審判自体を回避できなくとも、審判による被害を最小限に抑えたい

 審判回避プロジェクト

29 実体がなくても、それを美化(2/9)

■気になるのは、新幹線から乗用車に変更しただけなのに、「険しい山道を狭い乗用車に乗り」とか、「気楽に動ける道を避けられて」とか、「狭い車内で深く祈られながら移動なさるお母様の姿を見た」とか、ことさら美化していることです。この報告全体が美化と言ってよいでしょう。以下のように、何でもかんでも美化しています。

①日本の名所であるハウステンボスを見つめられながら→天地鮮鶴苑と孝情天苑の青写真を描かれました。(清平がハウステンボスみたいな作りになるのかな・・・)

②6000年の摂理歴史に一筋の光として現れ希望の灯で照らして下さった真の父母様の愛のように→ハウステンボスの夜は数千万の光で輝いています。(ハウステンボスの夜の光は、真の父母様の愛とは無関係なのでは)

③孝情文化センター建設の摂理を通して心情文化改革の灯をともされた真のお母様は→天の川のような光がちりばめられた夜景の中を歩かれ→孝情天苑の未来を構想されました。(お母様は夜景を楽しんでおられるだけだと思う)

■HTB(ハウステンボス)訪問の目的がいかにも、孝情天苑の構想研究のためにというトーン(響き→思い込ませ)です。これだったら、USJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)に行っても、TDL(東京ディズニーランド)に行っても、研究で押し通せるでしょう。その代わり、HJC(孝情天苑)はテーマパークですかという質問を、浴びせられることになるでしょうけど。

孝情天苑

④休みなく精誠で指導される真の父母様のお姿から→HJ天苑構想が、10年20年先を眺める摂理ではない、子孫万代の為に、1000年を見つめられる遠大な青写真であることを感じます。(1000年を見通すって・・・感じ過ぎだと思う)

⑤明るい笑顔をいっぱいに咲かせる真のお母様→真の父母様と共に行く道は、幸せと希望があふれる道であることを再度悟らせて下さいます。(たわいない冗談に笑っておられるだけだと思うんですよ。回りは気を使いっぱなしだし、むしろ疲れちゃう道なのでは)

⑥天の父母様に向かう真の父母様の愛は→大地から湧き上がる水蒸気よりも高く舞い上がり伝えられます。(この水蒸気、あまり高く上がってませんよ)

⑦真の父母様の精誠で→より深まった日本の秋。(ことばなし・・・)

⑧真のお母様は日本の屋根であるアルプスと呼ばれる白馬国立公園の→山上精誠への道を登られました。(バスでトンネルの中を黒部ダムまで上がり、さらにロープウェイを乗り継ぐだけなんだけど)

⑨天の父母様と共に歩まれる道→踏み出す足取りが軽やかで→心が踊りを踊り→顔一面に愛の笑顔の花が咲きます。(カメラを向けられて、かわいくポーズされたというだけの話)

⑩日本全国の各教区教会までの報告を全てお受けになった後→日本の勝利をお考えになるお母様の足取りが軽やかになり→心が躍って満面の愛の笑みが花咲きます。(「報告を全て受け→日本の勝利をお考えになり→足取りが軽やかになり→心が躍って→愛の笑みが花咲く」というプロセス。これは、お母様が日本の苦しい現状の報告をお受けになって、それでも何とか勝利してくれるようにという切実なる思いで、日本の勝利をお考えになるということなのかと思ったけど、日本全国、余裕で頑張ってますから、今の段階で既に勝利は見えておりますし、目標の120%は行くでしょうという、水増し報告をお受けになり、それを真に受けられて、思わず足は軽くなるし、心は踊るし、笑いも出るということなんだね、今分かった・・・)

⑪真のお父様と一心一体一念一和をなされた中で→共に過ごして下さった精誠期間。(あ、そうですか・・・)

⑫人知れず捧げられた深い黙想と祈祷が→大きな波動となり→私たちの胸深く響き渡ります。(「人知れず捧げられた」とは、思わず出た本音。深い黙想と祈祷はなかったんでしょう)

⑬天の福と真の父母様の孝情の伝統を相続して下さった→真の愛の旅程。(食事と温泉を→満喫した旅程。ショッピングも)

⑭100日特別路程における韓国と日本、父母の国の勝利と世界の勝利の為の→祈りの路程。(100日特別路程とか眼中になかった→行楽気分の路程)

サランヘヨイルボンシック.

■「真のお母様日本特別巡回精誠」なんて銘打っているけれど、特別やら巡回やら精誠の、いかなる実体があるのでしょうか。巡回(?)している所が全部、観光地ではないですか。巡回とは本来、地区とか教会とか、信仰の拠点を巡るという概念の言葉でしょ。お母様が教会員にお会いされないというのであれば、せめて聖地でも巡られて祈祷を捧げて初めて、巡回精誠という言葉が生きるでしょう。実態は観光旅行であって、精誠なんてゼロではないですか。ゼロだから、それをいかにもあるかのように見せる為、作文しているのです。

観光なら観光とはっきり言えばよいのです。お母様が日本を観光されたいということは、全然おかしくないし、日本人としては、むしろ、日本のいろんな所を知って頂きたい。その結果、お母様が日本の自然、風土、風習、食事、伝統、歴史などを評価して下されば、私たちもどんなに嬉しいでしょうか。幹部に後ろめたい思い、もしくは隠したい事情があるので、特別巡回精誠という名称でごまかし、その上に、美化した言葉を重ねているのです。

■この映像で一番印象的、というか考えさせられるのが、忍野八海で富士山を背景にして、お母様が手を上げられ、「サランヘヨ、イルボンシック」と声を出されるところです。お母様の前にイルボンシックは誰もいません。これが日本食口への愛の表現だとしたら、「真の母じゃない」と言う人が、必ずひとりは出てきます。私ですけど。

今回、同行された日本責任者TOP3の皆様、お母様がお父様と完全一体だとおっしゃるのなら、あれほど待ち望んだお父様のご入国を、この度のご来日によって実現しましたと、どうして宣言されないのでしょうか。そして、大きな会場を借りて、お父様をお迎えしましょうと盛り上げて、どうしてお母様を大々的にお迎えしないのですか。お父様が食口にお会いされないということはあり得ませんよ。お母様がお父様と完全一体だなんて、はなから信じていないんでしょ。


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28 作られた「真のお母様日本特別巡回精誠」(1/9)

■お母様は幾人かの取り巻きを引き連れて、去る10月22日から29日まで日本に滞在されました。教会としては本当は隠しておきたかったのでしょうが、隠しおおせないと判断したのか、週刊ブリーフィング(2016.11.12)とU-ONEニュース(2016.11.11)で「真のお母様日本特別巡回精誠」として報じました。U-ONEニュースでは、その後半で宋総会長がこの日本滞在の意義について苦しい説明をしておられます。ご一行の足取りは以下のようになります。

22日/福岡到着→有田町→ハウステンボス→箱根(芦ノ湖・大涌谷)→忍野八海→黒部ダム・立山→29日/帰国

映像は、あまり問題視されないものを選んでいます。九州から関東への移動の中間に京都があってよいと思いますが、そこはカットしたのでしょう。また、当然あるはずの東京がありません。きっとショッピングでもされたのだと思います。精誠を立てるのなら自然の中でというのが、視聴者に納得してもらえるからです。街中や繁華街だと、特別巡回精誠じゃなくて特別観光旅行じゃないのかと、へそ曲がりにはすぐ疑われますからね。以下のようなナレーションと宋総会長の解説があります。

□U-ONE:疲れを気にも留めず、捧げられた精誠。真のお母様は330キロの移動のために準備していた新幹線を断られ、険しい山道を狭い乗用車に乗り、8時間かけて移動されました。

□宋総会長:また、翌日お母様は新幹線で気楽に移動出来るにもかかわらず、330キロの長いその険しい道を車で8時間かけて移動なさり、気楽に動ける道を避けられて、むしろ狭い車内で深く祈られながら移動なさるお母様の姿を見たのであります。

忍野八海

■上のナレーションは、箱根と忍野八海(おしのはっかい)の映像のつなぎ部分に入っている説明ですから、見る人は、あたかも山中の道をそのように車で移動されたのかと思いますし、そのように思わせるように編集しているわけです。新幹線に代替する8時間の車での移動といえば、京都から関東方面への移動が考えられます。箱根から忍野八海へ、更にその先の黒部ダムへの移動には、新幹線は使いません。

おそらくお母様は、その前日の九州から京都への新幹線の移動に飽きられたので、翌日の新幹線をキャンセルされたというところでしょう。このことからも、京都が日程になければなりません。京都から高速道路で330キロとなれば、だいたい沼津になります。この辺りで一泊されて、翌日の箱根観光となったのではないでしょうか。大涌谷(おおわくだに)のロープウェイのシーンで、「食事の時間も減らして移動する強行軍」というナレーションが入りますので、きっとこの日の朝は、沼津出発だったので忙しかったのだと思います。(※間違いがあればご指摘下さい。訂正します)

■私がスケジュールを立てれば以下のようになります。
22日/福岡到着→23日/有田町・ハウステンボス→24日/京都→25日/沼津・箱根(芦ノ湖・大涌谷)→26日/東京→27日/忍野八海・黒部ダム・立山→28日/東京→29日/帰国

新幹線をキャンセルされなかったら、25日は京都からそのまま東京到着の筈でした。ご一行が着ておられるエンジとピンクのおそろいは、京都で購入されたものでしょう。お母様も防寒具などを購入されたと思います。私が立てたスケジュールでは東京が2日あるので、東京ではショッピングの他、ディズニーランドもあるかも知れません。(※間違いがあればご指摘下さい。訂正します)


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27 お母様を祭り上げる徳野会長(3/3)

■そこで、私としては、問われるのを待っておられませんし、ついでに答えも考えたいと思います。その問いに答えるとするなら、「何もない…」、です。お母様のお考えというものは、お父様のご聖和以降、今日までの講話の中で出尽くしており、それを総合して検討してみるなら、お母様の思想とリーダーシップは、「私は独生女である。それを人類に伝えなさい」、これだけに要約されます。これを語られるだけです。他に何もありません。

□亨進様:数十年間、私達を育てながら、お父様がオモニを困難な状況に置かれて従って行くことが大変なたびに「お父様は何故これほどまで私を苦しめるのか」いつもこれでした。このような文化を作ったから教会に悪い文化ができました。お父様の一番重要な相対がそのような文化を創れば、それが反復されて行ったら、お父様を見れば皆が「お父様は悪い人だ、私達を苦しめる人だ」と考えるしかありません。(2015.7.22)

□亨進様:国進兄さんが時々「お父様はお母様をサタンと呼んでおられた」と言っていますが、私も20年にわたってそれを聞きました。皆さんは「私はそのようなみ言を聞いたことがない」とショックを受けるでしょう。それはピースTVなどのメディアが「法的問題に引っ掛かる」「イメージを損なう」などとこざかしい言い訳をしながら周到に情報をコントロールしているからです。(2015.9.16)

□亨進様:「お母様は自分の好きなように振舞っている」この事実もいやというほど見てきました。ラスベガスでも何度もお父様は「おまえを離婚する!」とおっしゃいました。あまりにも傲慢になったからです。公的にはそのそぶりも出しません。写真撮影の場でも一切出さないのです。韓鶴子の素の姿になるときそれは現われます。(2015.9.20)

□亨進様:2012年に既にお母様はお父様へ食って掛かっていました。我々はラスベガスでも見ました。お父様が「韓鶴子、離婚する!」ともおっしゃいました。(2015.9.23)

□國進様:それが問題なんです。的を突いた質問です。メシヤの価値を理解していなかったんです。今も理解していないんです。50年以上も、お父様と共に生活をしたにも係わらず、お父様が生きた神様であり、お父様が救い主であるということを、結局理解できなかったのです。(2016.4.11)

□國進様:私は14歳の頃から、お父様は、オモニはサタンだと、たびたび言われたのを記憶しています。お母様は天使長の特別な血統から生まれたと、天聖経を読めば分かります。お母様は聖書を殆ど読んだことがありません。全てを知っていると主張しているので、何も勉強していません。聖書を読むとか、学ぶとかいうことはしませんでした。(2016.4.11)

空のように果てしない

■お母様は人間的な不平不満でお父様を非難し、真の家庭の中にお父様は悪い人であるという雰囲気を作られました。原理も聖書もご存じなく、それでも全てを知っていると言われ、お父様のメシヤとしての価値を理解されませんでした。お父様からサタンだと怒られても、傲慢になり、お父様に食って掛かることもあり、お父様から、離婚するとも言われました。

このようなお方に、世界救済のリーダーシップを期待するというのが間違いです。メシヤを理解する霊性を欠き、思慮深い知恵もなく、人間的なので、幹部連中にとっては祭り上げ易いのです。徳野会長もそのあたりは、大得意なところです。

□徳野会長:さらに私が「妍娥様の証しの中で非常に深く悟ることがありました」とご報告すると、「どういう話をしたの?」と尋ねられたので、妍娥様は、「お母様の心情、事情、願いはこうだから、お母様の願いはこうだから、お母様はこういうお方に違いないと、悟ったと思ってそのように侍ってみると、私はまだお母様のことをよく分かっていませんでした。お母様のことを知れば知るほど分からなくなります。それほど、お母様は気高く深い心をお持ちなのです」とおっしゃいました、とお伝えしました。

するとお母様は、「母の心は海のように深く、無限無窮です」とお答えになりました。ですから、真のお母様はこういうお方だと悟ったようにして、私たちが決めつけることはできません。お母様の心は海のように深く、空のように果てしないのです。(「世界家庭」2015.12/P.23)

■徳野会長は、「お母様のことを知れば知るほど分からなくなります。それほど、お母様は気高く深い心をお持ちなのです」という、妍娥様の言葉をもって、あくまでも妍娥様の言葉の紹介ですから、それもお母様の側から聞かれたので、自分は答えますという、どこまでも動機はお母様ということですから、実は聞かれるように誘導しておられるのですが、私がごまをすってるんじゃありませんよという、後ろめたさからは完全に解放されて、あるいは競合他者からのやっかみもかわせるし、自分の言葉なら歯が浮いて、とてもじゃないが言えない恥ずかしさも、難無く飛び越えて、おまけに面と向って、お母様を思いっきり、最大限に持ち上げられました。

これに対して、お母様はどう返してよいか、短い時間の中で、真剣に考えられたと思います。そこまで讃美してくれる、そこまで自分を喜ばせてくれる、そこまで自分を美しいと思ってくれている徳野会長を、裏切ることはできない。手ぶらで帰すわけにはいかない。どう言えば、徳野会長の純粋な心、純粋ではないのですが、に応えることができるだろうか、感動を与えることができるだろうか、というお気持ちが強く働いたと私は見ます。お母様のお答えは、更に上を行くものでした。「母の心は海のように深く、無限無窮です」

