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 審判回避プロジェクト

205損害賠償請求裁判(原告準備書面3への反論)

■家庭連合から約345万円の損害賠償を請求されている裁判は、今まで5回の口頭弁論(2017.7.25/9.19/11.7/12.12/2018.1.30)が行われました。まだまだ続きそうです。先回1月30日には家庭連合から証人尋問の申し出があり、家庭連合から近藤局長と澤拓副局長が証人として出廷し、私達の妨害状況とそれにいかに対処したか、及び被害状況と警備員を雇わざるを得なかった事情等について証言するそうです。

ところで、昨日から今日にかけて、私がVimeoにUPしている動画全てが見られなくなる現象が生じました。幸いに午前中には復旧したのですが、どうも家庭連合がクレームを出して、Vimeo側が私のアカウントを削除する動きをしているのではないかと思われます。YouTubeのアカウントが削除されたのと同じ事態になることを考えておいた方がよさそうです。

原告準備書面3小

***


事件番号平成29年(ワ)第17877号 損害賠償請求事件
原告 世界平和統一家庭連合
被告 澤田地平外3名

準備書面3


東京地方裁判所民事第45部合議A係御中

平成30年1月25日
〒134-0088○○○○○○○○○○○○
被告 澤田地平
被告 ○○○○
被告 ○○○○
被告 ○○○○


平成29年12月12日付け原告準備書面3に対する意見を以下に述べます。
 
 会場内の警備費用は被告とは無関係
原告準備書面3の1ページ下から7行目以降に、「有明コロシアムにて大会が行われた際、警備業者は会場内を警備したのであり、原告のスタッフ等が会場の内外を警備したものである。被告らが会場敷地内に侵入した際も、対応したのは原告のスタッフであり、警備業者は会場内にいたため被告らの目にとまっていないに過ぎない。但し、この日、警備業者の監督的立場で来場していた株式会社IMSPの警備部長牧村博一だけは、無線連絡を聞きつけ、駐車場に駆けつけたものであり、同人は原告ら提出の映像(乙13号証0:30〜0:43等)においても写っている」とあります。

これによると、甲15号証の請求書に係わる警備員は有明コロシアム会場内を警備していたということであり、国際展示場駅周辺でビラまきをした被告らとは、何ら関係がありません。そのように関係のない警備員の警備費用を被告らが請求されるいわれはありません。

 警備部長牧村博一はどこにいるのか
また「株式会社IMSPの警備部長牧村博一だけは、無線連絡を聞きつけ、駐車場に駆けつけたものであり」とあり、警備員のうち一人だけは被告らに関係があるように述べていますが、このことにより甲15号証の請求額を被告に求める根拠とは到底なり得ません。

株式会社IMSPの警備部長牧村博一をネット検索すると、本人の写真が見つかります。この警備部長牧村博一は「原告ら提出の映像(乙13号証0:30〜0:43等)においても写っている」とのことですが、乙13号証は、おそらく乙12号証の間違いであり、そして、乙12号証の動画で有明コロシアム駐車場に警備員が出てくる場面(乙12号証0:30〜0:43)をチェックしてみても、警備部長牧村博一らしき人物を特定することはできません。どの人物を指して原告は「写っている」としているのでしょうか。警備部長牧村博一と有明コロシアム駐車場における警備員の写真を乙29号証として提出します。

 警備員雇用の理由になり得ない朴鐘淳のケース
原告準備書面3の3ページ上から7行目以降に、「元信徒で現在サンクチュアリ教会の信仰を持つ林(ママ)鐘淳が突然礼拝堂に侵入し、教区長に書籍を投げつけ、殴りかかったため、居合わせた信徒らによって取り押さえられ、警察に引き渡されるという事件が起きている」とあり、これを根拠に「サンクチュアリ教会の信仰は会員らを『狂気』に陥れる要素を内包している」と断定し、この「狂気」が被告らにもあるとして、原告が警備員を雇った理由にしています。

