い回されることをひどく恐れて二度と外に出る気がしなかったため他人に出迎えを代わってもらったものの、周藤をガレージから入れるとの指示を伝え損ねたため、周藤はガレージから入れなかった。
③周藤がこのことを原告近藤に指摘したところ、原告近藤が平静を装って言い訳をしたため、原告近藤と周藤との人間関係がこじれた。

しかし、上記①ないし③の各記載は著しく事実に反している。即ち、実際には周藤が原告近藤にシャッターの開閉を依頼した事実すら存在しないのであり、原告近藤がシャッターを閉めた理由も全く事実と異なっている。即ち、被告地平は自身の目に触れたごく限られた事実だけを元に、あとは全て憶測だけで自身の都合のいいように記事を創作したものに過ぎず、勝手な作り話によって原告近藤の社会的評価を低下させたものであるから、実に悪質である。他人の人格権に対するこのような無責任極まりない姿勢こそが、前記暴力事件にまつわる記事にも如実に表れているものである。

近藤徳茂

また、被告地平は、上記記事中にて原告家庭連合が著作権を有するU-ONE NEWS 2018年1月12日号の映像から原告近藤が映った画像を抜粋して掲載し、原告家庭連合の著作権を侵害すると同時に、原告近藤の肖像権を侵害した。また上記画像の下には、「周藤健を見捨てた卑怯者」との説明書きを付すことによって、同原告が卑怯にも周藤健を見捨てたとの事実を摘示し同原告の社会的評価を低下させた。なお、この画像および説明書きは、既述の通り前記暴力事件にまつわる記事中にても掲載されており(甲4号証の6)、原告近藤の被害を加重するところとなっている。

7 被告地平との交渉経緯
既述の通り、原告家庭連合は本年2月6日付で被告地平に対して通知書を送付し、原告家庭連合及び原告古瀬に対する名誉毀損及び原告古瀬に対する肖像権侵害に抗議し、謝罪文及び謝罪映像の投稿を要請し、同通知書は2月7日に被告地平に到達した(甲3号証の1、2)。ところが同被告は、名誉毀損記事を一切削除しないばかりか、翌日の同月8日には本件ブログ上に「196特別寄稿『家庭連合よ、道を誤るな!』」と題する記事を掲載して原告家庭連合の社会的評価を低下させ、本年2月10日には本件ブログ上に「197近藤局長から来た通知書」と題する記事を掲載し、同記事中にて削除要請には応じない旨記載し、原告家庭連合に対し法的手続きを執ることを勧め、その後も本件ブログ上における名誉毀損はエスカレートする一方となった。このため、本件提訴に及んだ次第である。

8 被告らによる名誉毀損の悪質性
被告らは、確実な資料・根拠を欠いたまま、軽率にも男性②が原告古瀬であり、同原告が男性①の暴行に荷担したものと誤信し、原告家庭連合及び原告古瀬の名誉を毀損したのであった。

その後、原告古瀬からの抗議により被告地平は男性②が原告古瀬ではない可能性を強く認識するに至ったものであり、この時点で原告家庭連合が暴力事件を仕組んだとする根拠自体がなくなった以上、本来被告地平は原告家庭連合に対する名誉毀損を止めなければならなかったはずである。そこで原告家庭連合が同被告に対し通知書を送って抗議し、記事の削除を要請したところ、これを受けた同被告は記事を削除するどころか、逆に、永田正治の寄稿文なるものを本件ブログに掲載し、名誉毀損の被害者である原告家庭連合側に不合理な説明責任を負わせることによって記事削除を回避するという、全く逆の態度に出たので、あった。更にこの手法に乗じて、被告地平は、原告近藤、同澤田、ないし同古瀬らの顔写真までをも本件ブログ上に掲載し、何ら確実な資料・根拠が存在しないにもかかわらず、「暴行事件に係わった男達」「黒幕の3人」などの説明を付し、益々名誉毀損の度を高め被害を拡張したのであった。

これまで被告らによる礼拝妨害活動によって近隣からの苦情や警察への通報があったことを考えれば、本件暴力事件が被告らによって迷惑を受けた近隣によるものであると考える余地も十分にあったはずである。ところが、被告地平は本件ブログ上では自分達の非によって暴力事件が起きた可能性を殊更に無視し、もっぱら原告らのせいにすることによって、自身の社会的評価を維持するという責任転嫁の姿勢に出たものであり、しかも、自身の主張の論拠が薄弱となるや、これを補うかの如く徹底的に原告らの名誉を毀損するという暴挙に出たのであるから、本件各名誉毀損行為は実に悪質であると言わざるを得ない。

9 被告らの責任
(1)被告地平
被告地平は、本件ブログ上に本件各記事を掲載した当事者として原告らに対し民法709条に基づき、損害賠償責任を負う
。また、上記のような本件記事による原告らの社会的評価の低下の深刻さに鑑みると、原告らに対する名誉毀損は、金銭による事後的賠償のみでは到底回復され得ず、本件記事や拡散した記事によって原告らについて事実と異なる評価を有するに至った読者に対し、それが事実に反することを周知させることこそが必要不可欠である。このための手段としては、本件ブログ上の各記事が掲載されたのと同等の伝播力を持つ方法で、本件についての謝罪広告を掲載させるほかにはあり得ない。即ち、本件ブログ上にて閲覧者が先ず先に目にする場所に謝罪広告を掲載することが、「名誉毀損を回復するのに適当な処分」(民法723条)として必須である。