徳野会長は、お母様のこのお答えをもって、お母様のイメージを更に高めていかれます。これは、2015年11月1日に、第8地区の出発式を兼ねた日曜礼拝での徳野会長の説教なのですが、そこに参加した約200名の会員に向かって、「真のお母様はこういうお方だと悟ったようにして、私たちが決めつけることはできません。お母様の心は海のように深く、空のように果てしないのです」と語られました。「空のように果てしない」という言葉が付け加えられています。

祭り上げられるお方と祭り上げる人達の間で、どんどん際限がなくなって、果たして、どこまで行くのやら・・・。


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26 お母様にリーダーシップはおありなのか(2/3)

□徳野会長:最近私自身がお母様から受ける印象が、以前とは全く違うことをつくづく感じます。もともと、お母様は楚々として、真のお父様をおそばでお支えし、従順に従っておられるという印象のみが先行しがちです。しかし今、お母様はお父様の魂を胸に宿して歩んでおられます。お顔はお母様ですが、中身は完全にお父様であり、正に女将軍であると言っても過言ではないほどたくましく、本当に気丈なお姿なのです。(「世界家庭」2015.11/P.22)

□徳野会長:このたびも、真のお母様と直接お話しする機会がありましたが、お母様のまなざしは真剣そのものでした。ときどき、あまりにも真剣なお母様の視線に、身が引き締まるような思いをしたこともありました。「徳野、どんな意味か分かったの?」と念を押されるお母様のまなざしは、真のお父様のまなざしでした。私は、お母様が本当に気丈なお方だということを、お目にかかるたびに感じます。そして日々、お母様はお父様と一体となられ、お心と決意をますます強くしておられるということを実感するのです。(「世界家庭」2015.11/P.23〜)

■徳野会長の言葉からすれば、お母様はお父様と一体化し、まるでお父様であるかのような勢いとリーダーシップで主管力のあるイメージです。

祭り上げられたお方と祭り上げた人達

運動会で、借り物競走という種目があります。この競争で、お題に「3歳の女の子」とあれば、該当する女の子を見つけて、おんぶして走ることになります。おんぶして走ったのが男の子で、1番でゴールしたとします。そこで、この女の子が男の子に向かって、「私のおかげで勝つことができた」と言ったとしたら、どうでしょうか。それは間違いではないですが、おかしな話です。

□亨進様:天正宮が完成してからそれ以前と精神的な雰囲気が違ってしまったことを感じました。それは「私がお父様を作った」というような雰囲気でした。「私がこの栄光を作った。この勝利は私だから可能だった」というものでした。「この王宮は、私の血統が良いからできたのです」という雰囲気です。(2015.3.29)

■お母様は、この借り物競走のように、お父様に背負われて、その全摂理路程を駆け抜けてこられたといってよいでしょう。そして、お母様は本気で、「私のおかげでお父様は勝利された」とお考えなのです。それは間違いではないですが、おかしな話です。お母様のメシヤ観というのは、血と汗と涙を流して、壮絶なサタンとの闘いに勝利しなければならないというのではなく、ただ座っているだけで、拝謁するために世界中から人々が押し寄せてくるというイメージなのだと思います。

そして、お母様のお考えがどうであれ、ゴールはまだ先にあることだけは確かです。お父様の背中から降りられたお母様は、ご自分の足で走らなければなりません。あらゆる問題が世界的レベルで混沌状態にあり、またそれは、地上世界だけに限っているわけでもありません。お母様には、これら全てを解決に導く、広範な知恵と強力なリーダーシップがおありなのでしょうか。

徳野会長は、「お顔はお母様ですが、中身は完全にお父様であり、正に女将軍であると言っても過言ではないほどたくましく、本当に気丈なお姿なのです」と語られて、お母様とお父様は一体なのだから、何の問題もないというイメージを作り上げ、リーダーシップに関する疑問を封じ込めておられます。

しかし、お母様の実像とは一体いかなるものなのか、幹部達によって隠されてきた真実の姿とは何なのか、お母様に世界を救うリーダーシップはおありなのか、いずれ、それが問われることになるでしょう。


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25 日本への言及がなかった聖和3周年記念式(1/3)

■真のお父様聖和3周年記念式(2015.8.30)におけるテーマは、日本でした。

□宋総会長:今回の聖和3周年の記念行事期間は、真の父母様の日本における足跡に光を当てる期間でもあります。それで日本統一教会(家庭連合)では、ミュージカル公演と、真の父母様の生涯路程に関する映像、写真などの展示の準備をして来ました。(「世界家庭」2015.10/P.10)

■聖和3周年記念式の第2部では、日本人チームによるミュージカル「誰よりも日本を愛された人」が上演され、これが素晴らしかったと、話題になりました。

□徳野会長:三点目は何と言っても日本教会が準備したミュージカルの大成功です。その日の朝の敬拝式と記念式がどれほど素晴らしくても、最後を飾るミュージカルが失敗すれば、式典全体としての輝きは失われてしまいます。そのように考えてみても、怨讐国家である日本を、真の愛で愛しぬかれた真の父母様の生涯を、感動的に演じきったミュージカルの団員たちの貢献度の高さは量り知れません。(「世界家庭」2015.10/P.18)

■毎年の聖和記念式は各大陸の業績を称えるテーマを設けるということで、2回目は米国でした。そして、3回目は日本ということが早くから決まっていましたので、ミュージカルは1年以上も前から準備していたものでした。52名の出演者のうち、プロは3名、他はオーデションで選出された日本の若いメンバー達でした。当初、せりふと歌は日本語でしたが、スケジュールぎりぎりの段階で、お母様からの提言があり、急拠、韓国語に変更になりました。

□徳野会長:彼らの大部分は韓国語を全く話すことができなかったにもかかわらず、真のお母様に喜んで頂きたいという一心で、約二か月から三か月をかけて、韓国語のせりふと歌を全て覚えたのです。その努力に対しては、どんなに高く評価しても評価しすぎることはないと思います。(「世界家庭」2015.10/P.18)

■お母様は聖和3周年記念式でのメインスピーチをされました。その最後に、「お父様、これ以降は心配しないで下さい・・・」のお言葉が出てくるのですが、このスピーチには、日本の話が全く出て来ませんでした。聖和3周年記念式のテーマが日本であることは、お母様はよくご存じのはずでした。記念式に先立ち、27日にはお父様の日本における生涯業績を網羅したパネル展をご覧になっておられます。

お母様は、聖和2周年記念式でのメインスピーチでは、お父様が1971年にアメリカに渡られて共産主義と闘い、ダンベリーに行かれたことを話された後、「聖和2周年は、特別に北米と南米を中心として、真の父母様が活動された全ての業績に再び光を当てました」と語られました。

であるならば、当然、3周年記念式では、日本の話が出て来るべきですが、むしろ、アメリカの話が出て来て、私は2回目のスピーチの延長の話を聞いているかのような錯覚を覚えたほどです。そして、翌31日、お母様は天正宮にミュージカルの関係者を呼んで、お会いになられました。

日本ミュージカルチーム招請集会

□徳野会長:そのような二世圏の若者達の精誠が通じ、真のお母様はミュージカルをごらんになって大変お喜びになりました。宋龍天・全国祝福家庭総連合会総会長がお母様のもとに呼ばれていたとき、お母様は、「彼らにまた会いたい。今どこにいますか?」とお聞きになりました。そのとき既に、彼らは空港にいて出国手続きをしようとするところだったのですが、お母様は彼らを慰労するため、呼び戻してくださったのです。彼らにとっては正に青天のへきれきとも言うべき、驚くほど大きな恩恵だったのでしょう。彼らは急きょ、フライトをキャンセルして引き返したのです。真のお母様は彼らを天正宮博物館に招待して、直接み言を語って下さいました。(「世界家庭」2015.10/P.18〜)

■その時の天正宮での集合写真に写っている人数を数えてみると、ミュージカルの関係者は全部で76名です。この人達が、空港から呼び戻されました。キャンセル料だけでも馬鹿にならないでしょう。ミュージカルは記念式の目玉として、教会本部肝入りで準備されて来ました。公演の後、お母様にお目通りするというスケジュールを、なぜ、前もって組まなかったのでしょうか。組んでいれば、飛行機をキャンセルする必要もありませんでした。

お母様は宋総会長に、「彼らにまた会いたい。今どこにいますか?」とお聞きになりました。その時、彼らは空港にいて出国手続きをしようとするところでした。この事実は、お母様の「彼らにまた会いたい」というお気持ちは、気まぐれの思いつきであったということを物語っています。徳野会長は、「お母様は彼らを慰労するため、呼び戻して下さったのです」と語られて、お母様の愛を証そうとされましたが、逆に、お母様の無関心を証言することになりました。

□お母様:ここにあなた達が同参しました。歴史的な事件です。空前絶後のこの時代、真の父母様と共に過ごしたこの時代が、重要なのです。分かりましたか?(はい)ここにあなた達が同参し、真の父母様の摂理の一部を成功させました。誇らしいでしょう。(はい)あなた達の素質、才能を生かしてあげたいという思いがあって、帰ろうとするあなた達に、来るように言ったのです。(ありがとうございます)(拍手)

お父様の聖和以降、一番忙しかった人は誰でしょうか。(お母様です)昼も夜もありません。今日も朝から(スケジュールが)続いています。しかし、あなたたちに対して、来るように言いました、良かったですか?(はい)(拍手)これから、あなたたちが私の喜びとなり、活力の基となってくれますか?(はい)(「世界家庭」2015.11/P.5)

■「あなた達の素質、才能を生かしてあげたいという思いがあって」とのことですが、本物の思いやりは伝わって来ません。お母様は、ミュージカルメンバーに関心がなかったので、前もって、お目通りのスケジュールが組まれなかったのです。そのことと、お母様が記念式のスピーチで、全く日本に言及されなかったことを合わせて考えてみる時、お母様はものごとを深く考えておられない方なのではないかと思えてきます。


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24 これまで孤独であった神様を慰労されて下さい(2/2)

■お母様は、「お父様、これ以降は心配しないで下さい。私達が必ずや責任完遂いたします」に続けて、「ですからお父様は、永遠なる本郷苑において、これまで孤独であった神様、天の父母様を慰労され、頌栄の対象として自由の身となられることを懇求いたします!」と語られました。

お父様は、悲しみの神様を解放されるために、孤独なる神様を一刻も早く解放されるために、壮絶な生涯を歩まれました。寝ても覚めても、神様の為に気が狂ったお方でした。神様は、そのようなお父様によってどれ程、慰労されたことでしょうか。にもかかわらず、「ですからお父様は・・これまで孤独であった神様、天の父母様を慰労され・・」というのは、そのようなお父様の生涯に対する配慮も尊敬もない、また、お父様によって慰労され解放された神様であるということも知らない、そういう人の言葉です。

お母様は、エデンの園におけるアダムの相対であるエバであり、神様の悲しみを慰め解放するべきなのは、より罪深い立場のご自分であるのに、その役目を、一方的にお父様に押し付けておられるのは、堕落したエバとしての自覚がないからだと言うこともできます。

■そして、お母様は、「頌栄の対象として自由の身となられることを懇求いたします!」と語られました。「頌栄」とは「神様の栄光をほめたたえる」という意味ですから、前半は、「皆さん、お父様の栄光をほめたたえましょう」ということになります。

では、お母様がお父様の栄光をほめたたえておられるかというと、そうではありません。お父様の証をされることはありません。誇られるのは、韓氏であり、ご自分の独生女としての立場だけです。ですから、続く「自由の身となられることを懇求いたします!」というのも、言葉だけのような気がします。

「永遠なる本郷苑において」とのことですが、神様は「永遠なる本郷苑」にだけおられるのではなく、この地上界にも等しく存在しておられますから、神様を慰労するのは、本来場所を問わないということも付け加えておきます。また、お父様は頌栄の対象ではなく、頌栄の主体です。私たちが頌栄をお捧げすべき、永遠の真の父(父母)です。

全体を意訳してみます。「お父様、死んで霊界に行かれた以上、もう、地上のことを心配して頂かなくても結構です。私は独生女として、全部自分で出来ますから。ですから、そちらの世界で、今まで慰め手がなく、孤独だった神様のお世話だけしていて下さい。お父様は、お好きな人から称賛をお受けになって、自由にされたらよいと思います」

天宙聖和四周年聖和祝祭

■お母様は、お父様の天宙聖和四周年聖和祝祭(2016.8.19)で、お話されるにあたり、その冒頭で以下のように語られました。

□お母様:私たちは聖和三周年の際、真のお父様に、「地上における責任は私たちが果たしますので、お父様は本郷苑において、これまで孤独であられた天の父母様(神様)を慰労され、頌栄の対象として自由の身となってください!」と申し上げました。覚えていますか。(「世界家庭」2016.10/P.12)

■同じ、お言葉です。お母様は、お父様を気遣っておられるようでいて、ご自分からお父様を遠ざけておられます。お父様と一体化などしておられません。そして、それを隠そうとされるような意識もありません。初めから、ご自分だけで何でも出来る独生女として、堂々としておられます。

□亨進様:これを誰が知り得たでしょう。奥義であったというのです。50年の間、お父様に侍り続けながら心の奥底に大きな秘密があったのです。その秘密とは何か。「お父様のために皆が集まると思いますか。私がいるためにこの教会は滅びないのだ、私がいるから、この教会は成功しているのだ」バビロンの秘密です。「私が清い血統であるためにお父様を救った、お父様の淫行を防いだ」「実は私が独生女、メシヤ、神なのでお父様は成功することができる」という、このような秘密です。(2015.9.16)

■「お父様とお母様は完全一体です」と、誰かが言ってるのを、お母様が聞かれたら、きっと、「なんだ、それは?」ということになるでしょう。ですから、徳野会長もお母様の前では、「お父様とお母様は完全一体です」という、教会の大方針については、秘密にしておられると思います。


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23 私の退会届


退会届

  世界平和統一家庭連合
  日本会長 徳野英治 様
2015年12月27日
第5地区東東京教区葛西教会 澤田地平
e-mail:swdsw5@yahoo.co.jp

 私は以下の理由により、世界平和統一家庭連合を退会致します。

 ■世界平和統一家庭連合は「亨進様は、お母様は失敗された、堕落されたと主張されており、サンクチュアリ教会にはお父様の写真しかありません」と述べ、亨進様及びサンクチュアリ教会を批判しています。一般の教会員はこれを聞いて10人が10人ともサンクチュアリ教会はおかしなところであり、亨進様は狂っていると受け止めていると思います。亨進様がなぜそのように主張されるのかは、亨進様の発言内容をよく知ることによってその意味を初めて理解することができます。
 私は亨進様の説教「沈黙を破って」をネットを通して視聴し、またそれ以降の説教に目を通すことによって亨進様の主張がどのようなものであるかを知りました。そして「お母様は失敗された、堕落された」という主張の根拠を知ると同時に、驚きを禁じることができませんでした。

