2 生命維持装置を外す話はいつ出て来たのか
■2016年4月11日、日本からの訪米メンバーは2グループに分かれ、早朝から観光に出発しました。私はサンクチャリ教会から車で3時間程のところにある、アーミッシュの居住地を見学しました。アーミッシュは自らの信仰に基づき、電気もない、車も使わない、アメリカにあってアメリカ社会とは隔絶された生活をしている人達だということは知っていました。中型バスに乗って、運転手の解説を聞きながら回ります。訪れて初めて知り、驚いたのは、その居住地が市街地に隣接しているということでした。私はてっきり、隔絶された山の中のような環境で暮らしているのかと思っていました。見学から帰って来て、日本人メンバーが、亨進様ご夫妻と國進様ご夫妻と共に夕食を頂く時間がありました。その場で多くの質問があり、亨進様と國進様が答えて下さいました。以下、私の質問とそれに対する答えです。
■澤田:韓氏オモニの問題で最大のショックだったのが、病院での出来事です。8月13日に入院されて、生命維持装置を外すということが出て来た時期は、8月の何日だったのでしょうか。
□國進様:それはカレンダーを確認してみないといけないんですけど、人工呼吸装置をお父様は付けて、鎮痛剤を投与されていたんですけど、その時にお父様は昏睡状態ではなかったんですね。清平に移される10日程前だったと思いますが、その時にお母様が生命維持装置を外すということを言い出しましたが、昏睡状態ではありませんでした。
■澤田:分かれば、ぜひ、その日にちを知りたいと思います。その同じ日に、亨進様のほほを打たれたのですか。
□亨進様:お母様がそういう意向があるということを私達に表明され、そうしてはいけませんと言って、会議が持たれる前の日にほほをたたかれたと記憶しています。
■澤田:私が日にちを知りたいのは、多くの人達はですね、もうお父様に生命の希望がなくなったので、そこで初めて外そうとされたと、そのようなイメージで捕らえているのが大半の人達ですね。
□國進様:お父様は痛み止めの鎮痛剤を投与されて、清平に移される前でしたから。だから、出来ることは全てやったと、医者が言った時に清平に移されたんですけれども、この生命維持装置を外すということは、それ以前でしたから。医者の方からもうダメですよということを言われる前に、そういう話が出て来たわけです。
■澤田:そうですね、それを明確にする為に私は日にちを知りたいと思います。
□國進様:それはカレンダーを見てみないと。
■澤田:ぜひお願いします。生命維持装置を外そうとされされる、その提案があった時に、医者は何か言ったのでしょうか。医者は反対しなかったのでしょうか。
□亨進様:その場には医者はいませんでした。
□國進様:病院の方針としては、家族の決定だということだったと思いますけど、私としてはそれは受け入れられない提案でした。
■澤田:私は、その場面はピラトがバラバとイエス様を前にして、どちらを殺すのかというその審判の場面であるように思います。
□國進様:それはとてもおかしな状況でした。私の弟がカラーのビデオをあげたと思います。
■澤田:それは見ました。そのビデオはいつの日付のビデオなんでしょうか。
□國進様:それは清平に行く前の、聖マリア病院でのものです。動画自体に日付がありませんか。
■澤田:國進様はそのビデオを公開されるお気持ちはおありなんでしょうか。
□江利川会長:いえいえ、私達の責任です。
□國進様:その動画は指導者達に渡しましたので、その指導者がどうするか判断することが出来ます。
□江利川会長:私がリーダーに見せています。それでディスカッションしました。今、時かなと思って、私は見せたんですけど、公開には反対という意見が多かったです。
□國進様:それは私達は決定しません。指導者達に渡しましたので、それは指導者達のレベルで判断して頂ければ結構です。
■澤田:お父様は清平に移されるわけですけれども、医者が希望がないということで。そのマリア病院は、世界的な設備が整っているにも係わらず、清平病院には集中治療室がないわけですね。かえって難しい状況になるのに、なぜそういうところに移すのでしょうか。
□國進様:私達は清平に移すことに賛成しませんでした。私達は生命維持装置を絶対外してはいけませんと言いました。しかし、お母様は清平に移すことを強引に主張しました。医者の方からもう何も出来ませんと言った時点で、お母様は誰が何を言っても私は移すと言って、強引に移してしまいました。
■澤田:なぜ、移されたんでしょうか。
□國進様:お母様は、清平から霊界に行くべきだと考えていたからです。
■澤田:清平での最後の状況というのは、自然に、たとえば心臓停止ということで亡くなられたのでしょうか。
□國進様:最後の時は、心臓の鼓動を表す機械が平らになってしまいました。
■澤田:家庭連合のサンクチュアリ対策ビデオの中で、最後に清平でですが、お父様は、お母様と目で会話されたという説明をしています。そういうことは可能だったのでしょうか。
□國進様:それは、要するに、家庭連合もお父様に意識があったということを認めているわけですね。要するに、意識がある時に、お母様は殺そうとしたということを、家庭連合は認めているということです。お父様が、まだある程度健康な時に、お母様がお父様を殺そうとしたということを、家庭連合も認めているように理解されます 。
■澤田:基元節の聖酒をお二人は飲まれたのでしょうか。もし飲まれたのならば、それをどうやって克服されたのでしょうか。
□國進様:偽基元節の前に、お母様は真の家庭を全部を集めて、あなた達はこの聖酒を飲まないといけないと言いました。その時は、私としては二代王がどうするかを見て、その時は飲んだと思います。しかし、その後王様は、それから決別する為のいろいろな条件を立てていき、そして最後にはその荒野に出て行くことによって、完全にそこから決別し、完全に神様と一体になり、神様の、お父様の権威に戻る条件を立てました。そのような条件を立て終わった時に、「沈黙を破って」という説教を発表しました。
■澤田:ありがとうございました。

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