朴鐘淳が教区長に殴りかかった理由は何なのでしょうか。それを明確にせず、「サンクチュアリ教会の信仰は会員らを『狂気』に陥れる要素を内包している」と断定することは出来ません。また、朴鐘淳がどの程度のサンクチュアリ教会の信仰を持っているのか、この記述では不明ですし、それ以前に、本当にサンクチュアリメンバーなのかどうか、原告はそれをどのように証明するのでしょうか。

更に、朴鐘淳が教区長に殴りかかったことをして「狂気」と呼んでいますが、現在の朴鐘淳に「狂気」があるのなら、それはサンクチュアリ教会の信仰によって生じた「狂気」ではなく、その以前から潜在していた可能性も否定できないのであり、朴鐘淳は元信徒とのことですから、その「狂気」は家庭連合の信仰と関係があるという見方も出来るでしょう。
ですから、朴鐘淳の暴力行為をして、被告らに「狂気」があることの根拠とし、それにより原告が警備員を雇ったことを正当化する原告の論理には、無理があり過ぎます。

 暴力男の狂気は家庭連合の信仰ゆえか
被告らは現在も松濤本部前での抗議活動を続けており、この1月21日においても実施しました。この時、一人の男が被告澤田地平に殴りかかって来ましたので、この動画を乙30号証として提出します。

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被告らの抗議活動に反対するこの男は、家庭連合の信仰を持っていると考えられますので、原告が朴鐘淳の例を引き、「この事件から明らかな通り、サンクチュアリ教会の信仰は会員らを『狂気』に陥れる要素を内包している」と主張するのなら、この暴力男の例によれば「この事件から明らかな通り、家庭連合の信仰は会員らを『狂気』に陥れる要素を内包している」と主張出来ることになります。原告はそれでよいのでしょうか。

 お母様は真の愛と真の血統を持っていません
原告準備書面3の10ページ下から9行目以降に、「なお、文師はこの説教を行った時点で『聖霊は神様の娘として来られました』と語っているが、ここで言う『聖霊』は、神様の娘として2000年歴史を経て誕生した韓鶴子女史以外にはあり得ず、その韓鶴子女史が『神様の娘として』来たという以上、神の血統に属する無限罪の娘として生まれたことを意味するのは当然のことである」とあります。

乙31号証2

文鮮明師は1993年12月20日に、「そういうふうにして真の母の腹を通過して再び生まれてくるのです。これに、入ってくる時は左のほうから入ってくるのです。分かりましたか?なぜ左のほうから入るのかというと、お母様が左のほうだからです。入ってきてお母様の腹の中に入ったとしても、その入った子供とお母様の根っこは何かというと、渋柿の根っこから切って取り返してきたものです。分かりますか?それが天の家庭に入るには、手続きをしないといけないのです。何の手続きかというと、愛の手続きです。だから、真のお母様の腹の中に入っていても、それは真のお父様の真の愛と真の血統にはまだつながっていないのです。お母様は真の愛と真の血統を持っていません。向こうのほうなのです。それは、新婦の立場で、新郎を迎えて一つになるということです。分かりましたか?分かりましたか?」と語っています。

ここに「お母様の根っこは何かというと、渋柿の根っこから切って取り返してきたものです」及び「お母様は真の愛と真の血統を持っていません。向こうのほうなのです」とあり、文鮮明師は韓鶴子氏が神の血統に属する無限罪の娘として生まれたとは考えていないことが分かります。この文鮮明師の言葉を記載している本「訪韓修練会御言葉集」の外観及び奥付の写真と、当該ページP.185及びP.186の写真を乙31号証として提出します。