 お父様に対する不信

 ■亨進様は説教で以下のように語っておられます。
 □亨進様:ある日ご父母様が暖炉の前で座っておられて話されておられました。お母様はお父様に「あなたも原罪を持って生まれて来たのでしょう」と言われました。お父様はただ唖然とされ驚かれました。お父様はお母様に「離婚するぞ」と言われました。(2015.3.15)
 ■お母様がお父様に「あなたも原罪を持って生まれてきたのでしょう」という質問をされたということは、お母様がメシヤとしてのお父様を不信しておられるということです。お母様はご聖婚されて以来52年間お父様に侍り、その生活の一部始終をくまなく目撃された、唯一のお方です。誰よりもお父様を知り理解しておられる筈のお母様がなぜ、お父様の無原罪を疑われるなどということが起こり得るのでしょうか。お母様からそのような質問をされるとは、お父様はどれほど驚かれ落胆され、また憤慨されたことでしょうか。私達にはお母様がお父様を不信されるなどということはあまりにも信じがたいことで、お母様に何が起きたのか全く分らずに混乱するだけです。
 全ての教会員は統一原理に感動してこの道に来ました。統一原理の結論は再臨主は文鮮明先生であるということです。もし、ある教会員がお父様に原罪があると考えるようになったなら、その人にとってお父様は再臨主ではなくなり、教会を去ることになります。お母様がメシヤとしてのお父様を不信されるのであれば、それはお母様はお母様ではなくなることを意味します。お母様との会議の場でも、以下のようなことがあったそうです。
 □亨進様:ある日、お母様との会議で再びお母様は、「お父様は原罪を持って生まれられ、私は無原罪で生まれた」ということについての話をされたので、私は強く懇願しました。「お母様、その話は止めて下さい。そんなことは絶対に言わないで下さい」(2015.3.15)

 「六マリア」問題

 ■なぜ、お母様はお父様を不信されるようになったのでしょうか。主要な原因は「六マリア」問題にあるとのことです。
 □亨進様:ソウルでお父様の自叙伝を出版した時のことを思い出します。大きな会場で二、三千人の人が集まりました。会場はソウル市内ですがどこだったか覚えていません。リトル・エンジェルスの公演もありました。自叙伝の出版記念会でした。韓国全国で書店売上No.1にもなりました。その盛大に行われた出版記念式の午餐会の場で報道各社、VIPもずらりと並ぶ中、お父様のスピーチの番が来ました。(中略)そして、4大聖人の妻達を呼んで前に来させました。イエス夫人、ブッダ夫人、ムハンマド夫人、孔子夫人、全てです。お父様は、自叙伝はご自分の生涯路程の80%しか書いていないとおっしゃり、4大聖人の妻を前に出されました。
 皆さんは御存じないでしょうが、それらの婦人は六マリアだった方達です。誰も悟りませんでした。そして、教会指導者はこれを恥だと思って話そうとしなかったのです。お父様は「きょう、神様を解放しなければならない」とおっしゃって、彼女達をステージに呼んだのです。私は「ああ、どうしよう。メディアにどう説明すればいいだろう」と頭を抱えました。イエス夫人、ブッダ夫人、ムハンマド夫人、孔子夫人が登場したのですよ。私は当時世界会長でしたから、インタビューに答えなければなりません。(2015.5.10)
 ■私は「六マリア」問題については、お父様を攻撃するための共産党の捏造話だろうぐらいにしか考えていませんでした。しかし亨進様は「それらの婦人は六マリアだった方達です」と明言されました。「六マリア」とはお父様の妾(めかけ)ということです。すなわち、お母様がお父様の本妻であり、その他に妾が何人もいたということです。
 お母様がお父様を不信されるという、このあり得ない重大問題を私達が理解し、乗り越える為には、もうひとつの難題である「六マリア」問題を乗り越える必要が生じてきました。拉致監禁された教会員に対し、その信仰を打ち砕く為に反対牧師が聞かせる最初の話が、この「六マリア」問題だといいます。
 モルモン教では19世紀末まで啓示に基づくという彼らの教えに従い、一夫多妻制を実践していたそうです。そして、創始者であるジョセフ・スミスには40人の妻がいたことを、昨年モルモン教会の関係者が公式に認めたとの報道がありました。亨進様はそのタイムズの記事を紹介して、以下のように語られました。
 □亨進様:私がこの記事を読んで気付いたのはその類似点です。現指導部はお父様を見てその過去を消そうとしているのが分かります。完全無視、説明なしです。若者がネットで見て質問しても「そんなことは知らない。そんな質問はしてはいけない。そんなこと考えないで、ブログも見てはいけません」と取り合わない。お父様が行かなければならなかった路程が恥ずかしいのです。(中略)モルモン教は200年間にわたって教祖に絡む問題を隠そうとしてきました。今でもその問題に対処しようとしています。決してそこからは解放されないのです。決して消え去ることはありません。(同じように私達も隠してきました)だから私達に力が無いのです。
 私達がそれに向き合い、直視し、サタンにきっぱりと、これは神様によって定められた路程であり、人類救済のためにその道を神様は行かなければならなかった。そして、その基台の上に今の祝福家庭とお母様が立つと、言い切らなければならないのです。しかし、それを覆い隠そうとすれば、今後200年、2000年の間、その問題と闘わなければならないでしょう。(2015.5.10)
 ■亨進様が「六マリア」問題について話をされた時、教会員の反応は3種類に分かれたそうです。
 □亨進様:人々の反応は3種類に分かれました。一つは「狂気の沙汰だ」「そんな話は聞きたくない」「私にそんな話をしないで下さい」「どこかに隠しておきなさい、聞きたくもない」これが一つのグループです。完全拒否です。触れることも見ることもしようとしない人達。また別のグループは、「キリストの花嫁」「六マリア」などを聞いて心底から理解したい、納得したいという人達です。お父様はお父様のままで、お父様が語られたまま理解したい、そういう人達です。
 最後のグループは即座に分かってしまう人達。霊的体験を重ね、聖霊の訪れを受けて直ちに納得する人達です。驚くべきことに、聖書には最後の日に小麦ともみがらに分けるとあります。全てが明らかになるのです。あなたがどんな人間で何を信じているのかが、はっきり現われるのです。(2015.5.10)

 お父様には原罪がある

 ■亨進様が語られたことで、これから「六マリア」問題は次第に表面化して行くと思います。その時教会員がどのように受け止め、考え、判断するのか、進む道がいくつかに分かれるでしょう。では、お母様ご自身は「六マリア」問題に関してどのように対処されたのでしょうか。
 □亨進様:考えてみて下さい。他に説明がありますか。誰も説明できないでしょう。六マリアとは何だったのか全く分からないでしょう。むしろ話さないようにして来た。説明できないのです。唯一の説明は、現指導部が最近言い始めた、「お父様は肉体的な弱さを持っておられ、いくつか過ちを犯された。それを真のお母様が救済された」というものです。皆さんにはお分かりではないでしょうが、このことが現在のお母様の問題の核心、根本、根源です。
 お母様がお父様に嫁がれた時、お父様はお母様に六マリアについて、はっきりと説明されました。そして、お母様はこの路程を歩むことに同意されたのです。しかし、時の流れとともに数十年が経過するうち、お母様の中で別種の考えに変化して行きました。それは何でしょう。「私がメシヤだ」「私がお父様を救った」「私が純潔であり、お父様を救ったのだ」ここから現在の「独生女」発言があり、今、お母様はメシヤ、神になろうとしています。(2015.5.10)
 ■お母様は、「六マリア」の存在はお父様の肉体的な弱さが原因であるとお考えになったそうです。そして「お父様には肉体的な弱さ、すなわち原罪があり、純潔である自分がお父様を救ったのだ、自分こそ無原罪である」というお考えになられたというのです。このことでお父様を責められることもあったそうです。
 □亨進様:これこそ、お母様がお父様から離れる根本原因になったからです。これが核心です。子供として見て来たのです。ワシントンDCで口論されたことがありました。お母様がこの問題を持ち出されました。そしてお父様を責められました。「私があなたを救い出さなければ異母兄弟が大勢できたことでしょう」(2015.5.10)

 お母様の不従順

 ■亨進様は、お母様のお父様に対する姿勢について以下のように語られました。
 □亨進様:数十年間、私達を育てながら、お父様がオモニを困難な状況に置かれて従って行くことが大変なたびに「お父様は何故これほどまで私を苦しめるのか」いつもこれでした。このような文化を作ったから教会に悪い文化ができました。お父様の一番重要な相対がそのような文化を創れば、それが反復されて行ったら、お父様を見れば皆が「お父様は悪い人だ、私達を苦しめる人だ」と考えるしかありません。
 キリストの夫人、新婦の長の責任は困難な時でも、いつもキリストを高めなければなりません。お父様は平安と全ての様々な贅沢な環境を与えて下さったのに。お父様は個人的な用事ではなく全ての食口達を生かそうと、一人ひとりを生かそうと12時間20時間とお話されたのですが「ああ、また約束を守られなかった、私はまた一人で食事して眠らないといけない」と考えました。
 このように魂の苦悩があるたびに韓氏オモニがどのような習慣を作ったかというと「お父様が私を苦しめている」と考える習慣。「私」を中心として考える習慣。キリストの夫人、新婦の長の立場でありながら「自分がとても大変だ」と考える文化。ですから真の家庭もそのような偽りの文化を学びました。「ああ、自分はとても大変だ、苦しい」という偽りの文化。そして、2世達も幹部達も偽りの文化を学びました。分かりやすく言えば、内密にお父様を刺して批判している文化、キリストを憎んでいる文化です。(2015.7.22)
 ■お母様はお父様に従順にお仕えなされ、勝利して来られたと理解していた私にとって、初めて知るお母様のお父様に対する日常の不従順な姿勢、言い替えれば不平不満です。お母様がメシヤとしてのお父様を不信されるようになったもうひとつの原因が、お父様へのこの不従順な姿勢にあるということができるでしょう。

 私のお陰で王宮ができた

 ■そして、「天使長」と亨進様が表現される幹部達は、苦悩されるお母様を見て、信仰的に正しい方向に導くのではなく、そこに付け込んで、お母様をお父様から離れるように惑わしたとのことです。
 □亨進様:私はお父様の「六マリア」を恥じません。(中略)天使長達は全てを知っていたにもかかわらず、誰も話さず、理解もしていませんでした。彼らには真の意味の苦悩が分からないのです。天使長は必死になって、お母様を何とかしたくて、あなたは原罪なく生まれたのです、お父様にはあるのですと語っていました。(中略)
 お母様は真の母の立場です。お母様の周りにいる人々には責任があります。私はお母様のお世話をしている姉妹達に言いました。お母様が悲しまれ泣かれている時は、同情してお母様を犠牲者のように扱うのでなく、お母様は真の母でありメシヤであるお父様のもとに戻られるように助け、思い出させ、お母様に対してありがとうございます、このような苦悩、苦労の道を行かれていることに感謝の言葉をかけなくてはなりません。
 しかし、天使長はかわいそうなお母様、犠牲になられているお母様をかわいそうだと言いながら、サポートします、助けますと言いながら、お父様から離れる方へと惑わしました。(2015.3.15)
 ■お母様がお父様を不信されるようになった3つ目の原因が、お母様を惑わしたこの天使長の存在です。お母様は祭り上げられてしまいました。
 □亨進様:私達はお母様が70年代、80年代に若くて美しいお母様が、お父様と共に歌を歌っている姿を思い出します。お父様とお母様が一緒にいる姿はとても美しいものでした。そのころ、お母様はお父様に対して従順でしたし、お父様を中心として生きておられました。本当にそのようにされていました。
 そのようにして、お母様の座を狙う多くの人達がいるとしても、難しい状況を克服して来られました。お父様は、もしお母様が失敗したら新しい人がお母様になるだろうと何回も言われました。お父様はこのことを、ベルベディアで何十回も言われました。
 しかしその後、私達は大きな変化が起こったことを目撃しました。天正宮が完成してから金孝南さんが大母様の霊媒をしながら、お母様を自分の道具のように利用しようとしていました。(中略)天正宮が完成してからそれ以前と精神的な雰囲気が違ってしまったことを感じました。それは「私がお父様を作った」というような雰囲気でした。「私がこの栄光を作った。この勝利は私だから可能だった」というものでした。「この王宮は、私の血統が良いからできたのです」という雰囲気です。(2015.3.29)
 □サンクチュアリ教会:亨進様と国進様の証言によると、韓鶴子お母様はお父様に対して頻繁に「私のお母さんが役事したおかげで、こんな立派な宮殿ができた。私のお母さんがいなければ、あなたはみすぼらしいメシヤにとどまっていただろう」と言われていたそうです。(2015.6.14)

 お母様の恨(ハン)

 ■お母様にはお父様への恨があったそうです。亨進様はお母様にこの恨をお捨てになるようにいろいろな方法で何度もお願いをされましたが、お母様を持ち上げる取り巻きのせいで効果がなかったと語られました。
 □亨進様:お母様と直接差し向かいで話をした時、私は言いました。「お母様、お母様の恨を解放しなければなりません。恨を取り除いて下さい。お父様は一緒に暮らすのは大変な方であることは私は知っています。でもそれがお母様の使命であり、真の母、真の花嫁としての役割です。いかなる試練が来てもその場を守られることが母の崇高な使命です。お母様、あなたは恨を解放して下さい。そうしなければ、それがあなたを殺すことになります。
 韓国のメンバーは知ってますよね「恨み解き(ハンプリ)」、お母様は恨を晴らしておられると。これは天国の道ではありません。だから私達は、真実を話さなければなりません。今この時に、聖霊をもって話さなければなりません。私は個人的なルートでやりました。また、裏舞台のルートでやりました。また、天正宮のルートでやりました。しかし、それはお母様に全く効果がありませんでした。いつも私が語る時、50人から140人の幹部、側近達が、お母様あなたがなさっていることは正しいことです。あなたは偉大です。あなたは神様ですと、再び言葉を差し上げるからです。(2015.3.29)

 お母様は堕落された

 ■亨進様が「お母様は堕落された」と主張される理由は以下です。
 □亨進様:サタンは「あなたは神のようになれるのです」とエバを誘惑しました。これが霊的堕落です。エバはサタンの誘惑に負けて「私は神様のようになれる」と思ったのです。サタンは、「もし、あなたが私と同じ立場に立つなら、あなたを神にしてあげましょう」と言いました。サタンは大きな力を持っているので、サタンと同じ立場に立てば、私は神様になれて、みんなが私を拝むでしょうとエバは思ったのです。
 これは天使長達がお母様に与えたと全く同じ誘惑なのです。天使長達は「あなたは神になれる。あなたは神です。あなたはメシヤです。あなたは神様の一人娘です。あなたは女神です」とお母様を誘惑しました。これはエバがエデンの園で受けたのと同じ誘惑です。
 私はこのことを3年前から知っていました。私はお母様と話をしていました。お母様は私に「私は誰だと思いますか」と尋ねました。私は「あなたは勝利された真のお母様です。再臨主の妻です。あなたは地上で最も貴重な人間です」お母様はそれにこう答えました。「それは違います。私は神です」
 私はとても驚いて「お母様、それは違います。あなたは神ではありません。もしあなたがそんなことを言えばそれは否定されるでしょう」と言いました。これは完全にサタンの主管を受けているということです。「私は神のようになる」これは霊的堕落と同じです。これはとても悲しいことです。これは本当につらいことです。(2015.4.12)

