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 審判回避プロジェクト

116お母様無原罪太田理論への疑問点

■太田朝久講師は<真のお母様の「無原罪性」―「血統転換、私は母胎からなのです」の意味について>という文章を書いておられます。
http://trueparents.jp/?page_id=2310
これは本体となる初めの文章に6つの補足説明が追加されていて、合わせるとたいへん長いものです。しかし、結論は「お母様は無原罪です」という、これだけです。お母様が本当に無原罪であるのなら、そんな重要なこと、私達は初めから知っていたはずです。ですから、今頃になって「お母様は無原罪です」と言い出しているということ自体が、そのうさん臭さを証明しています。またそれが本当に真実ならば、お母様のお言葉だけで私達は信じるのであって、難しい説明は要りません。その文章の長さが、それを簡単に説明できない嘘っぽさの、これまた証明になっています。

【(1)太田講師の初めの文章の趣旨は以下のようになります】
①無原罪のお父様の誕生はエデンの園の再現を意味し、その時のお母様はエデンの園における「霊的堕落のみの時の救済摂理」を担当する立場であった。
②だからこの時のお母様は、霊的堕落のみの状態である。
③原理講論では肉的堕落と霊的堕落の両方の罪を合わせたものが原罪の定義なので、霊的堕落のみではそれを原罪とは言わない。
④お母様は霊的堕落のみの状態として誕生されたと考えられるので、お母様には原罪がないと言うことができる。
⑤したがってお母様の「血統転換、私は母胎からなのです」というご発言は原理的に正しい。

霊的堕落のみ

【(2)このあとの6つの補足説明の趣旨は以下のようになります】
⑥お父様の「縦的愛は血統的につながり、夫婦関係は血統的につながりません」というみ言がある。
⑦したがって夫婦間で性関係を結んでもお互いの血統に変化は生じない。
⑧だからお父様といえどもお母様の血統を変えることはできない。
⑨ではお母様の血統はいつ変わったのか。
⑩生まれる時から無原罪であった。

【ひとこと】
(1)の後に(2)が出ているのですが、(2)が先であったなら(1)は必要なかったでしょう。初めに(2)を思いついていればよかったのに、残念でした。

【見解の正しさを何によって担保するのか】
太田講師はご自分の見解をいかなる権威に基づいて正しいとしているのでしょうか。この見解は全世界の家庭連合に共通ですか。お母様の認可を受けたのですか。お父様の認可は受けたのですか。お母様に原罪はなかったという重大な教理の変更を発表するのなら、その見解を何によって担保するのか明記するべきです。何の担保もないので、太田講師が永遠の命を張って明言しているにも係わらず、宋総会長と徳野会長は私からの内容証明に答えて下さらないのでしょうか。太田講師は上司から見くびられているのではないですか。

この文章が掲載されているサイト「独生女(独り娘)の理解を深めるために― 真のお母様の無原罪性について」の関係者は、教会成長研究院の阿部美樹講師、太田朝久講師、および無所属(国際部とのことですが)赤石僚講師と記されています。この方達が家庭連合の教理解釈を行い、教理変更をしているのでしょうか。教会成長研究院が何なのかの説明も見あたりませんし、赤石僚講師とは何者ですか。この三人の他に、教理に関する責任者がいらっしゃるのでしょうか。

太田講師セリフ

赤石講師は『「再臨主」血統的背景と独り子の使命』の講義の冒頭、「このプレゼンテーションの中に、もしも内容の混乱や過ちがあるとするならば、それはひとえに、私個人の責任によるものでありますので、予めご了承下さるようお願い致します」とお断りを述べていますが、どうして本人しか責任を取らないような個人的見解を家庭連合の公式サイトに掲載しているのでしょうか。お断りのない赤石講師の他の動画もありますが、その責任も本人なのでしょうか。

【①に対する疑問】
堕落人間は長成期完成級の堕落直後の状態まで復帰され、そこでメシヤを迎えることになります。本来の原理講義ではお母様も同様です。もし、お母様が生まれながらの無原罪であるのなら、お母様は長成期完成級でお父様を迎える必要はないのではないですか。お母様が「肉的堕落なし、しかし霊的堕落の状態である」ことの必然性はないのではないですか。お父様が無原罪で誕生されることにより再現されるエデンの園において、なぜお母様は無原罪でありながら「肉的堕落なし、霊的堕落なし」とはならないのですか。

【②に対する疑問】
お母様が霊的堕落のみの状態である必然性はないと思いますし、むしろ無原罪ならば霊的堕落状態にあるという考え方の方がおかしいと思います。

【③に対する疑問】
原理講論には「第一に原罪というものがあるが、これは人間始祖が犯した霊的堕落と肉的堕落による血統的な罪をいい、この原罪は、すべての罪の根となるのである」(P.121)とあります。太田講師はこれを、霊的堕落と肉的堕落を合わせたものが原罪の定義であると解釈し、霊的堕落のみの状態は原罪なしとしています。

真理を問う行動57

私は、原理講論のこの部分の記述を分かり易く表現すれば、「川の源流に霊的堕落がありそれが肉的堕落へつながり、それが血統的な罪になり、それがすなわち原罪である」ということではないかと思います。ですから原罪とは、どこまでも時代をさかのぼり、エバとルーシェルだけの霊的堕落状態にたどり着いたとしても、それはエバにおいて原罪のある状態だという解釈も成り立つのではないでしょうか。原罪が出て来た根源は霊的堕落です。ですから、霊的堕落は原罪ではないという太田講師の見解はおかしいと思います。