 韓鶴子氏は文鮮明師を裏切っている
原告準備書面3の11ページ上から3行目以降に、「更に、1992年8月24日に開催された第1回世界文化体育大典の祝賀晩餐会で文鮮明師は『私と妻の韓鶴子女史は、人類の真の父母であり、救世主・再臨主であり、メシヤであると宣布します』と述べている。従って、この内容が『嘘』だというなら、文師が嘘を述べたと言っているに等しく、結局のところサンクチュアリ教会は韓鶴子女史を否定するのみならず、文師をも否定する団体だと言えるのである」とあります。

被告らは、2015年以降に退会もしくは除籍されるまでは、世界平和統一家庭連合の会員でした。ですから、当然のことながら上記文鮮明師の言葉も知り、「文鮮明師と韓鶴子女史は、人類の真の父母であり、救世主・再臨主であり、メシヤである」と固く信じていました。そして、この文鮮明師の言葉に関しては今も信じているのであり、その内容を「嘘」だと考えているのではありません。

乙33号証1

ところが、文鮮明師が2012年9月3日に死去して以降、韓鶴子氏は文鮮明師の教えを否定するようになり、その言動を通じて、韓鶴子氏は文鮮明師と一体の境地にないということが明らかになりました。継続的に韓鶴子氏が文鮮明師と共に、人類の真の父母であり、救世主・再臨主であり、メシヤであるためには、韓鶴子氏が文鮮明師と継続的に一体の境地にあることが必須の条件であると被告らは考えていますので、一体の境地にない現在の韓鶴子氏は「人類の真の父母であり、救世主・再臨主であり、メシヤである」とは言えないというのが被告らの見解です。

それ故に、被告らの準備書面1の15ページ下から9行目以降に、「家庭連合の幹部及び責任者達は韓鶴子氏に逆らうことが不可能なのであり、それまでの教義とは違う『独り娘(韓鶴子氏のこと)も原罪なく生まれた』という韓鶴子氏の言葉を受け入れざるを得ないのです。そこで仕方なしに、『文師だけでなく韓鶴子女史もメシヤであるというのが家庭連合の教えである』という嘘を教え始めました」と書きました。

韓鶴子氏は2017年10月25日に①「私は50余年の間、何も言いませんでした。すべて知りながらも黙っていました」及び②「ですから50年の間、耐えてきたのです。知らなくてそうしたのではありません」と語り、2017年11月4日に③「私でなければならないと決心したのです。ですから私は話すことのできる時を待っていたのです」と語り、2017年12月15日に④「私は50年間待って、『私が独り娘である』と宣布しました」と語っています。

乙33号証2

韓鶴子氏は文鮮明師と1960年4月11日に文鮮明師と結婚し、文鮮明師が2012年9月3日に死去するまでの52年余の間、夫婦として連れ添いました。上の韓鶴子氏の言葉は、文鮮明師と夫婦であったこの52年余のことを述べており、この間、韓鶴子氏は文鮮明師に何かを話さないで隠し、黙ったまま忍耐し、それを話すことのできる時を待っていたということであり、そして文鮮明師が死去して初めて「私が独り娘である」と宣布しましたということから、「私が独り娘である」ということが隠していたことであり、話したかったことであるということが分かります。

このように、夫である文鮮明師に隠し事をしていたことを公言し、夫が死んで後、本音を語っているのですから、現在の韓鶴子氏は文鮮明師と一体の境地にないことは明らかなのです。韓鶴子氏は文鮮明師を裏切っていると見ることが出来ます。韓鶴子氏の上記4つの発言は、韓国家庭連合の傘下組織PEACE-TVが公開している飜訳の字幕付き動画で確認することが出来ますので、当該発言箇所を集めて編集した動画を乙32号証として、またその発言場面の画像を乙33号証として提出します。