 それをしたら真の母になれない

 ■お母様がお父様に不従順であるという段階を越え、「私がメシヤである。私がお父様を救った」と考えておられる状況は、内的に主管性転倒状態にあるということができると思います。そして、このようなお母様の状態においてなお、お父様はお母様をお立てになり、真のご父母様としての数々の勝利宣布をなして来られたことも事実です。内的主管性転倒が、お母様がその位置を失う程の失敗であるとは、お父様が見なされなかったからと考える他ありません。しかし、お父様にとってその忍耐の限界が2012年1月19日に極まったようです。その日の訓読会の時、お父様はお母様を厳しく叱責され、お父様への絶対服従をお誓わせになったそうです。
 □亨進様:2012年1月19日にお父様は次のように言われています。
天地人真の父母は、お父様とお母様という2つの存在ではなく1つです。お母様はお父様の足場であり、ただお父様と一緒に食事をし、お父様に付いて回るだけでは、自動的に真のお母様にはなれません。お父様と別々に行動すれば、破滅であり死である。お父様に応えず、ただお母様の回りにいる者は悪者である。
 安州(お母様の故郷)と韓氏族を自慢するな。それをしたら真の母になれない。お母様は妖怪のように自分の道を行っている。お父様と同じ道を進んでいない。(真の子女、補佐官達、教会指導者の個人名をあげて)お前達悪党はお母様に従うことで、私とは別の道を歩いている。この悪党達。お母様に従い、お父様はいらないと考える者は根のない妖怪だ。
 天のお父様だけが孤独なお父様と共におられる。お父様の言うことを聞かず、お母様の言うことを聞けというのは、ルーシェルより恐ろしい。私は独りぼっちだ。息子も娘もいない。お母様は自分の好きなようにしている。孝進が生きている時、私にこう言った、「お父様がお可哀そうです。なぜ、お母様はお父様の言うことを聞かず、自分勝手にするのでしょう」
 お父様は、「たった今から、お母様はお父様に絶対服従しなければならない」と宣布されました。それから、お父様は隣に座っているお母様に、お父様の正面に立つように命じられた。お父様はソクチュノ、ファンソンジョ、ユンジョンロ、キムヒョンユルをお母様の後ろに並ばせて、参加者全員と共に挙手して服従を誓うことを命じられた。お父様は繰り返し、お母様に「イエー」と返事するように命じられた。そして、参加者全員に手をあげて拍手させ、お父様の意思を理解した証とされ、この特別な儀式を終えられた。
 これを読むと皆さんは堕落した教会の状況が分かるでしょう。お父様の言うことを聞かず、お母様の言うことを聞けというのは、ルーシェルより恐ろしいというのです。(2015.9.27)
 ■お父様は「お母様は妖怪のように自分の道を行っている」とご指摘になり、お父様への絶対服従を命じられ、お母様及び幹部達は絶対服従を誓いました。
 お父様は「栄光の王冠」に、「私が人を疑う時私は苦痛を感じます。私が人を審判する時私は耐えられなくなります。私が人を憎む時私は存在価値を失ってしまいます」と記されました。お父様は人を疑うことができないお方であることが分かります。お父様はご自分が命じられたお母様の誓いを絶対的にお信じになり、これ以降、お母様を疑われることはありません。
 また、「安州と韓氏族を自慢するな。それをしたら真の母になれない」と語っておられますが、この時点でも、お母様は真の母として完成完結完了されておられる訳ではないことを知ることができます。もしこの先、お母様が安州と韓氏族を自慢することにより、お父様と別の道を行かれるようになれば、その時には、真の母ではなくなるということです。
 □サンクチュアリ教会:2014年7月1日天正宮訓読会「あなたがたの前に座っている私、真の母は、6000年後に誕生した神の独り娘です!これは説明が出来ます。私は証すことのできるものを持っています。私が生まれた時、サタンは私を殺そうとしました。私の誕生を通して、サタンは滅びるようになっていました。それで、サタンは私を殺すことに集中していました。これは、天が韓民族を通して摂理歴史を導いていることを意味しています。『韓』という言葉はなぜ大韓民国に出てきましたか?摂理歴史において、韓王朝はアジアの主人でした。彼らは東からの人種、韓の人種です。神はこの民族を選び、彼らを育てました。(中略)
 神は、私の家系を通して天の息子を送ると約束されました。あなたがたは私の先祖についてのこの話を聞いたことがあると思います。3枚の硬貨のゆえに天は息子の代わりに天の娘を送ることになりました。あなたがたはその話を知っていますか?これは伝説ではなく事実です。(中略)私の母の子宮から、血統を転換するプロセスは起こっていました。これは、あなたがたが信じる必要があるものです」
 これは安州と韓氏族の自慢ではないでしょうか。お父様はこの2年半前に以下のように言われました。「安州と韓氏族を自慢するな。それをしたら真の母にはなれない」(2015.9.28)

 病院での深刻な対立

 ■お父様はお母様を絶対的に信じながら、この日から約7ヶ月後にご聖和されました。そして、お父様が危篤状態の病院で、お母様と亨進様が対立する深刻な事態が持ち上がりました。
 □亨進様:3年前、私達は病院で大喧嘩をしていました。清平の女がお母様を洗脳して、お父様の生命維持装置を取ろうとしていました。それは、私が世界教会に対して、奇跡が起こるのを願って、お父様の為に祈りや敬拝の条件を立てて下さいという公文を出している時でした。全世界の教会がこのような条件を立てている時、彼らは生命維持装置を取ろうとしていました。病室の中には世界のトップリーダー達がいました。そこには朴ポーヒー、金ヨンイ、金孝南…、と私と国進兄さんがいました。義理の娘達はそこに入れてもらえませんでした。その時、お母様はお父様の生命維持装置を取ろうとされました。
 私は「お母様、あなたはそれをすることができません」と言いました。そうしたら、お母様は私にびんたを喰わせました。私はお母様に「もし、あなたがそれをすれば、あなたは殺人者になります。50年間の苦労を無駄にしないで下さい」と言いました。朴ポーヒー以外の全ての36家庭のトップリーダー達は、全員、黙っていました。その中の1人は「皆、いつかは死ぬからね」とまで言いました。私はそれを、私自身の目で見ました。彼らは「お母様、それをしないで下さい」と言う代わりに、ただ、次のステージへの政治的な判断をしたのです。(2015.7.5)
 ■以下は、同じ場面に関して、ヨナ様が語られたものです。
 □ヨナ様:お父様は、生命維持装置でつながれていますが、お父様には意識がありました。だから、亨進様、国進様の意見は「私達は、お父様が自然に亡くなられるようにすべきです。私達にはそれができます」
 しかし、お母様と訓母様はとても強く主張されました。訓母様は「孝進様、興進様、栄進様がここに来ておられ、彼らは霊的に来られ、お父様を迎えたがっておられます」と語り始められました。
 亨進様はお母様にプライベートに話されました。お父様は5階の部屋で、私達は10〜12階くらいで、そこには小さな部屋がありました。私達はそこに連れられて行き、そこから、私達はお父様のおられる階へ、いつでも降りていくことができ、常に誰かが交代で、お父様の病室に泊まりました。
 それは適当な大きさの部屋で、小さな部屋とリビングルームがありました。その小さな部屋に亨進様とお母様は入って行かれました。彼らはこの事(プラグを抜くかどうか)について話されていました。すると、突然大きな叩く音が部屋から聞こえて来ました。それは、お母様はとても怒られて「あなたは何も知りません!」「あなたはまだ若すぎる!」というような意味の事を、私は正確には覚えてはいませんが、大きな音が聞こえて来て、私達はお母様が亨進様を叩かれたことが分かりました。私は、お母様が彼の何処を叩かれたのか分かりませんでしたが、彼が叩かれた明らかな音がしました。お母様は、亨進様のお父様への処置に対する「私達はそれは絶対できません」という強い反対が、気に入らなかったのです。
 そしてその後、亨進様と国進様は長老達を呼び、訓母様やお母様がプラグを引き抜こうと思っていることに対して、どのように考えているのかを訊きました。亨進様と国進様は、これをやったら、あれをやったらとか、例えば何かマッサージとか鍼とか何かで、何とか命をつなげることができるのではないのかと提案しました。でも、お母様は亨進様と国進様が語るいかなる提案にも非常に怒られました。そしてお父様はその後、清平に移されてから亡くなられました。(2015.10.25)
 ■もし、とても大切な人が危篤状態にあり、生命維持装置によって生きているのなら、本当に絶望的状態にならない限り、生命維持装置を外そうとする人はいないでしょう。あるいは、たとえ医者から絶望的状態であることを告げられたとしても、絶対にそれを受け入れたくないというのが人情だと思います。
 ところがお母様の場合には、信じがたいことですが、まだお父様の意識があるという段階で、亨進様と激しく争ってまで、お父様の生命維持装置を外そうとされたというのです。なぜなのでしょうか。
 □亨進様:私は36家庭を呼んでほしいと言い、彼らに説得を続けました。そして、最終的にお母様は朴ポーヒー、李ジェソク、金ヨンヒ、ヤン・チャンシク、ソク・チュノ、金ヒョユル、金ヒョナムを呼ばれ、彼ら一人一人に尋ねました。私がお父様を解放してあげたいと、このチューブなどを全て取り除きたいと、唇の色が変わってきていると。(2015.7.8)
 ■訓母様は「孝進様、興進様、栄進様がここに来ておられ、彼らは霊的に来られ、お父様を迎えたがっておられます」と語られ、お母様は「お父様を解放してあげたい、このチューブなどを全て取り除きたい、唇の色が変わってきている」と言われたそうです。これらのことが、まだ生きておられるお父様の生命維持装置を外そうとされる、お母様の強い動機となり得るのでしょうか。

 お母様の秘密と復讐心

 ■亨進様と国進様はお母様を信じておられました。
 □ヨナ様:亨進様と国進様はお父様だけでなく、お母様も完全に信じておられました。もちろん、お父様とお母様の間で争いのようなことはありました。(中略)それでも彼らは、お母様は正しい決定をされていると、お母様を信じて行かれました。(中略)
 その当時、国進様は、統一財団の責任者でした。彼はリーダー達を説得して、全てのものをお母様の名前にすることをされました。お父様が法的な実際の権限を持たれなくなって以来、国進様はお母様に完全に信頼を寄せられました。単なる言葉とか位置だけでなく50億円(注:実際は500億円)をお母様の元に置き、お母様はそのお金を宣教会財団として蓄えられました。
 国進様は、お母様がお父様がおられない時にもリーダー達に頼み込む必要がないようにとのためです。国進様は本当に、お母様が内外とも勝利した真の母となれるように準備されていました。本当にその為に準備されていたのです。
 だから、亨進様は説教の「バビロンの炎上(2015.9.20)」でミステリーのこと、彼女の額にミステリーと書かれてあると語られました。国進様と亨進様にはミステリーでした。お母様がこのようにされることは、全くのミステリーだったのです。彼らには確信することはできませんでした。お父様が入院され、お母様がプラグを抜かれようとされるまでは。その時までは、彼らは確信することができませんでした。(2015.10.25)
 ■亨進様と国進様は、たとえお母様に恨があり、お父様と言い争いをされることがあっても、お母様とお父様の間にはご夫婦としての信頼関係があると思っておられましたから、お母様を疑うなどということは考えられませんでした。ところが、お父様の意識がまだあるにもかかわらず、お母様が生命維持装置を外そうとされる信じられない事態が起きました。
 これを阻止するために、亨進様は36家庭の長老達を集めて、その意見を訊こうとされました。亨進様は、長老たちは自分の側に立って、お母様に反対してくれるだろうとお考えになったのです。しかし、朴ポーヒー先生を例外に、全ての長老たちはお母様の意向に逆らうことはしませんでした。お父様が亡くなられた後は、全ての決定権はお母様にありますから、お母様の生命維持装置を外そうとされる強い意志にその場で反対をすれば、その後、必ず報復を受けることが分かったからです。
 結果的には、お母様は生命維持装置を外すことを断念されましたが、この時のお母様のお姿を通して、亨進様は、お母様はお父様に対して本当のところはどのように思っておられるのか、その根底に何があるのかがはっきりとお分りになったのです。それは「復讐心」だというのです。
 □亨進様:お母様は50年間この謎を隠していました。私達はお母様が痛みや恨みを持っていることを知っていました。しかし、私達はお母様がお父様に対してこのように復讐心を持っていたとは知りませんでした。(2015.9.13)
 ■その復讐心はお母様の中で成長しながら、一方では自分こそがメシヤなのだという「自己崇拝」と表裏一体をなして大きくなりました。亨進様と国進様はそのことに全く気が付きませんでした。だから、亨進様はそれを「ミステリー(奥義・謎)」と表現され、「心の奥底に大きな秘密があった」と語られました。
 □亨進様:これを誰が知り得たでしょう。奥義であったというのです。50年の間、お父様に侍り続けながら心の奥底に大きな秘密があったのです。その秘密とは何か。「お父様のために皆が集まると思いますか。私がいるためにこの教会は滅びないのだ、私がいるから、この教会は成功しているのだ」バビロンの秘密です。「私が清い血統であるためにお父様を救った、お父様の淫行を防いだ」「実は私が独生女、メシヤ、神なのでお父様は成功することができる」という、このような秘密です。(2015.9.16)
 □亨進様:当時、私たちの誰もが全く気付かなかったのです。このバビロンの秘密に。誰もお母様が自分をそこまで自己崇拝していることを知りませんでした。それは文字通りサタンの秘密兵器だったのです。金孝南にそそのかされてしまったのか、もとから自分で思いこんでいたのか、それは分かりません。
 ともかく、しばらく説得に全力を傾けた期間がありました。ある時は懇願し、またある時は制止しようとしました。しかし、もはや誰が何と言おうと一切耳を傾けられなくなりました。そして、お父様を否定するあらゆる変更を矢継ぎ早に繰り出すようになったのです。
 あらゆる試みをしてきましたが、もはやそれを止めることはできませんでした。これは本当に深刻だ。これは大変なことになった。こう思うようになったのです。単に「怒れる女性」ではなく、その底流にメシヤ、お父様を消し去ろうとするある力を感じました。(2015.10.25)
 ■亨進様が感じられた「メシヤ、お父様を消し去ろうとするある力」、それがお母様の「復讐心」でした。