太田講師が「霊的堕落と肉的堕落による血統的な罪をいい」という原理講論の記述を、「原罪は霊的堕落と肉的堕落を合わせたもの」と解釈し、それに基づいて「霊的堕落状態は原罪なし」と結論付けるのは、あまりにも安易過ぎる考えです。劉孝元先生がお父様と細部まで徹底的に詰めて記述され、日本語訳においても慎重に進められたその記述を自分なりの定義に解釈するのは、太田講師一人なのか、あるいは複数なのか知りませんが、勝手過ぎます。ですから何の権威によってその見解を担保するのか示して下さいと上に書きました。

【④に対する疑問】
①②③が疑問だらけなので、「お母様には原罪がない」という結論はおかしい。

【⑤に対する疑問】
「血統転換、私は母胎からなのです」という発言が原理的に正しいということもおかしい。

【追加疑問】
太田講師はお母様が無原罪であるということを論証するために、第一段階:お母様は霊的堕落状態のみ、第二段階:霊的堕落状態のみは原罪なし、第三段階:だからお母様は原罪なし、という三段論法を使い、最後に「血統転換、私は母胎からなのです」という発言は正しいと結論付けています。そこで疑問ですが、お母様が母胎から血統転換されたというのに、その方が霊的堕落状態にあるというのは、どういうことなのでしょうか。お父様も母胎から血統転換されていますが、お母様にだけ霊的堕落状態が残っているのはどうしてなのですか。

太田講師

【⑥に対する疑問】
お父様の「縦的愛は血統的につながり、夫婦関係は血統的につながりません」という言葉が、太田講師がお母様には原罪がないとする根拠のキーワードになっています。これは「訪韓修錬会御言集」のP.12に「愛には縦的愛と横的愛があるのです。父子関係は縦的愛であり、夫婦関係は横的関係です。縦的愛は血統的につながり、夫婦関係は血統的につながりません」とあるみ言ですが、お父様はこの時、「皆さんは先生のことをお父様と呼ぶけど、そのように先生を呼ぶのなら、皆さんは女の子になっているのです。女の子がお父様に愛していますと言って先生のほほにキスをして、そのとき旦那さんが横にいても、お父様と女の子という父と子の関係なのだから、何の心配もないのです」という趣旨の文脈の中で語っておられます。

「縦的愛は血統的につながり、夫婦関係は血統的につながりません」というみ言は、「父子関係は血統的につながった父子の関係であり、夫婦関係は血統的につながらない関係です」という、ごく当たり前の意味です。太田講師は、夫婦関係は血統的につながらないというこのお父様のみ言を根拠にして、お父様とお母様は夫婦の関係なのだから、お父様にお母様が血統的に連結されることはない、すなわち、お父様の血統に連結されることにより、お母様が神様の血統に転換されることはないと述べています。そして、お父様によってお母様が血統転換されることはないのだから、お母様は生まれた時から血統転換されていなければならないと結論付けています。この部分の太田講師の考えは検証する上で重要ですので、原文を画像で付けました。

泣いている

【⑦に対する疑問】
堕落人間における血統転換は聖酒式と三日行事を通して行われます。これにより、夫婦共にサタンの血統から神様の血統に転換されます。これは夫婦間の関係において実現されます。上に述べたように、太田講師は、真の父母様の場合にはご夫婦間の関係で血統転換されることはないとしていますが、私達の場合においては、夫婦間の手続きにおいて血統転換されます。どうして真の父母様の場合にはご夫婦間でお母様が血統転換されることはないと言えるのでしょうか。

【⑧⑨⑩に対する疑問】
太田講師は父一人では子を産めない、重生は父母によってなされるという重生論を持ち出します。私達が血統転換されるのは真の父母様ゆえにそれが可能なのであり、お母様が真のお母様になられる以前の、真のお父様がお一人の状態では、お父様といえどもお母様を産み変え血統を転換させることはできないと述べています。だからお母様は初めから無原罪でなければならないという結論を出しています。お父様がお母様の血統を転換できたのかできなかったのかについて、こんなに簡単に判断してよいものなのでしょうか。ですから、何の権威によってその見解を担保するのか示して下さいというのです。

【質問】
もし太田講師に答えて頂けるなら、ここで質問しておきます。お母様が「血統転換、私は母胎からなのです」とのご発言をなさる以前においては、お母様には生まれながらに原罪があるというのが家庭連合の基本的な教えでしたでしょうか。

【よけいなお世話】
よけいなお世話かも知れませんが、お母様無原罪論はお父様有原罪論が大前提になっています。三講師はそのことはご存知でしょう。それがお母様の絶対的信仰になっています。ですから、三講師が苦悩し葛藤し恥を忍んで、お母様無原罪論を発表しても、その次に必ず、お父様有原罪論を作るように要求されるはずです。その時どうしますか。首を覚悟で断りますか。もしその時断るのでしたら、なぜ今、断らないのですかということを言いたいのです。もっとも、苦しみ抜いて病気になって恥をさらしてでも、お父様有原罪論を作りますというのでしたら、よけいなお世話でした…


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■ プロフィール

澤田地平

Author:澤田地平
1953年長崎県生まれ
6000家庭
サンクチュアリ江戸川教会教会長
携帯:080-3272-0026
e-mail:swdsw5@yahoo.co.jp
ご連絡お待ちします。
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