 嘘をついて真実を隠す原告の罪は大きい
原告準備書面3の2ページ下から3行目以降に、「被告らは、原告が根本教義を一方的に変更したとか、そのため家庭が崩壊したと主張するが、いずれも否認する。ちなみに、被告澤田地平の家族関係が悪化したのは、原告の創始者文鮮明師が第2教主として指定した韓鶴子女史に従わず、文師の7男に従うようになったため、韓鶴子女史に従う妻らと意見が食い違ったことが原因である。被告澤田地平が、夫人らとよく話し合ってから方針決定していれば、家庭崩壊には至らなかったはずである」とあります。

上に述べたように、韓鶴子氏は文鮮明師を裏切っているということは事実であり、原告が根本教義を変更してまでそのことを隠していることが、被告澤田地平の夫婦関係の悪化の第1番目の原因です。そして、原告が韓鶴子氏の裏切りを隠していたとしても、夫婦がよく話し合い、その結果、妻が被告澤田地平の考えに同意していたなら、夫婦関係の悪化には至りませんでしたが、夫婦間の意見が食い違ったことは、どこまでも夫婦関係が悪化したことの第2番目の原因です。そして、信徒に及ぼす影響は、第1番目の原因が圧倒的に大きく、またその影響は広範囲に及ぶものです。韓鶴子氏の裏切りの事実を、嘘をついてまで隠している原告の罪はそれだけ大きいと言わざるを得ません。以上

証拠方法

1 乙29号証 警備部長牧村博一と有明コロシアム駐車場の警備員の画像
2 乙30号証 殴りかかって来た男の動画
3 乙31号証 本の外観と中身の写真
4 乙32号証 韓鶴子氏の編集動画
5 乙33号証 韓鶴子氏編集動画の場面画像

添付書類

1 証拠説明書…1通
2 乙30号証及び乙32号証を録画したDVD…1枚
3 その他の乙各号証各書写し…1通

鐘築優法律事務所

***

平成29年(ワ)第17877号損害賠償請求事件
原告 世界平和統一家庭連合
被告 澤田地平外3名
原告準備書面3

平成29年12月12日

東京地方裁判所民事第45部合議A係 御中

原告代理人弁護士 鐘築優

本書面においては、被告準備書面1に対して必要な限りで認否反論を行った上で、補足の主張を行う。
1.「1」に対して
(1)「(1)」に対して
①被告澤田地平らは、有明コロシアムの境界が不明瞭である旨主張するが否認する。有明コロシアムの敷地の境界は明瞭である(甲21号証、甲22号証)。
②警備業者について
有明コロシアムにて大会が行われた際、警備業者は会場内を警備したのであり、原告のスタッフ等が会場の内外を警備したものである。被告らが会場敷地内に侵入した際も、対応したのは原告のスタッフであり、警備業者は会場内にいたため被告らの目にとまっていないに過ぎない。但し、この目、警備業者の監督的立場で来場していた株式会社IMSPの警護部部長牧村博ーだけは、無線連絡を聞きつけ、駐車場に駆けつけたものであり、同人は原告ら提出の映像(乙13号証O:30〜0:43等)においても写っている。

(2)「(2)」に対して
渋谷教会のスタッフが後日、ポリ袋を出して不要なビラを回収するようになった事実はあるが、1月22日には行っていない。いずれにしても、本部職員がビラを回収した事実はない。乙17号証の12:31に写っている男性は本部職員ではない。また、同人は参考のためビラを1枚受け取ろうとしたに過ぎず、奪い取ろうとしたというのは被告澤田地平の邪推に他ならない。

近藤徳茂2

2.「3」に対して
被告澤田がローソン神山店に確認したとの事実は不知。いずれにしても、2017年2月3日に渋谷教会のスタッフが確認した際には、1000個のおにぎりのキャンセルに対して難色を示されたためにキャンセルを断念したものである。通常礼拝ではイベントほど参加者が集まらないことはそれまでの経験上明らかであり、仮にキャンセルが可能であったならキャンセルしない理由はない。