 お母様の殴打事件

 ■お母様が亨進様をはっきりと拒絶される行動が、お母様が亨進様の頬(ほほ)を打たれるという形で起きました。亨進様はお父様が任命されたお父様の代身者です。
 □亨進様:2009年の天正宮での、三度、神様王権即位式が行われました。世界各国の代表からのいろんな王冠、種族を代表しての王冠が捧げられ、八大宗教の代表がギフトを捧げました。私達夫婦はご父母様の後を歩かせられて、王冠式ではお父様から祝福を頂きました。この時にお父様から相続を受けました。この時の祝福は過去の人類歴史のどんな祝福よりも重要なものでした。お父様の祈祷を聞いてもらえれば分かります。
 お父様は、再びセレモニーをされました。それで終わらず、お父様はまたその次の日も行なわれました。アメリカに飛んで同じセレモニーをマンハッタンセンターで行ないました。この時は2つの大陸で3つの違ったセレモニーをされました。お父様は世界、天宙に対して宣言する為に何度も行なわれたのです。(中略)
 その後、2010年にお父様が宣言文を書かれました。「万王の王はお一人の神様、真の父母様もお一人の父母、万世帯の民も一つの血統の国民であり、一つの天国の子女である。天宙平和統一本部も絶対唯一の本部だ。その代身者・相続者は文亨進である。その外の人は異端者、爆破者である。以上の内容は真の父母様の宣言文である文鮮明印」
 私自身が相続したのではありません。私自身が任命したのではありません。王の王であるお父様が成されました。お父様が私を代身者に、相続者に任命しました。お父様は名前だけでなく印を入れられました。王の印です。(2015.3.15)
 ■2009年1月15日・30日・31日の3度の戴冠式に先立ち、2008年4月18日に亨進様は世界会長に就任されました。この時、聖本を伝授されながらお父様は、以下のように祝祷されました。
 □お父様:ここに文亨進、李妍雅(イヨナ)、二人の息子、娘が夫婦となり、きょう父母様の前に立って交代するこの転換式において、真の父母様に侍ったように、その侍った位置に全てのものを代身して迎えることができ、代身者、相続者の権限を受け継ぐこの場となるので、エデンの園において堕落していない息子、娘を祝福してあげ、感じることのできなかった心情圏を再び受け継ぎ、第四次アダム圏の理想天国の時代として、解放釈放を自分の主張通りにすることができ、神様を中心として治めることのできる時代へ進入することのできる時代まで連結して下さることを、お父様、懇切にお願い申し上げます。(2008.4.18)
 ■このように、亨進様にとって世界会長就任式がお父様の代身者となり、相続者の権限を受け継ぐ最初の場でありました。その後、3度の戴冠式を行われ、2010年4月23日に宣言文まで書かれました。お母様がお父様に絶対服従されるというのならば、お父様の代身者である亨進様に対して、慎重でなければなりません。
 しかし、お母様が亨進様を怒りで打たれたということは、亨進様を受け入れないという拒絶の意思表示であり、それは2012年1月19日のお父様への絶対服従の誓いを、お母様ご自身が破られたということに他なりません。亨進様の頬が打たれる音は、隣の部屋のヨナ様も聞かれました。これは、モーセが怒りで、メシヤを象徴する岩を二打した事件を思い出させます。

 追放された亨進様

 ■この後、お母様は亨進様をご自分から遠ざけるように、アメリカに人事されました。以下、ヨナ様の証言です。
 □ヨナ様:全てのあのような試練の後、お母様は亨進様には韓国にいてほしくないと言われました。そして、お母様はお父様の聖和の後、突然連絡して来られ、今、仁進様の問題、スキャンダルが出て来たので、あなたが行かなければなりません。全てを正してこなければなりません。私は彼女を全ての責任位置から解雇し、「ラビングミニストリー」をストップしたので、あなた達はすぐに行って、全てを正しい状態に戻しなさい。
 更にお母様は、3年間は帰って来てはだめですと言われました。彼女はとても強く言われたのです。非常に強く、3年間は帰って来てはだめですと。(2015.10.25)
 ■亨進様はアメリカ人事になるに伴い、韓国教会長の任を解かれました。
 □ヨナ様:どのように辞めさせられたかといえば、私達にピーターキムから電話が来て、あなたは韓国教会長の位置から解雇させられたということを伝えて来ました。そして、韓国教会の本部の職員が、「私は、この位置(韓国教会長)を辞めます」と書いてある、辞任のレターを持ってきました。(中略)亨進様はサインをしなければなりませんでした。それは、何か法的な書類であり、そこには「私は韓国教会長の位置を降ります」みたいな内容が書いてあるものでした。(2015.10.25)
 ■その他の役職も解かれていきました。
 □ヨナ様:アメリカに来て以来、徐々に一つづつ、解雇されて行きました。私は一度、お母様が韓国から電話をして来られたことを覚えています。「あなたがアメリカに行って以来、あなたが韓国の世界宣教本部に仕えることができないので、その会長の位置を解雇します」
 お母様はそのことで相談されませんでした。ただ一本の電話だけでした。「あなたは離れたところにいるので、私が決定しました。あなたは会長の位置を解雇されました。異議はないですよね」それだけでした。(2015.10.25)
 ■アメリカ教会長と大陸会長の任も解かれます。
 □ヨナ様:それは、2013年の真の神の日だったと思います。(中略)大きなセレモニーにおいて、清平の天正宮の地下で、多くのメンバーの目の前で、お母様は突然、アメリカの大陸会長は金起勲氏であると言われました。(中略)その後、私達は上の階に行き、お母様は言われました、これであなた達のアメリカでの使命は終わりました。このように、お母様が私達に伝えたのです。(中略)
 私達がアメリカへ行った時は、アメリカの雰囲気は落ち込んだものであり、亨進様の就任式は行われませんでした。だから解雇され方も、このようなものだったかも知れませんが、それはとても異様な感じでした。そこには退任式もありませんでした。それで、私達が務めた期間は3ヶ月です。お母様が約束されたのは3年でしたが、この時3ヶ月で解雇されました。(2015.10.25)

 サンクチュアリ教会の出発

 ■その後、亨進様ご夫妻はペンシルベニアに行かれ、そこでサンクチュアリ教会を出発されました。
 □グレッグ総務部長:2012年末、国進様はイーストガーデン、ニューホープ農場周辺にカール銃器製造会社の新しい工場の設備を探しておられましたが、ニューヨーク州知事が銃規制法を施行したため、ニューヨークを離れペンシルバニア州に来られることになりました。
 お父様は二人にペンシルバニアにその意識を導き、そこで道が開かれることとなりました。600エーカー(約2430㎡)の工場予定地も間もなく見つかり、2013年3月、亨進様もペンシルバニアに引っ越しました。そして自宅でこぢんまりとしたアットホームな雰囲気の中、聖書勉強会と日曜礼拝を始められました。またそこは質素でまだ家具らしい家具もありませんでした。そこで礼拝を行っていました。
 ところが人も増え始めたところで車も溢れて来て管理会社からクレームがあったことで、礼拝はホテルの一室を借りてすることになりました。一時的なものでしたがとても神霊に満ちた場でもありました。
 そこでは3月2日から5月11日まで礼拝をしました。5月18日にはニューファンドランドの消防署の施設を借りて行い、5月23日に現在の場所に落ち着いたわけです。(2015.8.23)
 □亨進様:私達が最初にペンシルベニアに来た時のことを思い出します。その時は、ここには私と国進お兄さんしかいませんでした。そして、私達は深い悲しみに沈んでいました。なぜなら、私達は真のお父様の霊にお会いすることができたのですが、お父様はとても悲しんでおられたからです。
 「誰が私の心を捜し求めているのだろうか」と探しておられたのですが、お父様はそのような人を誰も見つけることができなかったのです。お父様が見たものは、誰が新しい指導部になるのか、教会の組織がどのように構成されて行くのかを見定めている人達だけでした。そして、「お母様と一つになって、お母様に従わなければならない」という指示だけを聞きました。お父様のことは誰も話しませんでした。
 私達は嵐の中心にいた為に、それをより鮮明に見ることができました。私達はその状況を良く知っています。真の父母様と真の家庭を保護する使命のあった天使長達と指導部達が、自分達の権力と地位を守る為に、お母様をコントロールしてお父様を冒涜するようにしました。
 このような状況を考えて見て下さい。原理的な観点からこの状況を見て下さい。天使長達はお母様を自分達と一つになるようにして、お父様が任命された実の息子達を、お父様の伝統を捨てないという理由で追い出してしまったのです。(2015.3.29)
 □ヨナ様:そこには私達家庭と国進様家庭しかいませんでした。初めの週の日曜日、礼拝をしたのですが、家の居間に何もなく、床が冷たかったので、青いビニールを敷いて国進様家庭と共に簡単に礼拝を捧げました。その時、私の心の中では涙があふれていました。お父様の伝統と栄光を高めるという大きな使命を持ってここに来たわけですが、一体どうやって、何から始めたらいいのか。この2家庭しかいないのに、お父様が真のカインとアベルとして立てて下さいましたが、ここでどうやって何を始めたらいいのか、本当に途方にくれていました。
 その後、礼拝を公開し始め、食口達が三々五々来るのを見ながら、草創期当時、お父様はきっとこういう心情だったのだろうなと、食口達一人ひとり、ただ来るのではなく、神様が送って下さっているのだなと、本当に強い絆を感じ、お父様に対する深い感謝で一杯でした。(2015.8.12)

 誰にも相談しない絶対権力

 ■お母様は「私は絶対権力を持っている」と叫ばれたそうです。
 □亨進様:お父様の聖和の直後でした。天正宮の最上階のお母様の部屋での会話を忘れることができません。会話の中で、私はこう言いました。「お母様は勝利された真の母であり、真のお父様の花嫁です」それに対して、お母様はこう言われました。「違います。私は神であり、メシヤです」「私は何でもできます」。お母様は「絶対権力」という言葉を用いました。「私は絶対権力を持っている」
 想像して見て下さい。同じ部屋にいる自分の母親の口から「私は絶対権力を持っている」というセリフを聞いたのです。これを叫ばれました。その声は部屋中に響き渡りました。台所まで聞こえたでしょう。私の義理の姉もいましたが、彼女にもそれが聞こえたことは間違いありません。そのような信じられない光景が繰り広げられていたのです。ドラマのワンシーンではありません。権力の虜になった女王が声を荒げて「私は絶対権力を持っている!」と怒鳴るのです。まるで映画を見ているようでした。(2015.10.25)
 ■お母様がお父様に絶対服従しておられるのなら、全ての決定は「お父様にご相談し、その答えを聞いてからにしましょう」ということになるでしょう。お父様はご聖和されたとはいえ、厳然として霊界に生きておられるのですから、いつでも相談し、答えを求めることは難しいことではありません。「私は絶対権力を持っている」というのは、「誰にも相談する必要はなく、全てを自分で決める」ということであり、お母様の中にはお父様が存在しておられないということを自ら明らかにしておられます。

 文亨進世界会長の解任

 ■2015年1月18日、亨進様は説教「沈黙を破って」を語られて、それをネット上に公開されました。そして続く2月8日、説教「天の宣布」で、韓国、日本、アメリカのリーダー達、全ての大陸会長、国家指導者達の解任を命じられました。
 □亨進様:真のお父様の後継者であり相続者である文亨進の権限で、万王のみ旨に逆らい、真のお母様を搾取して、神様を冒涜し、破壊的な異端行為を行うリーダー達から、真のお母様を解放する為に、全ての摂理機関のリーダー達の辞任を命ずる。
 理事会はその全ての資産を清算して、40数年間、世界教会の為に援助してくれた日本の教会の食口達の為に、主な資産を確保すること。その過程において、自分の利益の為にお金を盗み取ろうとするなら、神様の呪いがあなたと共にあるでしょう。正しく公正なことをして下さい。これ以上しがみついて、食口達の血を吸う指導者達のグループが、教会の資産に欲心を起こさないようにして下さい。そしてその資産は、我々と我々の国の為に苦労の道を歩んで来た日本の食口に返してあげて下さい。
 食口達は自分達の地方、国家レベルの代表者を選ぶことができるし、また選ばれた代表者は、天宙平和統一聖殿の本部に直接出席して、正統な後継者である文亨進世界会長に直接報告することを命ずる。韓国のリーダーを通さずに、直接報告することを命ずる。代表者は韓国人である必要はない。(2015.2.8)
 ■お母様は亨進様のこの動きを受け、その影響力を封じるために、最後に残っていた亨進様の世界平和統一家庭連合世界会長職を解かれ、善進様を代わりに立てられました。以下、その世界公文です。

公文番号:世家世本2015-23
発信:世界平和統一家庭連合世界本部
発信日:天一国3年天暦1月13日(2015年3月3日)
題目:文亨進世界会長の職務権限停止処分に関する件
各大陸、国家、摂理機関に天の父母様と真の父母様の祝福と愛がともにありますことを祈願申し上げます。
2015年2月26日、真の父母様の命によって下記のように文亨進世界会長の職務権限を暫定的に停止する。

1.姓名:文亨進
2.職責:世界平和統一家庭連合世界会長
3.事由:世界会長の職権乱用および教理違反
4.世界会長の法的権限および教会内で付与された職務権限を真の父母様の命があるまで暫定的に停止する
5.2015年2月26日付で命じ、処分の施行は2015年1月15日にさかのぼって適用する。以上
世界平和統一家庭連合 世界本部(印)

 ■亨進様は2008年4月18日に世界会長に就任され、この時からお父様の代身者、相続者になられました。世界会長職と代身者、相続者は同義語となります。ですから「文亨進世界会長の職務権限停止処分」は、亨進様からお父様の代身者、相続者の地位そのものを剥奪しようとするものです。
 この世界公文は、「天宙平和統一本部も絶対唯一の本部だ。その代身者・相続者は文亨進である。その外の人は異端者・爆破者である」という、お父様の直筆宣言文への挑戦であり、お父様の権威と完全に対決する、お母様の「絶対権力」の最大行使と見ることができます。これにより、お母様は完全な「異端者・爆破者」になってしまわれました。 
 2012年8月のある日、お母様が亨進様の頬を打たれた瞬間から、お父様を高めようとされる亨進様と、ご自身を高めようとされるお母様との善悪分立摂理が開始され、それは基元節をはさんで、この世界公文によって完結したといえるでしょう。

 幹部達の罪

 ■お父様のご聖和を契機に、幹部達の素性が明らかになりました。
 □亨進様:お父様が聖和された後に、直接目撃した内容、この目で直接に確認した内容があります。私達を引き込む為に、買収を試みた中心的な指導者達が文書まで持って現われました。「我々の側に加われ。どっちにしろ、あなたの世界になります。あなたが後継者ですから。後継者の権利とこの王国はあなたのものですよ」「とにかくいったん私達の仲間になれ。お母様が霊界に行けば、あなたが好きなように変更すればよい」
 これが、私が彼らからもらった助言でした。このような言葉が教会の指導者から出て来たのです。真の父母様が任命された後継者に対する助言の内容がこのような内容です。「政治的な一時的な権力のために、お父様を裏切れ。富を維持し、財団の資産に対して法的権利を維持し、お母様が聖和される時に、思い通りにすればよい」という内容でした。
 この指導者達の助言は、「まずはお父様を背信し、その後にお母様の聖和を待ち、お母様も背信しなさい」という内容でした。このような助言を私は実際受けていたのです。これは助言ではなく冒涜です。気が狂っています。正常的な思考ができる人なら、これらは話にもならない内容であり、到底理解できないと思います。私はお父様を売ることはできませんでした。私の勝手の為に、お母様の聖和を待つこともできませんでした。
 このような政治的な行為を、教会の指導者達が崇めている内容を改めて見た時に、これは神様中心でもなく、お父様の願いとも、お父様のみ言とも、何の関係もありません。彼らはただ、政治的な勢力を維持することにのみ関心があるのです。それは当然、お金の入手先を操ることだけです。それは悲しいことに、堕落世界の実情と何ら変わりがないのです。堕落世界の方が、規模が大きいという差があるだけなのです。(2015.1.18)
 □亨進様:それでは、皆さん、お父様の聖和直後、第一の標的はどこだったでしょうか。3つの陰の実力勢力の立場から見て、お父様が作られたこの組織図の問題点はどこにありますか。彼らからすると、問題があります。それは即ち、私でした。問題はここでした。世界宣教本部を除かないといけません。抑制と均衡を除かないといけません。それさえすれば、お母様さえ押さえて、教会全体を掌握できます。それをやりました。
 お父様の聖和直後、大急ぎで、まず国進お兄さんを解雇しようとする動きがありました。何故なら、彼は手ごわい相手です。不正を浄化して、指導者達に責任を負わせます。急いで彼を除こうとするのは当然でした。その次に、私を急いで除こうとする動きがありました。(2015.1.25)