(2)被告三帆子
被告三帆子は、被告地平と共謀して撮影を担当し、原告澤田、及び同古瀬を無断撮影し、その動画を被告地平に提供することによって、被告地平による本件各記事の掲載及び肖像権侵害を共同実行ないし幇助した当事者であり、また、重大な過失によって男性②を原告古瀬と見間違え、その認識を被告地平に伝えることによって、原告古瀬及び原告家庭連合に対する名誉毀損を共同実行ないし幇助した当事者として、民法709条、同法719条1項ないし同条2項に基づき損害賠償責任を負う。

10 損害
(1)原告家庭連合
ア 原告家庭連合は、本件記事により、事実に反する暴力事件への組織的・計画的関与を疑われたことからすると、その社会的評価の低下による損害は500万円を下らない。
イ 弁護士費用
原告らは、本件訴訟提起及び訴訟追行を弁護士に委任した。本件訴訟が高度の技術的・専門的訴訟追行能力を要することは言うまでもなく、そのためには弁護士への委任が必要不可欠である。そして、本件で被告らが負担すべき弁護士費用の金額は、原告家庭連合に対しては金50万円を下らない。

(2)原告近藤
ア 慰謝料
原告近藤は、本件記事により、事実に反する暴力事件への関与を疑われ、また、職務遂行に重大な落ち度があったごとく疑われたこと、及び、肖像権を侵害されたことからすると、その精神的苦痛による損害は150万円を下らない。
イ 弁護士費用15万円

(3)原告拓也
ア 慰謝料
原告拓也は、本件記事により、事実に反する暴力事件への関与を疑われ、また肖像権を侵害されたことからすると、その精神的苦痛による損害は150万円を下らない。
イ弁護士費用15万円

(3)原告古瀬
ア 慰謝料
原告古瀬は、本件記事により、事実に反する暴力事件への関与を疑われ、また肖像権を侵害されたことからすると、その精神的苦痛による損害は150万円を下らない。
イ弁護士費用15万円

11 結語
よって、原告家庭連合は被告らに対し、請求の趣旨第1項記載のとおり、民法709条、同法719条1項ないし同条2項に基づき連帯して550万円及びこれに対する平成30年2月13日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求めるとともに、原告家庭連合の名誉回復のための適当な処分として、被告地平に対し請求の趣旨第5項記載のとおりの謝罪広告の掲載を求める。

原告近藤は被告らに対し、民法709条、同法719条1項ないし同条2項に基づき連帯して165万円及びこれに対する平成30年2月13日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求めるとともに、原告家庭連合の名誉回復のための適当な処分として、被告地平に対し請求の趣旨第5項記載のとおりの謝罪広告の掲載を求める。

原告拓也は被告らに対し、民法709条、同法719条1項ないし同条2項に基づき連帯して165万円及びこれに対する平成30年2月13日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求めるとともに、原告家庭連合の名誉回復のための適当な処分として、被告地平に対し請求の趣旨第5項記載のとおりの謝罪広告の掲載を求める。

原告古瀬は被告らに対し、民法709条、同法719条1項ないし同条2項に基づき連帯して165万円及びこれに対する平成30年2月13日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求めるとともに、原告家庭連合の名誉回復のための適当な処分として、被告地平に対し請求の趣旨第5項記載のとおりの謝罪広告の掲載を求める。

原告らは被告地平に対し、別紙謝罪広告目録記載1の謝罪広告を、同記載2の条件により、同被告が開設している「審判回避プロジェクト」と題するブログに掲載することを求めるとともに、原告家庭連合の名誉回復のための適当な処分として、被告地平に対し請求の趣旨第5項記載のとおりの謝罪広告の掲載を求める。以上

証拠方法

1 甲1号証 仮処分決定
2 甲2号証 保全異議手続決定
3 甲3号証の1〜2 通知書と郵便局の配達履歴
4 甲4号証の1〜10 ブログ「審判回避プロジェクト」
5 甲5号証の1〜2 ブログ「火の粉を払え」
6 甲6号証 ブログ「礼節」
7 甲7号証 写真報告書

添付書類

1 甲号証の写し 各1通
2 訴訟委任状 各1通

(別紙)

謝罪広告目録

第1 謝罪広告の内容
1 見出し
謝罪文

謝罪

2 本文
平成30年1月21日に私、澤田地平が路上にて通行人から暴行を受けた事件に関し、事実無根の記事及び画像の投稿を行い、世界平和統一家庭連合、その役員及び職員らの名誉を著しく毀損し、多大なご迷惑をおかけしたことを心より謝罪し、今後2度と同じような行為を繰り返さないことをここに誓約致します。
 平成  年  月  日
澤田地平

第2 掲載条件
1 掲載場所
掲載場所、掲載期間は本件ブログのトップページ(最初の頁)の記事欄の最上段に1年間固定表示して掲載するものとし、本件ブログを閉鎖する場合も前記期間満了まで謝罪文掲載ページだけは残し、謝罪文を閲覧可能な状態に置くものとする。
2 使用文字
見出し、本文ともに本件ブログ掲載記事表題の「審判回避プロジェクト」と同じ字体、同じポイント及び同じ文字間隔とし、行間隔は1文字分とする。また背景自に黒色の文字を使って表示するものとする。以上


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■ プロフィール

澤田地平

Author:澤田地平
1953年長崎県生まれ
6000家庭
携帯:080-3272-0026
e-mail:swdsw5@yahoo.co.jp
ご連絡お待ちします。
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