3.「4」に対して
(1)「(1)」に対して
労働運動の活動家や暴力団が葬儀や神前結婚といった宗教儀式の最中に押しかけないのは公知の事実である。従って、被告らにおいてこれを否認するのであれば、逆の事例を挙げるべきである。ちなみに、原告に反対してきた左翼勢力であっても、宗教儀式を妨害したことはない。被告らは、原告が根本教義を一方的に変更したとか、そのため家庭が崩壊したと主張するが、いずれも否認する。ちなみに、被告澤田地平の家族関係が悪化したのは、原告の創始者文鮮明師が第2教主として指定した韓鶴子女史に従わず、文師の7男に従うようになったため、韓鶴子女史に従う妻らと意見が食い違ったことが原因である。被告澤田地平が、夫人らとよく話し合ってから方針決定していれば、家族崩壊には至らなかったはずである。

被告らの「狂気」について、例えば原告の徳島教区にある地方公認教会の徳島家庭教会では、本年10月1日に篠崎幸郎教区長が日曜礼拝の説教中に、元信徒で現在サンクチュアリ教会の信仰を持つ林鐘淳が突然礼拝堂に侵入し、教区長に書籍を投げつけ、殴りかかったため、居合わせた信徒らによって取り押さえられ、警察に引き渡されるという事件が起きている。同人の暴行により篠崎教区長は、左下口腔内挫創及び右顎関節捻挫で全治4日の傷害を受けている(甲23号証の1、2)。この事件から明らかな通り、サンクチュアリ教会の信仰は会員らを「狂気」に陥れる要素を内包しているものである。

原告側が警備員を雇った理由は、こうした「狂気」を被告らの態度や言動から明確に認識したこと、及び、既に本部教会前で大騒ぎを起こした被告らが(甲24号証)、本部教会の建物の中に立ち入った場合、騒ぎを起こし、礼拝が妨害される危険を認識したからに他ならず、原告側は暴行傷害、礼拝妨害といった事件を未然に防ぐため、警備員を雇わざるを得なかったものである。こうした配慮は、信徒の安全を守るべき教会側としてはむしろ当然の責務であるとすら言える。仮に原告が警備業者を雇うなどの配慮を怠り、現実にこうした事件が発生した場合には、原告の管理責任が問われることも十分あり得たものである。

なお、被告らの礼拝妨害を踏まえ、東京地裁は本年3月31日に原告側が求めた通りの仮処分決定を下し、被告らの妨害行為を禁止したものであるが(甲7号証)、その後、被告澤田らはハチ公前に抗議活動の場所を移すなどしたため、本部教会前での妨害活動は暫く沈静化することとなった。こうした事態を踏まえ、被告澤田地平、及び同○○の保全異議申立てを受けた東京地裁は、本年8月9日付で決定を下し、同人らの妨害活動を「拡声器を利用するなどして大音量で演説する方法」による業務妨害に限って禁止するに至った。しかるに、同決定に対する本件原告側の抗告が棄却され確定するや、被告澤田地平らは、たちまちにして妨害活動を激化させ、「拡声器を使わなければ大音量で演説しても構わないとの解釈のもと、原告が礼拝中であるにもかかわらず、大音量で叫び声を上げるなどして業務妨害を行うに至ったものである(甲25号証)。

そもそも原告澤田地平らは、大勢を動員して業務を妨害することにより、原告の業務にダメージを与えることを目的としてこうした活動をしているものである(甲26号証の1、2)。従って、原告が警備員を雇わず、また、裁判所から厳しい決定が出なければ、被告らは躊躇無く違法な妨害活動を行う者達であり、原告が警備員を雇ったことは不可避であったと言える。被告澤田らは、1月22日の井口の態度を「ヤクザまがい」と表現する。しかしながら、被告澤田地平は赤地に「宋龍天と徳野英治を追放せよ!!!!」と記されたプラカード2枚を体の前後にぶら下げて原告の本部教会建物に侵入するなど、その態度は明らかに異常であり、井口は被告澤田の異常な言動に上記「狂気」を強く感じたものである。