 亨進様に働かれるお父様

 ■ヨナ様は、亨進様が幹部達の不正を告発し、お母様の間違いを指摘される強い決意の前に震え、また、その反動として他の人からの批判を受けることに耐えられない状況でした。
 □ヨナ様:そこで私は必死になって、お父様にこう祈りました。「もし、夫が間違っているとお考えであれば、どうか彼の夢に現れて教えてあげて下さい。私の夢に現れて下さっても、彼は説得されないでしょうから。お父様が直接説得して下さい」こうして祈りながら、断食と敬拝の条件を立てました。そうしているうちに、思いがけないことが起こりました。
 夜寝ていると、夫が突然私を起こしました。私が条件を立てている期間でした。「お父様がたった今、夢に現れた」というのです。私は興奮して「どんな内容なの」と聞きました。間違っていれば言ってあげて下さいという、私の祈りとか条件については、話していませんでした。
 彼の夢はこうでした。車の列があり、先頭の車にはお父様と共に夫と運転手が乗っていました。ちょうど、道が左右に分かれるところでした。お父様が夫の耳に「右に行くように言いなさい」とささやかれると、夫は「右に行け」と言い、全ての車が右に行きました。少し行ってまた交差点に来ると、お父様が「こんどは左に行きなさい」とささやかれ、全ての車が左に行きました。
 お父様は亨進様をメディエーター(仲介者)として使いながら、号令を出しておられたのです。この夢の話を夫から聞いて、私は諦めました。期待していた答えではありませんでしたが、はっきりとした答えでした。(2015.10.25)

 お母様の失敗

 ■お母様は何を失敗されたのでしょうか。
 □亨進様:お父様が私達に王冠を被らせ、世界教会の相続者、後継者に指名されました。しかし、韓オモニと思想的に違いがあったのです。韓オモニが前面に立とうとした時、私たちはそれをやめるように哀願しました。しかし、女王の姿で世界の前に現われました。お父様が病院に入院されておられる時に、もうすでに経典の改変を計画していました。私の実の母であり、愛していますが、責任分担の観点においては失敗です。完全な失敗です。女帝として、最高権力者として、世界の前に登壇するようなことは、思い止まって下さいと願いました。(2015.10.4)
 □亨進様:お母様は人類史上もっとも偉大な女性と記憶される筈でした。その日(基元節)心の内で「神様を讃えます」とつぶやいていたならば。「世界中の皆さん、主を讃えましょう!その霊は私たちと共にあり、真実です。強く雄々しくありなさい。お父様が共におられるからです」もしこう叫んでいれば、全人類の真の母として全天宙に記憶される女性となっていたことでしょう。しかし、天使長の誘惑に落ちてしまいました。サタンが回りを取り囲み、誘惑し、操るようになりました。あなたは神だと言って。これほど信じられない悲劇があるでしょうか。(2015.10.18)
 ■お母様は母子協助されながら、亨進様を二代王に推戴されるべきでした。亨進様を押しのけて、ご自分が女王に立たれたことが失敗であるということです。分かれ目は2013年2月22日の基元節での出来事ということになります。それまでは、たとえお母様が内的に主管性転倒され、自己崇拝や復讐心を隠しておられようとも、お父様はお母様をお立てになり、真のご父母様としての勝利宣布を何度もされていましたから、お父様のご存命中は、お母様の失敗はなかったということになります。すなわち、内的な主管性転倒までは許しがありましたが、外的な主管性転倒にまで至り、ついにお母様の失敗になったということです。
 お父様はそのご生涯において、個人から神様に至る八段階の主権をサタンから復帰されました。最後のご祈祷の最後「全てを成した」には、そのような意味があると思います。お父様は八段階の頂点に君臨されて王となられ、その位置は亨進様に二代王として継がれるべきその日、その位置を、お母様が女帝となって強奪されたことになります。
 お母様が叫ばれた「私は絶対権力を持っている!」は、お父様によって神側に復帰されたこの世の主権を、再度手にしたサタンの、抑えきれない叫びであったと思います。だからこそ、「その外の人は異端者、爆破者である」とお父様は書かれました。亨進様を押しのける者の真の正体は、神様の摂理を爆破し、その破壊を目的とする異端者サタン、その人であるからです。

 偽りの祝福式

 ■基元節は「天地人真の父母聖婚式」であり、全ての教会員はこの日の「天一国基元節入籍祝福式」に同参しました。ところが、この時のお母様は真の母の位置を離れ、お母様をお父様から引き剥がした悪なる天使長と一つになっておられる状態だったというのです。この祝福式に同参した教会員は全て、サタン勢力下に取り込まれてしまったそうです。ですから、サンクチュアリ教会では、サタン勢力下から真のお父様の権威の下に再び戻ることができるという祝福式を随時、執り行っているそうです。
 □サンクチュアリ教会:特に世界中のほとんどの祝福中心家庭は、天使長主管圏内で行われた2013年2月22日の「基元節祝福式」に誤導されて参加されました。この偽りの祝福式に参加した全てのカップルは、真のお父様の権威の下に再び戻るために「真のお父様の権威の下に戻るための聖婚祝福」に参加する必要があります。
 ■また、基元節以降に祝福を受けた二世家庭は、それが真の母の位置を離れたお母様による偽りの祝福式であった為に、大きな問題があるそうです。該当する二世祝福家庭はサンクチュアリ教会の祝福を受ける必要があるとのことです。
 □ティモシー・エルダーサンクチュアリ教会宣教本部長:これは特に二世家庭、2013年以降に初めて祝福を受けた二世家庭に該当する内容です。2013年2月、その時、家庭連合では基元節だと言って偽基元節を迎え、偽祝福式を行いましたが、その行事以降に行われた家庭連合の偽祝福式に参席し、そこで初めて祝福を受けられた二世家庭達は、2016年2月13日までに真のお父様の権威に戻る祝福を受けてこそ、二世家庭の位置を保つことができます。(中略)
 何故なのかという質問を時々受けます。その行事には神様がいらっしゃいませんでした。お父様もいらっしゃいませんでした。その行事はなぜ偽物なのかということは、二代王が説教を通して説明されましたが、韓氏オモニが祝福をお一人で主礼される権限もなく、またサタンとひとつになって行ったものであり、お父様とひとつになってされたものではない。それはサタンが主管する中で行われた行事なので、そこに参席した二世家庭達は神様の祝福を受けられませんでした。祝福を受けないままに家庭出発し、夫婦として性行為をすれば、これは何でしょうか?堕落です。
 騙されてそうなったのですが、結果をもって話すならば堕落に間違いありません。神様の祝福を受けずに夫婦関係を持ったので、このような方達をどうにかして救ってあげたい、救う道はないかと考えられ、二代王が与えて下さった恩恵であり、この日までにお父様の権威に戻る家庭は被害者として扱い、二世家庭の位置を保ち、その間に生まれた子供達も、三世の位置を保つことができるようにして下さるものです。(2015.10.21)

 祝福家庭と二世の消滅

 ■サンクチュアリ教会の祝福式に関連して、重要なお知らせが発表されました。
 □日本サンクチュアリ協会:【緊急のご案内】2015年12月20日に亨進二代王様が語られたみ言を以下にお伝えいたします。
 天基7年天暦1月6日(陽暦2016年2月13日)までに、お父様の権威に戻るための祝福式を受けない場合、以下のようになります。
 ①2013年以降の家庭連合による祝福式を通して婚姻関係を持った二世は一世となります。
 ②基元節の祝福式に参加した一世は、祝福中心家庭ではなくなります。
 まだ、お父様の権威に戻るための祝福式を受けられていない方は、2月13日の祝福式に参加されるか、至急個別に受けられるよう、お知らせいたします。(2015/12/23)
 □ティモシー・エルダーサンクチュアリ教会宣教本部長:現在、ご聖和以前に行われた祝福式を通して祝福を受けた1世が、「真のお父様の権威に戻るための祝福」を受ける場合、祝福後の40日聖別期間と三日行事のやり直しは必要ありません。
この恩恵は天基7年天暦1月6日(陽2016年2月13日)でもって終わります。その日以降に「戻る祝福」を受けられる1世家庭は、祝福後40日の聖別期間と3日行事のやり直しが必要となります。
 2013年当時に、「全ての家庭が基元節の聖酒を飲んで祝福に参加するように」との指示が出ていたことを考えると、事実上、全ての1世が今回の期限に該当するものと考えられます。2013年の偽基元節に参加しなかった、その聖酒も飲まなかったなど、関連されなかった家庭は該当しません。(2015.12.24)

 お母様の失敗を蕩減復帰なさるヨナ様

 ■お父様を高めることができず、お父様の相続者である亨進様を二代王としてお立てになることができなかったことが、お母様の失敗になりました。それを蕩減復帰するためには、真のご父母様の相続者である亨進様ヨナ様ご夫妻におかれて、ヨナ様が亨進様を高め、更にヨナ様が、亨進様の相続者である信俊様を三代王として完全にお立てになることが必要になります。
 □亨進様:私が真の父母の代身者、相続者として妻を立てて、お父様が立てられた血統の三代王権を立てておいて、妻は真の母と真の女性の位置で、お父様が願い望まれた秩序と三代王権の前に敬拝をしました。お母様ができなかったこと、失敗されたことを、妻は象徴的に条件を立てて行いました。自分の子供の前に敬拝しました。
 お父様が願われたので、私が死ぬ時に「三代目代身者、文信俊億万歳!」と言える女性にならなければ、食口たちに「石を投げつけて私を殺して下さい」と言った女性です。真の王妃と、真の母と、真の新婦と、真の女性の姿を、天の前に捧げました。それは、お父様が立てられた三代王権の永遠の勝利となります。アージュ!
 これからは天一国女性の姿がどういう姿なのか、はっきり見ることができる歴史が始まるのです。偽りの女性のように「男たちは退け、私が上からお前たちを踏みつけてやりたい、私達は金と権限を追求する、皆が私達に敬拝する」という、こんな詐欺ではない、詐欺サタンではない、真の女性。天の父が願われる、み旨の前に自分を捨てて、自分の欲心と虚栄心を捨てて、お父様のために死ねる女性、真の女性。歴史に残る女性。英雄的な女性。お母様がそのようにされていたならば、天一国の祝福の歴史が、地上天国建設の祝福の歴史が来たでしょうに、お母様はその責任を失敗されて、これから世界審判の蕩減が来ます。
 しかし、お父様が直接選ばれた三代王権の秩序が正しく立ったので、その位置に、真の父母の代身者、相続者として妻の位置、母の位置として、お父様の三代の種(子孫)の前に敬拝したので、これからは天運が大きく変わり、直接主管圏で、お父様の聖霊の役事が私たちに直接降りてこられる、驚くべき役事を私たちは経験して、直接目で見ることになるでしょう。アージュ!(2015.6.2)

 悪に立ち向かう亨進様

 ■亨進様はお父様の相続者として、先頭で悪に立ち向かい、その責任を果たされます。
 □亨進様:今週のある日、真のお父様が私に臨まれた事を強く感じました。「私がお前に下した位置を恐れてはならない。お前に与えた後継者という位置は、お前自身がお前に与えたのではなく、私がお前に与えたのである」とおっしゃったのです。また、「お前がお前の相続権を宣布する時は、お前は私がお前に与えた任務を、完全に受け入れた立場に立つのである」ともおっしゃいました。
 私は他の人の悪口を言ったりするのを、楽しんだりはしません。しかし、今のような時期に、このような責任を持っている私は、悪の勢力に立ち向かって、戦わなければならないのです。なぜなら、この戦いは私自身の戦いではないからです。後継者としての責任は、私が私自身に与えたのではないからです。その後継者としての責任はお父様が下さったものだからです。(2015.2.8)
 ■亨進様は、日本人に立ち上がるように呼びかけられました。
 □亨進様:日本の兄弟姉妹の皆さんに申し上げたいことがあります。あなた達は武士道精神を持っています。実際に先祖の中にサムライがいる方もいらっしゃるでしょう。私は武道家なので私自身もサムライの戦士です。そして、神様が皆さんを武士道精神である忠義と名誉の為に生きるように準備された理由が、メシヤを迎えるためであったことを知っていますか。それは救世主メシヤを守る為です。なぜなら、あなた方が真のメシヤに会うと、地上天国を建設することができるからです。それがあなた達の血液の中に流れている文化ではないですか。
 皆さんはお父様のみ言には従うし、全世界を開拓してきたのではないですか。母の国であるがゆえに、何かあっても真の主体である真のアダムに絶対服従してきたのです。たとえ世界中の食口がメシヤに反対しても、日本食口の皆さんだけはそうすることができません。皆さんはサタン世界に立ち向かっていかれるのです。
 真のお父様が日本食口の皆さんをどれだけ信頼してきたのかよく分からないのですか。あなた達は天使長達が教会組織を支配しているのを知っているでしょう。彼らがお母様をだましていることを知っているでしょう。しかし、あなた達は黙って静かにしています。それはサムライの姿ですか。そうではありません。武士道精神によると悪に対して沈黙したら切腹しなければならないでしょう。なぜなら、それは主に対して不名誉な姿だからです。
 もし、あなた達の先祖がサムライであれば、自分の主君が悪者にだまされたとしたら、そんなに簡単に諦めていないでしょう。まして、メシヤに対してはどうですか。命をかけてもメシヤを守るのではないですか。(2015.2.22)

 カインとして勝利された国進様による戴冠式

 ■国進様は亨進様に完全に屈服されて、歴史的なカインの立場を勝利されました。
 □亨進様:2012年6月5日に、私と国進お兄さんに、真の家庭で初めて神様の栄光の為に、カインとアベルが一つになったと宣布されました。そして、その宣布式において、「今、勝利したカインとアベルが立った為に、真の父母の仕事は終わった」とおっしゃったのです。その様な召命を受けた私達なのです。お父様が成和される3ヶ月前に、その様な宣布をされたのは、お父様が私達がその様な誘惑に簡単に屈することはないということを、ご存知だったからです。(2015.1.18)
 □亨進様:カインとアベルも全ての責任は果たしました。カインはアベルを殺しませんでした。アベルが真の父母の権限を授かったときに国進兄さんは私を殺しませんでした。天一国の模範を見せてくださいました。嫉妬しながら「こいつ!俺の位置なのに、なぜお前が盗ったのか!」という偽りの王子たちの歴史ではなく、天の王子の歴史を見せてくだったのが国進兄さんでした。「私の弟だが、私がその弟に敬拝する」と。(2015.6.2)
 ■2015年8月30日、カインの立場を勝利された国進様は、自ら王冠を作られて、それを亨進様ご夫妻に、戴冠式をもってお捧げになりました。
 □亨進様:この歴史的な瞬間、お父様が立てられたカインである兄は、お父様の御心を考え、自分のことを考えず自分を捨てて王権即位式に臨み、弟に王冠を被せてあげたということは、今までの人類歴史になかったことです。
 人類歴史上、記憶に残る驚くべき天地開闢(てんちかいびゃく)の瞬間でした。永遠に子々孫々に残る、再臨主の実として、結果として、カインとアベルの歴史が残ることでしょう。韓国でも中国でも日本でも何処の国でも有り得えない歴史なのです。
 兄が弟を殺すことなく、お父様が弟を選んだので兄が弟に王冠を被せて敬拝までするという驚くべき歴史を私たちはこの目で見ました。シックの皆さん、天一国の勝利の瞬間でした。
 涙が止まらない驚くべき聖霊の役事を、お父様が私たちを包み込んでくださるのを感じました。兄と弟は涙を流しながらお父様にやっとの思いで「ありがとうございます」という言葉しか言えませんでした。サタン歴史を打ち砕く驚くべき役事の瞬間を私たちは皆見ることができました。その事実を通し、堕落した韓氏オモニや堕落した金孝南の家庭がサタン側だということを知ることができた瞬間でした。
 何故なら私たちには何もなくても真の信仰があり、真の愛があり、真の服従があり、真の血統があるからです。お父様はその日、全霊界と共にご覧になりながら、「この者たちよ!私の息子たちを見てみなさい」「これが私の実であり結果である」そのように誇らしく思われるお父様のまなざしと爆発的な愛を感じました。
 聖殿にいる全食口の胸に突き刺すように入ってこられ、数十名の食口たちはお父様が幻で現れた姿を見、涙に溢れて「アボジ、ありがとうございます。アボジ、ありがとうございます」と叫びました。驚くべき聖霊の役事に同参できた、恵みある天一国主人たちでした。お父様の恩恵、恩賜、恩寵を私たちは見て、経験し、同参しました。
 涙が止まらない説明できない胸が張り裂けるような瞬間だったのです。写真(亨進様と国進様お二人の目が腫れた写真)をご覧になればわかるでしょう。その行事が終わった後、園児たちが集う部屋に入り、カインとアベルは泣き腫らした目をして抱き合い、互いに背中をたたきながらまた涙を流しました。それは兄弟愛の天国でした。何故なら二つの心には一つの目的と一つの使命があるからです。
 お父様を捨てないで、しっかりと掴んでお父様に栄光をお返しする使命があるので、二つの心情がひとつになることによって、宇宙的な心情世界が爆発しました。兄弟たちが抱き合いながら涙に溢れながら「アボジ、ありがとうございます。アボジ、ありがとうございます」と言い合った恩恵、恩賜、恩寵のひとときを体験しました。(2015.9.9)

 宣布による勝利圏の保護

 ■お母様の失敗は、お父様ご存命期間中の真のご父母様としての勝利圏を侵害しません。お父様は復帰の過程で宣布をされることにより、サタンの侵入を防いでこられました。
 □史吉子先生:お父様は、たまにこのようなことをおっしゃいます。ノアがもし原理を知っていたら、次のように家族の前で宣布をしなければならなかったそうです。
 ノアは40日の洪水審判が終わった時に、家族を呼んで集めておいて、「お前たちは聞きなさい。私が今120年間苦労して、40日洪水審判に勝利したことを宣布するのであるから、お前たちの中でどんな過ちを犯しても、それは私が40日洪水審判を勝利したこととは、何ら関係がない」と宣布しなければならなかったのです。
 そうしていたら、たとえ家族の誰かがある犯罪行為を犯しても、40日洪水審判の勝利は侵入することができないので、復帰するにおいて、かなり蕩減条件が軽くなることができたのです。そんな宣布をせずに、40日洪水審判までもサタンに侵入されてしまいました。(中略)
 お父様が大会を通じて宣布をなさることは、神様に、「私はここまで勝利しました!」と報告を捧げることで、それはサタンにも、「私がここまで勝利したから、お前はこれ以上は侵入できない」という宣布にもなるそうです。(「原理に関するみ言の証」296頁〜)
 ■お父様は間近にご聖和をお控えになり、お母様及び幹部達に絶対服従を命じて誓わせ、それを最後の条件として、更に宣布をされながら、ご聖和ぎりぎりまでの勝利圏を封印していかれたのだと思います。
 「天地人真の父母定着実体み言宣布天宙大会を最終完成、完結することをお父様の前に奉献しますので、お受け取り下さい」とお祈りされた、4.14のラスベガス天和宮での「特別宣布式」がそれであり、7.16の清平平和ワールドセンターでの「アベル女性国連」創設大会は、その位置から崩れ落ちそうになるお母様を総裁にまで推戴し、渾身の力を振り絞られる、お父様最後の宣布となりました。そして、最後のご祈祷「全てを成した」により、真のご父母様としての一切の勝利圏を、サタンの侵入から保護されたのだと思います。
 基元節で王の位置を一旦、お母様に奪われてしまいましたが、真のご父母様の相続者として亨進様ヨナ様ご夫妻が立たれたので、その保護された勝利圏は、全て、亨進様ヨナ様ご夫妻に相続されたということになります。

 退会の理由

 ■お母様は2014年7月1日の講話で、「血統転換、私は母胎からなのです。皆さんはそれを信じなければいけません」と語られました。その意味は「私は無原罪で生まれました」ということであり、全く新しい概念の発表でした。新しいということをご自分で自覚しておられるからこそ、「皆さんはそれを信じなければいけません」と付け加えられました。私はこれを聞いて違和感を持ちましたが、教会には教理担当の専門家もいるのだから、この新しい概念に対し、否定する何らかの言及があるだろうと考えていました。
 ところが、そのようなこともなく日が過ぎ、2015年5月下旬から亨進様の説教をネットで視聴、あるいはその翻訳を読んで、お母様の無原罪発言の背後にある、驚くべき事情を知ることになりました。お母様の無原罪発言は海面上に現れた氷山の目に見えるごく一部分であり、亨進様はその下に潜んでいる大きな本体を、海水を干すようにして露わにされ、私の目に見せて下さいました。
 お母様はご自分が無原罪、すなわちメシヤであり、ご自分がお父様を救い、教会を成功させてきたというお考えだそうです。簡単に言えば「お母様あってのお父様」ということです。しかし、いったい教会員の誰が「お母様がメシヤである」というお考えに同意するでしょうか。「お母様あってのお父様」というお考えに同意するでしょうか。「お父様がメシヤであり、お父様あってのお母様」であることは教会員の常識であり、その学習とその理解こそが教会員であることの証明です。
 ですから、お母様を擁護する家庭連合本部の唯一の武装理論が、「お母様はお父様と完全一体である」これしかありません。「お母様はお父様と完全一体だから、そのご発言、そのご判断、そのご決定、全てはお父様の願いから出ています」ということを信じてもらうしかありません。どこまでも「お父様あってのお母様」なのです。「お父様あってのお母様」だからこそ、お一人であっても「ご父母様」という変な呼び方をするのです。
 それでは、お母様はお父様と本当に完全一体なのでしょうか。「お母様はご自分の無原罪発言をお父様の面前でなさることができたでしょうか」と問えば、その答えは自明です。お母様はお父様に「あなたも原罪を持って生まれてきたのでしょう」という質問はされたそうですが、ご自分が無原罪でメシヤであるという自己崇拝のお考えは、それを披瀝するならとんでもことになるので、用心深く秘密にしてこられたのです。お父様がその発言を容認される筈がありません。お父様と一体でないからこそ、お母様からその無原罪発言が出てくるのです。
 私は、お母様がご自分は無原罪であるという間違ったお考えをなされ、かつ、お母様は真のお父様と完全に一体であるという偽りを主張する世界平和統一家庭連合は、世界最高峰の真理を説く教会として、その資格を喪失してしまったと思います。

(※亨進様、ヨナ様、その他の発言及び発表は、ブログ「三代王権・真のお父様に帰ろう!サンクチュアリ教会」「Follow My Heart」「日本サンクチュアリ協会」「worldmissionhqのブログ」から引用しました。意味を通り易くするため、字句を変えた部分があります)
(※「カインとして勝利された国進様による戴冠式」を追加しました。2016.11.21)


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22 お父様、これ以降は心配しないで下さい(1/2)

■お母様は、お父様の聖和3周年記念式で、以下のように語られました。

□お母様:お父様、これ以降は心配しないで下さい。私達が必ずや責任完遂いたします。ですからお父様は、永遠なる本郷苑において、これまで孤独であった神様、天の父母様を慰労され、頌栄の対象として自由の身となられることを懇求いたします!(「世界家庭」2015.10/P.9)

■その後、宗総会長や徳野会長が、このお言葉を、ご自分の講話の中で、よく引き合いに出しておられました。徳野会長は以下のように述べておられます。

□徳野会長:このような言葉をお伝えしたいんだと、決断を込めて、私たちに吐露されました。私は、このお母様の、お父様に伝えたいというみ言は、とてつもないお母様の決断であり、また自負であり、責任感の強さであり、また自信の表れであると、このように確信した次第であります。

お母様はもうこれ以上、お父様に心情的な十字架を負わせたくない、自らが先頭を切って、地上のことは私が責任を持ちます。天の父母様だけ、お父様は侍って、慰めてさし上げて下さい。これは並大抵の、お母様の決意ではありません。命がけの覚悟を固めておられる、真のお母様の、覚悟の強さを痛感した次第であります。(第34回会長メッセージ26:15〜)

■徳野会長の、お母様のことなら何でも持ち上げたいという、お気持ちは分かりますが、「とてつもないお母様の決断」とか、「命がけの覚悟を固めておられる」とかは、お母様のこのお言葉が、お父様の獄中での祈祷に似ていることから、お父様のその時の極限状況とだぶらせてしまった結果の、過大評価ではないかと思います。

□お父様:私は血を吐く拷問の場で、何度も倒れながら、意識を全て失ってしまう場でも、「お父様、私をどうぞ救ってください」とは祈祷しませんでした。「お父様、心配しないでください。まだ死にませんでした。いまだに死にません。あなたにお約束した志操が、そして責任を持つべき使命が私にはあります。同情を受ける時ではありません」と、このような祈祷をしたのです。(「真の御父母様の生涯路程②」P.116)

日本の責任者3人

■お父様は、神様に対して「心配しないで下さい」と祈祷されましたが、お母様の「心配しないで下さい」というお言葉は、お父様に対してのものです。お父様は、人間の責任分担に干渉できない神様の立場をご存じであり、そのような神様を気遣われる祈祷でした。お母様の場合は、霊界から、いくらでも協助できる立場にいらっしゃるお父様に対するものであり、「お父様、お助け下さい」とお願いされて、何の問題もありません。また、霊界のお父様としても、いつでも助けたいという思いでいらっしゃることは、言うまでもないでしょう。

お母様の「心配しないで下さい」というお言葉は、「お父様とお母様は完全一体です」ということを前提にした場合、とても奇妙に感じられます。お父様とお母様の一体化の問題を考える時に、一方が霊人であるということから、片方の配偶者が聖和されたご夫婦で、霊界から夫もしくは妻が訪ねて来て、夫婦生活をするケースが、大変、参考になります。

笹本正樹宣教師は1980年にタンザニアで殉教され、1994年に功労賞を受賞された方です。家庭を出発して1ヶ月後に亡くなられました。そして、霊能者を通して笹本さんが出て来られ、奥様の知恵子さんがかわいそうで見ていられないので、再祝福を受けてもらいたいと、伝えて来られたそうです。知恵子さんは、再祝福を受けるお気持ちはありませんでしたが、霊界から言われて、再祝福の申込をされたそうです。以下は、その後の出来事です。

□笹本知恵子さん:韓国統一教会40周年記念で笹本が選ばれ、賞を授かりました。次の日、霊的に主人が来て、夫婦生活を体験いたしましたので、郭先生にハガキを出して、「再祝福の願いを取り下げます。40周年の賞を授かってから、主人が私の元を訪ねてくるようになったのです」とお伝えいたしました。郭先生はとても喜ばれて、いろいろなところで、私たちの証をされたとお聞きしました。(「愛苑」創刊号P.43)

■また、以下のような証もあります。

□窪谷喜江子さん:そうして三ヶ月がたった頃でした。いきなり布団の中に「がさっ」と何かが入った感じがしたと思ったら、私の身体の上に重みを感じたのです。はっきりとした感触があったので、「あっ、お父さんなのね?」と声をかけると「そうだよ」と答えたように感じました。私は夫に抱きしめられている感覚があったので、うれしくてたくさん泣きました。(「世界家庭」2015.7/P.69)

■このような体験をされた方は、配偶者がいつも側にいて、自分を見守ってくれているという実感を持っておられます。何かを問えば、霊界の妻がいつでも的確な答えをくれるという、男性の証もあります。

□浦山真之輔さん:聖和した相対者公代姉と、いつでも何処でも会話できるというのはありがたいことです。祝福家庭に天は、こういう恩恵を用意して下さっていたのだと、改めて感謝申し上げる次第です。公代姉と、いつでも会話できるだけでなく、いつでも接吻し、抱擁し合えることが分かりました。その時、互いの霊人体が溶け合うような心地よさです。(「愛苑」7号P.53〜)

■奥様を亡くした私の友人も、「実は夫婦生活するんですよ」と、彼自身、驚いたように、そして神妙な口調で、私に話してくれたことがあります。「完全」という基準は別にしても、少なくとも、夫婦が一体化しているかどうかを問う時、夫婦生活のあるなしを、一つの目安と考えてもよいと思います。

そして、そのような霊肉界にまたがる夫婦生活の経験を持つ夫婦であるなら、地上側の人間が、霊界の配偶者に対して、「これ以降は心配しないで下さい」というようなことは、言わないというのです。心配するといえば、いっしょに心配するのであり、苦労するといえば、いっしょに苦労するのです。そのような言葉は、一体化している夫婦の会話に、出てくる筈がないのです。

ですから、お母様は、お父様との間に夫婦関係がなく、また、お父様に、すぐ側で見守られているという実感もなく、問えばすぐに答えてもらえるという体験もない、ということが分かります。「お父様とお母様は完全一体です」というのは、取り巻き連中が作り出した、虚構に過ぎません。