さりとて物理的強制力によって被告澤田を排除することができないため、声の力に頼らざるを得ず、強い口調をもって被告澤田らを排除しようとしたものである。実際にも、井口の強い拒絶の意思表示や被告澤田を取り囲んだ10人もの警察官の説得にも関わらず、被告澤田は頑として原告の本部教会前を立ち去ろうとしなかったのであるから、その「狂気」はこうした態度からも明らかである。なお、被告澤田地平と井口とは同じ早稲田大学原理研究会出身者として旧知の仲であり、かつて被告澤田地平が刑事事件を犯して前科一犯となり、同被告の夫人から離婚相談を受けた際、これを思いとどまるよう説得し、離婚を回避した経緯がある。このため、井口としては、同人の努力にも関わらず再度問題を起こし、夫人との関係を自ら難しくしている被告澤田地平に対して憤りの思いをもったことも事実である。

被告らは、マシンガンやナイフを手にした写真をネット上で流布していることについて、本物の武器ではないなどの弁明を述べる。しかしながら、被告澤田地平及び被告○○○○についてはいざ知らず、文亨進及びその配下の者達が手にしているのはおもちゃなどではなく本物の武器である(甲27号証)。また、どのような弁明を述べようとも、宗教
団体の信者がこうした写真を流布すること自体が異常なのであり、その異常性に気づかない被告らの精神状態は「狂気」としか言いようがない。原告の会員の中に、かつて空気銃を販売していた者がいることは聞いているが、原告自身が空気銃を販売した事実はなく、まして、武装写真を流布した事実もないのであって、直ちに原告に結びつくことではない。

(2)「(2)」に対しては、準備書面1で主張した通りである。

(3)「(3)」に対して
警備会社によっては時間給で1時間3万円を請求する業者もあるが、それに比べてば、原告が契約した業者は一日単位の請求とはいえ、遥かに安価であり、原告は不当な報酬支払をしたものではない。

(4)「(4)」に対して
被告澤田地平の無断侵入に対して警告を発した本部職員は井口康雄であり、同人は無断侵入を行う被告澤田地平に対して「やめろ」と明確に述べている。万人救済の理念と建物内に誰を入れるかとは別の問題であり、原告はその管理権に基づき無断侵入者の立入を阻止する権限を有している。元より、不審者や反対派、及び分派活動を行う者の立入は認めていない。被告澤田地平は、のぞき見的に原告にまつわる情報収集を行っては教団のプライバシーに属する内部事情を公開し、揶揄することによって自己満足を得ているものであり、そのような者の情報収集活動に原告が応じるべき義務はない。また、建物の外で大騒ぎを起こした堀夫婦を建物の中に止めた場合、どのような騒ぎを起こすか予測の限りではなく、退去要請に応じない堀夫婦を現行犯逮捕しても、何ら不当逮捕には当たらない。

A「A」に対して
訪問者は受付で入室許可を受けているが、玄関ドアからの入室以前に入室を拒否すべき者と判明した場合には、当然のことながら、その段階で入室を拒否している。被告澤田地平について言えば、原告の本部教会建物玄関前で分派活動を行うなど、当初より入室を拒否すべき者であったことが明らかであったため、玄関ドアからの入室後、井口は直ちに入室を拒否したものである。

B「B」に対して
各人が所属教会の礼拝に参加すべきことは、日頃の信仰指導の仲で指導されていることであり、原告の各信徒においては当然のことと受け止められている。従って、あえて通達を出すなどのことはしていない。被告らにおいても、家庭連合に所属していた聞は所属教会の礼拝に参加したはずである。礼拝への参加を認めるか否か、週報を交付するか否かは原告側に決定権があることであり、既にサンクチュアリ教会の信仰を持ち、原告の信仰に反対の姿勢を示している者に対して、原告が入室の許否を決定できるのは元より当然のことである。