■お母様はどのようにして、この地上での責任を完遂して行かれるのかといえば、当然ながら、「真の父母」としてです。この場合、「真の父母」とは、お父様とお母様のお二人による父母ということです。

しかし、「お父様、これ以降は心配しないで下さい。私達が必ずや責任完遂いたします」というお母様のお言葉には、「お父様は必要ありません。私だけで責任完遂できます」という言外の意味が含まれています。お母様は、お父様無しで、どのようにして責任遂行して行かれるのでしょうか。

教会において、責任者が聖酒式の主礼を務める時に、夫人がどうしても欠席する場合には、責任者が夫人の写真を首から提げて、夫人同参の意味を持たせます。一教会の責任者でさえ、写真を使ってでも、真の父母の代身という形を整えて、行事に臨む心構えがあるというのに、肝心のお母様ご自身が、人類救済の責任遂行にあたり、お父様が必要ないとは、一体どういうことなのでしょうか。亨進様は以下のように語られました。

□文亨進様:「私がメシヤだ」「私がお父様を救った」「私が純潔であり、お父様を救ったのだ」ここから現在の「独生女」発言があり、今、お母様はメシヤ、神になろうとしています。(2015.5.10)

■お母様にとってお父様とは、お母様によって救われた方という認識です。また、ご自分が「神」だというのです。お母様にとってお父様は、人類救済の為の真の父でもなく、必要欠くべからざるパートナーでさえないのです。お母様は「独生女」おひとりで、責任完遂できると考えておられるのです。

ですから、お母様に、お父様との一体化は必要ありません。皮肉なことに、お母様にとって、「お父様とお母様は完全一体です」は、初めから必要のない概念なのであり、むしろ、余計で、迷惑な概念であるとさえ言えるでしょう。


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21 ヤコブの知恵で亡んだ家庭連合

■徳野会長は、お父様とお母様は完全に一体であると何度も語っておられます。また、家庭連合は、「真のお母様は、真のお父様と一体となっていない」という批判への応答として、「これらのことを踏まえて考えると、お父様とお母様は、完全一体となっておられるのです」(「世界家庭」2016.2/P.97〜)と正式に答えています。

しかし、お母様が、ご自分が無原罪の独生女であると語っておられること自体が、お父様の教えに完全に反するものであることは、あまりにも明らかなことです。これは私が言わなくても、徳野会長はじめ、家庭連合の責任者達にも、初めからよく分かっていることです。

もし、本当のことを言ってしまえば、世界的な基盤を築いた家庭連合が崩壊し、同時に自分達の生活基盤も失うことになるので、「お父様とお母様は完全一体です」という嘘をついて、組織を維持しようという方針を決定したのだと思います。善の目的成就の為には嘘も許されるという、ヤコブの知恵です。目的が善であり、神様がそれを願っているとの確信により、嘘をつくことからくる良心の呵責から、完全フリーになります。

その方針決定に係わる人間は、日本なら数名だと思います。その人達が口に出して話し合い、そのように決定したのか、あるいは、口には出さないけども、あうんの呼吸で、そのような方向になったのかまでは、私には分かりませんが、結論は「お父様とお母様は完全一体であると言い切る」、これです。

教会でヤコブの知恵と言えば、個人実績を立てる為の個人の嘘であり、だます相手は外部の人間です。ところが今回だけは、家庭連合まるごと、その存否をかけた、後にも先にもない最大規模のヤコブの知恵であり、だます相手は内部の全教会員です。

■私は昔、訪問販売の仕事をしたことがあります。扱ったのが高額商品でしたから、順調に話が運んでも、最終局面でお客様が購入をためらう時があったりします。ここでどのようにクロージングするかが、優秀な営業マンであるか、そうでないかの分かれ目になります。扱う商品が健康食品であるなら、「絶対に健康になります!」、子供向けの学習機材であるなら、「絶対成績が伸びます!」と、一点の曇りなく、何度も言い切ることが必要です。

個人の体質の問題もあるから、万が一効かないこともあるよねとか、子供にもいろいろいるから、必ずしも成績伸びるとは言えないよね、とかのためらいが、わずかでもあれば失敗します。徳野会長の、「お父様とお母様は完全一体です」と断言する口調こそ、まさにプロフェッショナルクロージングのそれです。私には分かります。何のためらいもなく、言い切っておられます。

■これも、昔のことになりますが、私は、徳野会長が原研の東北地区の責任者であった時、仙台地方の大学生を束ねる経済復帰部隊の隊長を務めたことがあります。夏期及び冬期の長期休暇を利用して、学生達を5班に編成し、お茶とかの訪問販売をします。各班はハイエースのようなバンに乗り込んで移動します。隊長はある拠点で、時間ごとに学生達から電話によって、売り上げの報告を受けます。夜になると、それを集計し、個人と班ごとの実績を、東京の本部に伝えます。

本部には日本全国で稼働する各部隊から同様の実績が報告され、それを元に全国の個人、班、部隊の実績順位が算出されて、その結果が出次第、各部隊にフィードバックされます。そして、各部隊では、各班のキャプテンでもあるドライバーが夜の内に、隊長に電話するようになっていますので、その時にそれを伝えます。翌朝、キャプテンは、班員にこの全国順位を伝えます。

すなわち、翌朝には全員が、前日の個人と班と部隊の全国順位を知ることになり、これをもって、隊長は管轄下の学生達に、新しい一日を頑張るよう、激励叱咤するという仕組みになっていました。繰り返しランキング上位を占める個人と班と部隊は、畏敬の念と共に、全国的にその名前が知られることになります。

■部隊が出発して間もない頃、私の拠点に徳野会長が訪ねて来られました。実績はどうなっているかということで、班ごとにまとめた実績表や全国順位を示して説明しました。私の部隊は5班編制の内、4つは定員を満たしていましたが、ひとつが人数が少なく、中途半端な編成でした。そこで、徳野会長の頭にある策略が浮かび、私に指示されました。

中途半端な班を報告せず、その班員の実績を全体に加算せよ、ということでした。そうすると、班数は4つとなり、人数も減って、実績平均値がアップし、その分、全国順位がたちどころに上がります。このようにして、「澤田隊」は全国に名を馳せるようになりました。徳野会長としては、自分の地区の部隊が全国を刺激し、引っ張っているということから、注目を集めることになります。

これは、損する人は誰もいません。誰かが高い実績を出したとなれば、それに負けるものかという若者の競争心を刺激して、全体の売り上げ増に貢献するわけですから、悪い事ではないな。私は入教早々、既に、ヤコブの知恵の洗礼を受けていましたので、いや、むしろ良いことでさえあるかも知れないと考え、「澤田隊はすごい!」という、不当な称賛を、どのように受け流すかという、若干の葛藤をこらえれば、それで済むことでした。

■この全国的な仕組みを影で支える、女性の巡回師という存在がありました。それは、何百人という若者が毎日動いている中には、様々に感動的な出来事があり、また心配なこともあるのですが、感動的な証を拾っては、それを全体に伝えて刺激し、売り上げに貢献するという側面が大きいものでした。

ある時、その巡回師が、「澤田隊」の評判がいいものですから、現場ではどのような動きをし、またどんな感動的な証があるのだろうかと、訪問の連絡を寄越されて、それを聞き取る以前から、ある種、高揚状態で、東北の私の拠点を訪ねて来られました。さて、私としては、期待に満ちた声を部屋の外に聞き、未知の感動に興奮気味の巡回師を部屋に迎えると、言葉少なく無表情に、班ごとの実績表を示し、1班だけ報告していません、徳野会長の指示なんですとだけ伝えました。

何時間も列車に乗ってたどり着いてみたら、あまりにもあっけない真実の前に、声もなく、そのまま沈黙が続きました。どのように、その方を見送ったのか覚えていません。私にとってたぶん人生初、私の虚像が静かに壊れていく、少しみじめな気持ちを味わいました。徳野会長にまつわる、私の遠い思い出です。

■徳野会長は、これ以降も、責任者としてのいろいろな立場を歴任されながら、ヤコブの知恵発動指令を出される機会も多かったでしょう。現場では、多くの場合、具体例を示して、こう言って使いなさいと指導するわけですから、ご自分での使用に関しても、練達の域にあると見て差し支えないと思います。徳野会長が、「お父様とお母様は完全一体です」と言い切る声の響きが、プロフェッショナルクロージング、そのような達人のものなのです。

「お父様とお母様は完全一体です」と言われれば、お母様がどうであれ、お父様ゆえにお母様を信じます。教会員は徳野会長の力強く響く、その言葉を信じて疑うことがなく、結果的には全員が、祝福家庭の資格を喪失することになりました。ヤコブの知恵で数々の難局を乗り切って来たはずの家庭連合でしたが、責任者が、組織を守る為にと思って、良心の呵責なく教会員をだましたヤコブの知恵。それにより、とうとう最後に、自らを完全に亡ぼしてしまいました。


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20 ケンカする二人は完全一体化しているか

■徳野会長はお母様の立場を擁護する為に、お父様を極端であるとか、非常識であるとか、否定的ニュアンスで表現しています。しかし、お父様とお母様が本当に完全一体であるのなら、一方を上げ、一方を下げるということはあり得ません。一方を上げるのならもう一方も上げなければなりませんし、一方を下げるのなら、もう一方も下げなければなりません。お母様を上げる為にお父様を下げざるを得ないということは、お二人が完全な一体ではないということの証明になっています。

家庭連合の全国責任者会議で、本部方針に反対してケンカ(言い争い)する責任者がいたら、徳野会長は、その人が本部と完全一体化しているとは考えないでしょう。それが何回か続けば、その人は左遷か解雇になるでしょう。他人同士であろうが夫婦であろうが、言い争いという現象は、考えの違いから生じます。その考えの違いの更に奥には、心(心情)の違いがあると見るのが原理の考え方です。すなわち、目に見える現象は、目に見えない本質がそのごとくに現れたものだということです。ケンカをする二人に深い夫婦の心情世界というものがあって、そこでは完全一体化しているという論理はナンセンスです。

□お父様:安州と韓氏族を自慢するな。それをしたら真の母になれない。お母様は妖怪のように自分の道を行っている。お父様と同じ道を進んでいない。(2012.1.19)

■お父様から、霊人体が地球を何回転もするような怒り方をされた韓国人幹部でさえ、妖怪とまでは言われなかったのではないでしょうか。お父様から妖怪と言われたお母様が、お父様と完全一体であると、どうして言い切ることができるのでしょうか。それは嘘をついているのです。

お母様は「血統転換、私は母胎からなのです」(2014.7.1)と語られました。これに対して、教会成長研究院(家庭連合)は以下のように説明しています。

□教会成長研究院:『原理講論』には、人間始祖の犯した「霊的堕落」と「肉的堕落」の〝両方の罪〟を指して「原罪」というと定義されています。この「原罪」の定義に当てはめてみると、真のお母様になるように予定されて生まれられた女性は、長成期完成級における、エバの犯した「霊的堕落のみ」の問題が問われており、完成したアダムがエバを再創造するという「霊的堕落のみの時の救済摂理」(『原理講論』111ページ)を担当する女性であるがゆえに、お母様は「無原罪である」と言えるのです。

■お母様がお考えの「無原罪」は、そんな中途半端な「無原罪である」ではありません。そもそも「無原罪」とは言っておられません。「血統転換、私は母胎からなのです」と言われました。人間の血統は、神様からか、サタンからか、そのいずれかであることは、完全な二者択一問題として、議論の余地はありません。

「血統転換、私は母胎からなのです」ということは、お母様は生まれながらに神様の血統であるということです。神様の血統なら、「霊的堕落」も「肉的堕落」も、両方とも、全く関係のない話です。ですから「霊的堕落」と「肉的堕落」に分けてお母様の無原罪を論じる家庭連合の手法は、初めから破綻しています。

■お母様が、ご自分は「血統転換、私は母胎からなのです」とお考えになるようになった原因は、「六マリア」問題にあると、文亨進様は指摘されました。

□文亨進様:ある日ご父母様が暖炉の前で座っておられて話されておられました。お母様はお父様に「あなたも原罪を持って生まれて来たのでしょう」と言われました。お父様はただ唖然とされ驚かれました。お父様はお母様に「離婚するぞ」と言われました。(2015.3.15)

□文亨進様:考えてみて下さい。他に説明がありますか。誰も説明できないでしょう。六マリアとは何だったのか全く分からないでしょう。むしろ話さないようにして来た。説明できないのです。唯一の説明は、現指導部が最近言い始めた、「お父様は肉体的な弱さを持っておられ、いくつか過ちを犯された。それを真のお母様が救済された」というものです。皆さんにはお分かりではないでしょうが、このことが現在のお母様の問題の核心、根本、根源です。

お母様がお父様に嫁がれた時、お父様はお母様に六マリアについて、はっきりと説明されました。そして、お母様はこの路程を歩むことに同意されたのです。しかし、時の流れとともに数十年が経過するうち、お母様の中で別種の考えに変化して行きました。それは何でしょう。「私がメシヤだ」「私がお父様を救った」「私が純潔であり、お父様を救ったのだ」ここから現在の「独生女」発言があり、今、お母様はメシヤ、神になろうとしています。(2015.5.10)

■お母様が、ご自分が無原罪であるとお考えになった最大の動機は「お父様には原罪がある」という発想です。家庭連合が、お母様の無原罪性を擁護するのなら、必然的に「お父様には原罪がある」という、お母様のお考えも擁護することになります。家庭連合はこのことを十分に検討したのでしょうか。

お母様が、「血統転換、私は母胎からなのです」と語られた時、家庭連合はその真意を確認する為に、お母様にインタビューするべきでした。上の亨進様の指摘を確認するべきでした。もし、お母様が本当にお父様の無原罪性を信じておられないということが分かったのなら、お父様とお母様は完全に一体化されているという主張はできなかったでしょうし、お母様の無原罪性を擁護することもできなかったでしょう。

家庭連合はお父様の無原罪性について問われたらどう答えるのでしょうか。まさか、原罪有りと答える筈はありません。では無原罪であると答えるのでしょうか。もし、お父様は無原罪であると答えるなら、それはお母様のお考えに真正面から反対することになります。現在のお母様の内的な存立基盤を、根底から覆すことになります。すなわち、現在のお母様は、お父様と根本的に両立できない状態にあるのです。

お母様がお父様の証を一切されないのも、そのことの表れです。お父様を証して行けば、結局のところ、お父様が亨進様を後継者に定められたということを、証さなくてはならなくなります。最終的には、お父様がご自分をサタン呼ばわりされたことを、証さなくてはならなくなります。そのようなお母様を、お父様と完全一体化されているとして擁護する家庭連合は、反お父様であり、反キリストです。


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■ プロフィール

澤田地平

Author:澤田地平
1953年長崎県生まれ
6000家庭
サンクチュアリ江戸川教会教会長
携帯:080-3272-0026
e-mail:swdsw5@yahoo.co.jp
日曜礼拝参加ご希望の方は
上記までご連絡下さい
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