従って、一々通達などは出していない。特に本件は、既に原告を脱会している被告澤田が、週報を入手するとの目的を遂げるため、いまだ正式な脱会手続をとっていなかった堀久子を利用して週報を得ようとしたものである。部外者による週報の入手など、拒否すべきは当然のことである。渋谷警察署が不退去罪による現行犯逮捕に対して逮捕の正当性を認定した事実は、原告の総務局長近藤徳茂が渋谷警察署において警察官から直接聞いている。元より、現行犯逮捕を行った原告側に対して、逮捕罪等の容疑が掛けられた事実はない。

C「C」に対して
被告らは、堀勇ーが妻を心配して建物の中に入ったと主張するが、実際には良く事情が分からないなか、被告澤田地平が指示して建物内に侵入させたものである。自発的に入ったものではない。被告らは、「人の世の道理」を主張するが、原告の本部教会前にて散々騒動を起こし、建物内においてどのような騒動を起こすか予想できない者達が、原告側の度重なる拒否にも関わらず本部教会内に無断侵入し、退去要請を拒むという違法行為に出た以上、現行犯逮捕され警察に突き出されたとしても当然のことである。自分達の非は棚に上げ、相手方の正当行為を非難するという点にも、サンクチュアリの信仰を持つ者達の「狂気」が表われていると言える。渋谷警察署が不退去罪による現行犯逮捕に対して逮捕の正当性を認定した事実は、堀久子について主張したところと同様である。

4.「6」に対して
(1)「(1)」に対して
被告らは、八大教材が原告の教義の全てであると主張し、韓鶴子女史の教えは含まれておらず、韓鶴子女史が語った内容が文章化されたものが教義であることを否定する。しかし、いずれも否認する。八大教材教本には615巻にのぼるマルスム選集(現在も続編編纂中)が含まれるが、その中には、韓鶴子女史が語った内容も含まれており(557巻139頁〜140頁等)、教義の一部を構成している。また、文師は生前に、「私が死んでも(真のお母様には)統一教会を導くことができる能力もあるので、お母様が説教する時が来るのです。……そのような時は、(お母様に)絶対服従しなくてはなりません。お母様にも、しなければならない責任分担の5パーセントが残っているのです。それを私がすべて、さっさっと渡してあげるのです。……私がお母様を称賛するのではなく、お母様に良い点が本当に多いのです。素晴らしいというのです。

それゆえに、そのようなものをすべて見て、お母様として選んだのではないですか。顔を見れば分かるのです。慎ましいのですが恐ろしい女性です。一度決心すれば、最後まで自分一代でこの複雑な恨の峠をすべて清算するという決心が、私よりもお母様がもっと強いのです。先生は、今70を超えたので、ごみ箱の近くに行きましたが、お母様は、今ごみ箱を収拾してそれをすべて掃除することができる主人になったので、先生よりもお母様をもっと重要視することができる統一教会の食口になれば福を受けるのです」と語っている(『真の御父母様の生涯路程⑩』351〜352頁)。『真の御父母様の生涯路程』の中のこれら説教も全てマルスム選集に収録されており(188巻319頁、222巻277頁、220巻238頁)、八大教材教本の中で文師は自身の他界後に韓鶴子女史の説教に絶対服従すべきことを説いている。従って、文師が「第2教主」と認定した韓鶴子女史の語る説教に教義としての価値を認めることは、文師の上記説教に照らしても明らかである。

(2)「(2)」に対して
なお、「絶対服従」における「絶対」は「服従」に例外が存在しないことを意味している。しかるに、文亨進氏及び被告澤田らサンクチュアリ教会の会員らは、韓鶴子女史が文師に反逆したなどの例外事由を挙げることによって韓鶴子女史に「服従」しないとの立場を決め込んでいるのであるから、文師が遺言として遺した八大教材教本の内容にあからさまに違反しているのは、文亨進氏及び被告澤田らサンクチュアリ教会の会員らであると言える。ちなみに文師は「私(注、お父様)がいなくても、お母様の前に一番近い息子・娘が第3の教主になるのです」と述べており(マルスム選集202巻83頁〜84頁)。このみ言に照らしても、文亨進氏は文師夫妻の後継者ないし相続人ではあり得ない。

(3)「(3)」に対して
被告らが乙22号証、及び乙23号証を原告代理人に送付した事実は認め、そこに記された内容をカン・ヒョンシル女史が語ったか否かについては不知。仮に同女史が乙23号証、及び乙23号証に記された内容を語ったのだとすると、同女史もまた、文師が遺言として遺した八大教材教本の内容にあからさまに違反していると言える。被告らは、原告の責任者等が韓鶴子女史に「逆らうことが不可能」なために「独り娘も原罪なく生まれた」との言葉を受け入れざるを得ないなどと主張する。しかしながら、「独り娘」の教義に関して言えば、文師自身、韓鶴子女史との婚姻以前の1959年10月11日に、「皆さん、考えてみてください。神様の独生子イエス様が、この地上に来られてもし死ななかったならば、どのようになりましたか?イエスが独生子だといったので、神様はその前に独生女も送られたのです。伝道書7章28節に『私の心に求めてもいまだ得られなかったものがこれである。

1千人の男の中で1人を得たのだが、1千人の女性の中で1人を得られなかったのである』と語られました。神様の2000年の歴史は新婦を探す歴史です。新婦を探す歴史です。それを否認しますか?新婦を探す歴史なのです。イエスは真なる息子の姿で現れましたが、真なる娘の姿がないので、神様のみ旨を成し得なかったのです。それゆえ、2000年歴史は娘を探す歴史です。私たち統一教会が今後争うようになるのもこの問題ゆえです。聖霊は神様の娘として来られました。それならば、神様の解怨のその日はどのような日であるか?小羊の婚宴の日だといわれました。1千の男の中から選んだ1人の男として主が現れられれば、その一人の新婦はどこにいるのだろうか?聖霊が来て2000年の間、この地上にしなければならないことは、『新婦』を準備しておくことなのです」と語っている(マルスム選集7巻303頁)。

従って、「独り娘」の教義は文師他界後に韓鶴子女史が急に語り始めたものではなく、実際には韓鶴子女史との婚姻以前に語っていた教義であり、しかも、この教義を巡って、被告らのような不信仰者が現れることも十分見通した上で、「私たち統一教会が今後争うようになるのもこの問題ゆえです」と明言しているのである。なお、文師はこの説教を行った時点で「聖霊は神様の娘として来られました」と語っているが、ここで言う「聖霊」は、神様の娘として2000年歴史を経て誕生した韓鶴子女史以外にはあり得ず、その韓鶴子女史が「神様の娘として」来たという以上、神の血統に属する無原罪の娘として生まれたことを意味するのは当然のことである。

被告らは、「文師だけでなく韓鶴子女史もメシヤである」との原告の教えについて嘘の教えであると主張する。しかしながら、八大教材教本の1つである『原理講論』には、「メシヤは人類の真の父母として来られなければならない」(277頁)と明記され、同じく八大教材教本の1つである『天聖経』には「メシヤは真の父母です」との説教が記されている(192頁)。更に、1992年8月24日に開催された第1回世界文化体育大典の祝賀晩餐会で文鮮明師は「私と妻の韓鶴子女史は、人類の真の父母であり、救世主・再臨主であり、メシヤであると宣布します」と述べている。従って、この内容が「嘘」だと言うなら、文師が嘘を述べたと言っているに等しく、結局のところサンクチュアリ教会は韓鶴子女史を否定するのみならず、文師をも否定する団体だと言えるのである。以上


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■ プロフィール

澤田地平

Author:澤田地平
1953年長崎県生まれ
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サンクチュアリ江戸川教会教会長
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